重曹:基本的な使い方
3つの使い方
「粉」のままで使う <ふりかける・磨く>
直接ふりかけたり、湿らせた布やスポンジにとったり、適当な器に盛ったりして使う
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「重曹水」を作って使う <スプレー・かける・つけおき>
基本の重曹水の作り方 水200mlに対し、小さじ1が目安
濃度8%以上は溶けないので、その範囲内で加減します。溶かす量が多いとスプレーボトルの目詰まりの原因になります。目詰まりしたときは、ビネガーのスプレーヘッドと取り替えて詰まった重曹を中和します。 |
「重曹ペースト」にして使う <ぬる・磨く>
基本のペーストの作り方 重曹に少しずつ水を加えて湿らせ、ペースト状にしていく
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3つのコツ(温度、濃度、時間)
汚れがうまく落ちないときは、「温度と濃度、時間」を上手に使いましょう。温度・濃度
化学反応は、温度が高いほど、そして濃度が濃いほど、効率よく進みます。汚れ落ちが悪いなというときには、つけおきの水をお湯にしたり、薄い重曹水をペーストにしたりと、温度・濃度を加減してみましょう。時間
エコ掃除は自然の化学反応を利用する掃除。海がいつの間にか穏やかに汚れをほどいてしまうように、つけおきしたり、ペーストをぬったりしてほんの少し待つ。私たちも汚れを受け止め、待つ時間を味方につけましょう。
例:
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重曹と他のアイテムの組み合わせ方
汚れがひどい場合は石けんと組み合わせて使いましょう。重曹でお掃除、ビネガーでリンス(重曹だけだと、重曹が白く析出してくるので、ビネガーで中和しましょう)。
いろいろ試してみて、その汚れにあった落とし方を見つけてください。
注意事項
- 古く傷のあるアルミ製品に重曹を使うと黒ずんだり、重曹水で白木をふくと水のシミができることもあります
- ベーキングパウダーは重曹に粉末の酸を混ぜた、重曹とは別の製品です
- 畳に使用するとい草が変色しますので使用はさけましょう
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