布ナプ生活のススメ 「布ナプキンってなに?」
毎月ある月経に布ナプキンを使うこと。 布ナプキンを売るネットショップや、お店も増えて、だいぶ知名度が上がってきましたね。 私たちクリーン・プラネット・プロジェクト(以下CPP)でも布ナプキンを扱うようになってから、7年が経ちました。(2015年3月現在) 私たちの経験が、皆さまの布ナプ生活をはじめるor快適にするヒントになればと思います。
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気持ちがいいんです。 紙ナプキン(といっても不織布は石油系の素材からできています)はとても便利。 薄くて、使ったら捨てればいい。 でも、「布ナプキンを使い始めたら、紙ナプキンに戻れなくなってしまったの。」 とおっしゃる方、本当に多いんです。もしかしたら、全員かも。 もちろん、身体にも地球にも優しい布ナプキンですが、やっぱり使い心地がいいのが一番の理由です。 |
「布ナプキン、買おうかな・・・。でも枚数も入りそうだし、一度に買うと結構お金もかかるし、続くかどうかわからないし・・・。」 結構、こう思っている方多いのではないでしょうか。 「布ナプキンは買わなくても試すことはできます(^^)」 薄手の肌触りのよいタオルハンカチを折りたためばもうそれが布ナプキンです。 生理が始まりそうな時や、軽くなった時、またはおりもの用として一度試してみましょう。 布の感触が暖かく、体に優しく沿ってくれるのがわかると思います。 折り返して使うことができるので、軽い日だったらトイレのたびに取り替えなくても大丈夫なのです。 結構1枚で何通りも折りたためるものなんですよ。 使う日数を増やそうと思ったら、大きさや厚さの異なったものを何枚か用意しましょう。 その時の経血の量によって、大きいものの中に小さいものを挟んだりして厚さを調整して自分にあったパターンを見つけてください。 |
布ナプキン。最初はなんで始めようと思ったか。それは5年くらい前のことです。 しばらく通っていなかった整体の先生のブログを見ていると“布ナプキン・スタート講座”のお知らせが。 講座は終わってしまった後だったけれど、久しぶりにその整体を訪れて布ナプキンのスターターセットを購入しました。 白うさぎの布ナプキン 大・中・小、各3枚とホルダー1枚、浸けておくためのホーローのポット、セスキ炭酸ソーダの小さい袋1つで6000円くらいだったと思います。 その頃、まだ私の住んでいた地域には布ナプキンの専門店のようなところはなくインターネットくらいしか入手する方法はありませんでした。 紙ナプキンを使っていたころ嫌だったのが肌のかぶれ。 その頃はウォシュレットを使っていたのでお尻に残っていた水分と一緒になってますますヒリヒリ、ムレムレ。そして使った後のナプキンの発するニオイでトイレが憂鬱な空間に。 生理痛もひどく生理期間は私にとって不快度Maxでした。 それが布ナプキンにしてからはまずは肌のかぶれがなくなって。 そしてトイレを憂鬱空間にしていた汚物入れが必要なくなって。 そうすると生理痛も生理のストレスも少しずつどこかへ行ってしまいました。 そして、毎月の生理の状態を自分でチェックしようという気持ちになってきました。 (紙ナプキンの時は使用済みのナプキンなんてまじまじと見ようとも思わなかったのに!) その月の生活状態によって経血の落ち具合が違うんです。 「今月はちょっと外食が多くて、油っこい物を食べすぎたかな〜」とか。 「今月は鮮やかな鮮血に近い!なんだか健康に過ごせている感じがするっ!!」 など自分の体の声が聞けるようになっていったように思います。 でも、最初は恐る恐るでした。 「外でもれたらどうしよう」 「寝てる間にもれたらどうしよう」 紙ナプキンをしてその上に布ナプキンを重ねるなんてこともしょっちゅう。 なんだかモコモコしながら過ごしていました。 でも不思議と経血は布部分までで止まってくれるんですね。 布ナプキンを便器の中に落としてしまうことも何度かありました。 外出中はビニール袋は使用済のナプキンを入れるのにも必要だし、いざという時にも役にたちます。 でも昔ながらのポットントイレに落としてしまった時には泣く泣くサヨウナラした思い出もあります。 布ナプキンを使い続ける事で生理痛も和らいでいったし、生理の期間も短くなっていきました。 不快感を取ることだけで始めた布ナプキンでしたが、紙ナプキンと冷えの関係や経皮毒などちょっと怖いけどホントの話も後に知ることとなるのです。 そして!その5年前の布ナプキンさんたち今でも健在です。 わたしと毎月毎月、5年間を共に過ごしてしてくれてありがとう。これからもよろしくね。 |