その他:植物性オイル
植物オイルとは
オリーブやナッツから採れる植物オイル。ワックスがけやお肌に使うときにはこの植物オイルが欠かせません。知っておきたいこと
植物から抽出した100%天然のオイルといっても、原料の植物の種類によって、サラッとしたものからトロリとしたもの、固形のものまで、いろんなテクスチャーがあります。まずはじめに準備しよう
どこで買えるの?
化粧用グレードのオイルをハーブの専門ショップや自然雑貨のお店、ネットの通販などで。購入する際にはそのもとになる植物が無農薬栽培、または有機栽培されたものを選びましょう。身体に直接つけるものですので、いい品質のものにはそれなりの効果があります。不純物が肌への刺激になることがあるので、食用グレードはおすすめしません。
使いやすいオイルの種類
●ホホバオイル
すべての肌質に。南アメリカ原産のホホバの木の種からとれるオイル。酸化しにくく、栄養分に富み、ワックス成分を含んでいます。自然のUVカット成分もあるので日焼けを防ぐのにもおすすめ。サラッとした使い心地で肌に浸透しやすく、しかもつけたあとはしっとり。はじめてでも使いやすいオイル。プラネットショップでお求めになれます
●スイートアーモンドオイル
普通肌から乾燥肌に。スイートアーモンドの種からとれるオイル。少し粘りがあります。ビタミンEやタンパク質など、豊富な栄養分を含み、赤ちゃんから大人まで、どんな人にも使いやすい。軽くマイルドなオイルですが、ナッツアレルギーがある場合はさけてください。●マカデミアナッツオイル
普通肌から乾燥肌に。オーストラリア原産のマカデミアの実からとれるオイル。ビタミンA、B、Eを含み、酸化しにくく、お肌をやわらかくする働きが強い。敏感肌や老化肌にも使いやすく、日焼けなどでかるい炎症をおこしているときにも、おだやかな鎮静作用と保護作用があります。プラネットショップでお求めになれます
●グレープシードオイル
脂性肌、混合肌、敏感肌に。ぶどうの種からとれるオイル。アレルギー性が低いため、刺激に弱い肌にも向いています。かるくてさっぱりとした使い心地。ほぼ無臭でよく伸びるため、そのままマッサージしたり、アロママッサージに使いやすい。ビタミンEを豊富に含み、比較的酸化しにくいオイルです。●オリーブオイル
普通肌から乾燥肌に。地中海原産のオリーブの種からとれるオイル。ビタミンEが豊富で、古くから髪や肌によいオイルとして知られ、食用や医療用にも使われます。人間の皮脂に近い組成を持っているのでなじみやすく、また、紫外線をよく吸収するので日焼けなどから肌を守ります。非常にしっとり感あり。●ミツロウ 精製タイプ 未精製タイプ
クリームやローションの材料に使う、ミツバチの巣からとった固形のワックス。植物性オイルと一緒に湯煎するとスッと溶け、冷めると固まり、自然な乳化剤の役割を果たします。精製されたものは刺激の心配がないので赤ちゃんケアに安心。未精製のものは、ほのかに甘い香りではちみつやプロポリスを含む。プラネットショップでお求めになれます
●ココアバター
普通肌から乾燥肌に。アフリカ原産のカカオ豆の種子からとれるバター。常温で固体ですが、てのひらで温めるとスッと溶けます。お肌を乾燥から守る効果が強く、リップクリーム、ハンドクリームなどを作るのにもかかせないオイルです。ただし、ナッツアレルギーの場合はさけてください。基本的な使い方
もっとも簡単な活用法は、肌質や使い心地に合わせてオイルを選び、そのまま保湿に使うこと。精油をうすめて塗布やマッサージを行うベースにもなります。
慣れてきたら、いくつかのオイルを組み合わせて、手作りのローションやクリームなどにお好みのしっとり感を与えましょう。
どのオイルの場合も、できるだけ新鮮なものを使うのがポイント。開封後は冷暗所で保管し、早めに使い切りましょう。
注意事項
必ず製品の裏にある成分表示で純度や添加物を確認してください。なお、ベビーオイルは肌に吸収されない鉱物油を含むため、キャリアオイルとしては使えません。
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