寒天ブームの陰で泣く・・・(2010.1.18)

先日から、困った状況に陥っている・・・・
数年前から、寒天を常食している我が家・・・・
どうやら、この正月に、またまたテレビ番組で、ダイエットにいいという放送が流れたらしい・・
で、スーパーから一気になくなってしまいました!
とうとう、ネットででも頼まなければ、手に入らない状況に・・・・
そんなにバンバン売れるものでもないでしょうから、大量にスーパーにあるわけでもなく・・・・・あっという間に棚は空になっていました。
どこのスーパーでも、ちょこっと置いてくれてて、時々買う人がいるよって商品だものなぁ・・・・
近くのスーパーのものは、品質がいいものだったので、密かにお気に入りだったんだけど・・・・
手に入らない・・・じゃあ仕方ない。
ご飯に入れて炊く、ということ以外に、ようやく使いこなせてきたというのに・・・
でも、流行はするけれど、飽きっぽい国民性から考えると、1ヶ月もすれば戻ってくるのかな・・・?
寒天・・・・欲しい時にないなんて・・・・・

1月17日という日・・・(2010.1.17)

休日なのに、早朝に目が覚めてしまったので、洗濯をしながら、テレビをつける・・・・
やはり、神戸の状況が映った・・・・
特別な日であり、悲しい日であり、何か絆が生まれた日でもある・・・
死ななくてもいい人が亡くなり、政府は何もせずに、個人の支援も統括的には行われず、助けの手の届かなかった人たちもいた・・・そんな日だった。
雅子様は、体調が悪くても、このイベントごとだけには参加をするのだ、と、無理を押しての公務をされたらしい・・・
この阪神淡路大震災がどんな意味を持つのかを、きっとよく理解しているのだ。
15年経とうと、癒えない心の傷を背負っている人もたくさんいる。
命が助かっても、愛する人や、思い出の詰まった家・・・そんなものを全て亡くしてしまった人だっているのだ。
今、私が全てを失ったら、どうだろう・・・・・・?
皆さんはどうですか・・・?

想像もできないけれど、一昨年、愛犬1匹がなくなっても、1年以上立ち直るのに時間がかかったのだ・・・・家族や持ち物全てを無くしてしまったら・・・・?
心が壊れてしまうかもしれない。

「・・・・黙祷・・・・」

テレビの言葉に従って、目を瞑る。

生きていること、仕事できること、家族でご飯を食べること・・・・それら全てが、かけがえのない奇跡で、あり得ないほどの贅沢なのだ、と皆が理解すれば、この国はもっともっと住みやすいいい国になるのじゃないか、と思う。

普段は忙しくて忘れているけれど、せめて今日1日は、色々な人や物の存在の意味を考えようと思う。そのための日で、そのためのきっかけと呼ぶには、あまりに残酷な出来事だけれど・・・・それでも、考えることを忘れずに、苦しくても一歩ずつ前進していけば、振り向いたところに、必ず道はできていて、生きていたことの証が刻まれているはずなのです。
今年も京阪神には何度か行く予定・・・・
息子と同い年の大きな傷を、今も抱えている神戸という場所は、私にとって特別・・・
心して行こう、と、ささやかに決めました。
あの町を、私は第二の故郷として、今もとても好きなのです。

重曹(温)水の湯たんぽ(2010.1.16)

連日の寒さから、某衣類メーカーのお安いヒートテックが、昼間、放せないのと同様、夜に湯たんぽが欠かせなくなった我が家なのでした・・・
ミニ湯たんぽなので、約600ccのお湯が入る・・・・
ふっかふかのカバーも肌触りがいいので、負担がない。
必ず、小さじ1杯ほどの重曹を入れてからお湯を注ぎ、毎晩使っている・・・
去年からもう、ずっと・・・
朝には、その湯たんぽの中の重曹(温)水を洗濯機に入れたり、凍っている日は車のガラスにかけたり、雑草の生えそうな玄関周りに撒いたり・・・・
なにせ、無駄のない一品!最後まで働くのです。

