ハーブ:エッセンシャルオイル・ドライハーブ・生ハーブ
エッセンシャルオイルは、植物の有効成分を高濃度に含有した揮発性の芳香物質です。 ドライハーブは植物をそのまま乾燥させたもので、生ハーブは新鮮な植物そのままのことです。知っておきたいこと ?3つの働き?
1環境への働き
精油とハーブのほとんどすべてに、植物の身を守ってきた抗菌作用のある成分が含まれます。中にはラベンダーやティートゥリーなど、少量でカビやウイルスに対しても強い効果を持つものもあります。2心への働き
精油とハーブの香りをかぐことで、ストレスや不安がやわらいだり、気分がすっきりしたり、よく眠れたりといった、さまざまな効果があります。3体への働き
植物の種類によって、さまざまな効果があります。たとえば小さな傷や炎症をなるべく自然に治したいとき、ラベンダー・アングスティフォリアを塗ってみましょう。痛みや炎症をおさえる成分が入っています。精油は薬ではありませんが、一冊、本を読んで勉強し、使いこなせると心強いアイテムです。まずほじめに準備しよう!
どこで買えるの?
ハーブの専門ショップや自然雑貨のお店、大きめのホームセンターや百貨店などで。生協や自然食品の宅配、ネットの通販などで手に入れることもできます。 CPPプラネットショップでもお求めになれます。選び方
ハーブを購入する際にはそのもとになる植物が無農薬栽培、または有機栽培されたものを選びましょう。身体に直接働きかけるものですので、いい品質のものにはそれなりの効果があります。ハーブティーなども利用できます。
はじめに揃えたいエッセンシャルオイル
ラベンダー・アングスティフォリア(真正ラベンダーともいう)ラベンダー・スーパー(ラバンジンともいう)
ティートゥリー
レモン
次に揃えるなら、
オレンジ・スイート
グレープフルーツ
ゼラニウム・エジプト
ペパーミント
ユーカリ・ラディアータ
ラヴィンツァラ
ローズ・ウッド
ローズマリー
基本的な使い方
エッセンシャルオイル
重曹やビネガー、液体石けん、アルコールなどの素材に混ぜます。ドライハーブ
重曹に混ぜたり、ビネガーにつけてハーブビネガーに。生ハーブ
そのままお部屋に吊るしたり、ハーブティーにしたり。もちろん、ハーブビネガーにも使えます。注意事項
エッセンシャルオイル(精油)の注意事項
- 純粋な精油を使用してください
- ラベンダーとティートゥリー以外の原液は、直接肌につけないでください
- 精油の分量を守ってください。(多ければよく効くというものではありません。少なくてもちゃんと効果はあり、多量に使用すると逆に体への害になるおそれがあります)
- 肌が敏感な場合はめやすよりも量を少なめに使用してください
- 精油は口と目に入らないよう取り扱ってください
- 妊娠中3カ月以内の場合は、使用をさけてください。 中期以降の場合は、分量を減らして使ってください
- 既往症(てんかんなど)をお持ちの場合は、医者とご相談のうえ、使用ください
- 柑橘類の精油(マンダリン、レモン、グレープフルーツ、オレンジ、ベルガモット)は、皮膚についたまま日光を浴びるとシミができることがあります
- まれにエッセンシャルオイル自体にアレルギーがある方がいますので、使用前にはパッチテストをし、 湿疹などが出るようでしたら使用を中止してください
- お子さんの手の届かない冷暗所に立てて保管し、酸化防止のためしっかりと蓋を閉め、早めに使い切りましょう。
- 容器は、ガラスや陶器を使用してください。精油はプラスチックを溶かしたり変形させたりする特徴がありますので、避けた方がいいでしょう
- 精油の効果や作用には個人差があります。使用に関しては、各個人の責任において十分注意してください。精油の使用において、いかなる場合についても当サイトが責任賠償を負うことはできません
- ペットへの使用は避けてください。
赤ちゃんや幼児には
赤ちゃんのいる家庭向けの精油リストです。どんなハーブもごく少量から使い始め、自分の目で注意して使ってください。生やドライのハーブは、オイルほど高濃度ではないので、あまり神経質にならなくても大丈夫ですが、おおむねリストに準じて考えれば、ママが使いやすいハーブのよいめやすになるでしょう。- 妊娠初期の人と生後3カ月未満の赤ちゃんがいる家庭
精油の使用はさけてください - 生後3カ月?2歳以下の赤ちゃんがいる家庭
植物性オイルのみか、カモミール・ローマン、ラベンダー・アングスティフォリア、ラベンダー・スーパー、マンダリン、ティーツリー、ローズ、ラベンサラをごく少量 - 2?5歳のお子さんがいる家庭
カモミール・ローマン、ラベンダー・アングスティフォリア、ラベンダー・スーパー、マンダリン、ティーツリー、ローズ、レモン、グレープフルーツ、ラベンサラ(※ペパーミントは3歳以下のお子さんのいる家庭では使用をさけてください。かなりの刺激になることがあります)
精油の入った瓶は子供の手の届かないところに保管し、添加する量を守りましょう。
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