重曹に関する疑問

お洗濯には重曹よりもセスキ炭酸ソーダの方が効果が高いのでは?

セスキ炭酸ソーダは重曹よりもアルカリ度が高く、汚れに与えるとその場で中和分解の効果が見えるという意味で、重曹よりも便利に感じる場合もあるでしょう。
しかし、原点に立ち返って考えたいことは、重曹お洗濯はわたしたちが健康でいられる、体に備わった自然の浄化の仕組みをまねする洗濯方法だということです。アルカリによる効率的な汚れ落としの方法を追求することとは、少しニュアンスが違います。
体内環境のバランスをとっているのは、セスキ炭酸ソーダではなく、重曹です。重曹が今この一瞬もわたしたちの体の中で行っているように、ひとときも休まず穏やかに、汚れたらその場できれいにし続ける、そういう浄化のしかたが生命の仕組みなのです。こういったことを日々の生活の中で体得していけるのが、重曹お洗濯の最もおもしろいところです。
いったん重曹によるこの地球のベーシックな浄化の原理を理解した後、重曹に似た、しかし重曹よりも強いアルカリ塩として補足的にセスキ炭酸ソーダを使ってみるほうが、地球の理にかなった洗濯がより上手にできるようになるではないかと考えます。(「重曹でお洗濯!」より抜粋)