私用の湯たんぽ、1個だけは、朝お湯を出すが早いか、またすぐに熱湯を入れてソファに置かれている・・・・ハーフケットにくるりと巻かれて・・・・
朝の掃除をする時、私は窓と言う窓を開け、風通しをよくしてから始めないと気がすまない!!
だから、あまりにも強風の日はそっと拭き掃除だけになるのだけどね・・・・・(^_^;)
冷たくなった手を時々ソファの湯たんぽに暖めてもらいながら、家事を進めていくのが、この「寒」の時期前後のお約束となった・・・・
寝室は、オイルヒーターと、この湯たんぽで万全なのだ。
空気は乾かないし、ほっこりあったかいし・・・・
ハイチでは、未だに救出されず、誇りっぽく、余震に怯えながら路上で寝てる人も大勢・・・・
気持ちよく、快適に眠る・・・・たったそれだけのことが、実はものすごい贅沢なことだったのだ、と思う・・・・
そして、そのことが、どれほど次の日の人々のやる気やがんばりの支えとなるか知れない・・・・
「睡眠」が大切、と言うことは理解していたつもりでも、テレビで映る、被災した人々を見ると、改めて考えさせられる、特別なこととなる。
15年前、神戸で起こったときも、本当か、一瞬理解できずに、頭の中で理解できるまでにタイムラグがあった・・・・
ライフラインを長い間止められた人たちは、生活が本当に不便だったと考える・・
もし、重曹を知っていれば、そんな中でも少しは生活の助けになったんじゃないかと思う。
何日も経ってから、日本の緊急援助チームが日本を発ち、ようやく当該地に着くというニュース。
正直、遅すぎやしませんか?
あの神戸での体験を、活かすことの出来る国であって欲しいと思うのです。
あの時、あの瞬間、日本で起こったことを無駄にすることなく、彼の地で、活かして下さい。
私も、友人知人が被災しました。恩師も亡くなりました・・・・・
あの大変な出来事がなければ、私自身も、よその国で起こったことと、大して気にも留めずにいたかもしれません。
私の上の息子は15歳・・・・あの時、生後6ヶ月でした。
震災と同い年の息子を見るたび、そうなんだ、と・・・心で痛みを感じます。
明日は1月17日・・・・
きっと私は何を見ても、何を聞いても、それと結びつけて考えてしまうでしょう・・・
高松の次に、長くいた場所・・・それが神戸だったから・・・・

積雪(2010.1.15)

朝起きて、本当に驚いた。
昨日やおとといは、お天気コーナーで雪マークも出ていたので覚悟していたけど・・・
降らなかったので、気を抜いたら、今朝はこんなことに・・・
銀世界
ほんの5キロも先に行くと、雪はなくなっていて、残念・・・
この雪も、10時過ぎには無くなってしまいました。
寒いけど、凛と心が胸を張る様な、気持ちのいい寒さでした。

そして、数日前から湯たんぽもいい仕事しています!
あったかな足元は、電気と違う優しさです。

寒天な日々・・・(2010.1.11)

お正月になったと思ったら、すぐにまた連休・・・どこか落ち着かない年明け・・・

ところで、年末にネットでお取り寄せした糸寒天と角寒天。
前に、岐阜にお邪魔した際、寒天を作っているところにお邪魔した経緯がある。
その時、空前の寒天ブームだったらしく、現場は大変なことになっていたけれども、高級な寒天をいくつも頂き、大切に持って帰ったのです。
地元の方に教えていただいた、たくさんの寒天使いの方法・・・・
中でも、特に我が家で役に立ったのは、ご飯に入れて炊き込むこと、なのです。
寒天で表面がコーティングされ、古いお米でもツヤツヤになり、ぽそぽそした感じが無くなるのです。
しかも夏場など、お米が傷むのを防いでもくれ、お弁当を持たせる我が家では、とてもうれしい効果でした。
自然な防腐効果を狙うため、いつも夏場に大活躍なのですが、今回冬に取り寄せたのには理由があります・・・
実は、古い玄米がまだあるのでした。
食べ切ってしまって、そろそろ新米の玄米を食したかった我が家では、一気に玄米を食べきりたいと思い・・・・・
でも、玄米って、どんなに上手に炊いたとしても、少し硬くて、白米のようにはいきません。
いつもは、五分つき米に雑穀と玄米を混ぜて炊いているので、一気に減ると言うことはないのですが、今回はそういう事情で、玄米ばかりを炊きました。
充分浸水させ、炊きました・・・角寒天を1本丸々入れて・・・
すると、ツヤツヤで臭みもなく、とても美味しい玄米が炊けました。
なるほど、雑穀や玄米ともとても相性がいいのだと、再発見でした。
たくさん買ってしまったので、これは場所をとります。
なので、思い切って、本も買い、色々な料理にチャレンジすることにしました・・・
まずは、トマトジュースを少し緩めに固めて、トマト寒を作り、朝のサラダ代わりに・・
色味もきれいだし、トマトと違っていちいち切らなくてもいいし、とても便利。
チーズにのっけて、トマトソース代わりにもなるし、お醤油とオリーブオイルであえて、焼き魚に添えても美味しい!
何とも便利なものです。
イメージは「おやつ」だけど、私はスィーツがそれほど得意ではないので、おかずで摂る事ができるなら、それに越したことはありません。
冷蔵庫をのぞけばカルピスもあるし、息子たちがよく飲んでいるココアもある。
これらも寒天で固めて、プルプルゼリーにしちゃうもんね!
この位の甘さなら、耐えられます。
それから、豆乳と練りゴマで作るゴマ豆腐にもチャレンジしようっと。
効果はてきめん!
食べ始めたその日から、お通じのいいこといいこと・・・・・
家族にも聞いてみたら、まさに快腸!なんですって!
それまでも、さほど便秘だったわけじゃないんですが、スルリと気持ちよく排便タイムを過ごしてる、らしい・・・・
すごいな、寒天。
お腹の悪いもの、全部出してくれてるらしい・・・
食物繊維の働きって、ホントすごい。
もう少し買い占めといたほうがいいかな・・・?

重曹さえあれば、なんのその!

落ちてます! 落ちてます!

汚れではありません。もうすぐ2歳になる息子の口からこぼれるご飯。
洋服に、椅子に、床に、、と下へ行くほど飛び散る範囲が拡大。

あーあ。最近はスタイはすっかりきらいでしてくれないので、落とし放題。
しかし、ここで、怒ってもしょうがない。私には重曹があるのだから!

息子の食事が終わった。
パパがシェーカーにつめた重曹をシャカシャカっと振りかける。
あっ、そんなにたくさん振りかけなくっても大丈夫!
という言葉をぐっとこらえ、ありがとうパパと微笑む私。

パパは箒でざざっと重曹と食べこぼしを掃きとる。
う~ん、ラクチン。

汚れた洋服は脱がして、重曹水の入った洗面器へ。
汚れが取れて満足しているパパの見ていないところで、
ささっとビネガーでリンスして完了!
リンスまでしてくれるといいのだけど、それは次のいいタイミングで教えよう!

あけましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願い致します。
今年も一つでも多くの快適でラクチンな重曹生活の知恵を学んで快適生活、快適育児をしたいです。

クリームクレンザーがうまく作れないという方に

明けましておめでとうございます。
本年もみなさまどうぞ宜しくお願いいたします(^^)

さて年末の大掃除が終わっても、
テレビ局さんにはまだまだお問い合せが来ているそうです。

その中に、言われた通りの材料を探して買い、
量と作り方もきちんと守って作ってみたけれど、
うまくクリームにならないというお声が、
少数ながらあったとお聞きしました。

今日はそんなときのアドバイスです。

お買い求めの重曹は、粒の大きさや水分など、
製品によって微妙に異なっていると思いますので、
レシピの量は、おおまかな目安とお考えください。

液体石けんや自作した石けん水も同様です。
原料や水分の違いによってとろっとしていたり、
さらさらだったりすると思います。

できあがりのクリームが、
いちばん気持ちよく使いやすい状態になるよう、
何度か作って調整し、各材料ともわが家にぴったり、
というベストなバランスの量を、どうぞ見つけてください。

お作りいただいたクリームクレンザーが、
ふんわりなめらかなクリーム状にならないときには、
生地がどろどろ、しゃばしゃばで終わるパターンと、
もたっとしたままのパターンとの、
2通りの状態があると思います。

前者のパターンは、
石けんの水分量が多すぎるかもしれません。
少し石けんの量を減らしたり、量は同じで、
石けんの濃度を高くしたりしてみてください。

後者のパターンは、
もう少しビネガーの量を増やしてみてください。
石けんの水分量もやや多めがよいかもしれません。

クリームはペーストより少量で伸びがよく、液だれがなく、
広い場所や垂直な場所、でこぼこや穴があるところにも、
うすくムラなく塗りやすいので、
覚えておかれるとそのあとずっと便利な、
スタンダード・レシピのひとつだと思います。

どうしてもうまくクリームにならないときは、
そのまま重曹石けんペーストとして使っても、
じゅうぶんお掃除に役立ちます。

作り慣れ、かつ、使い慣れてくださると、
材料を吟味したり、ハーブやミネラルを追加したりして、
お掃除から美容、衛生、育児、介護まで、
ご自分なりに、いろんな場面で応用できます。

まずはぜひ、気楽に、
どんどんトライしてみてくださいね。