2月7日(火)その目は何よりも鋭く強く煌めいている

昨日からずっと一日が続いている。
したがって眠る前に、というこの一筆も、
本日に限っては恐ろしくタイミングを逸している。

でもひとつ、昨日から今日への橋渡しを。

幼い頃から、
ずっと刀を作りたいと思い続けてきた少年が、
澄んだ瞳で鍛冶修行を積んでいる。
いまどき、弟子入りという道を見つけ、
中学を出て一目散に師匠のもとへとやってきた。

熱した鋼は、叩くと水平に火の粉が飛ぶ。
彼のズボンは裾だけひどくボロボロだ。
何度も何度も鎚を打ち下ろす。
筋肉だけのしなやかな体を、
みんな使ってまっすぐに鉄を鍛え続ける。

目をきらきらさせて私のコンピュータをのぞきこむから、
いつかメール友達になれるといいねー、とおしゃべりした。

この春、また彼に会えそうだ。
今朝の電話でいくつか事情が動いてきた。
これはひとつ、フクフク私の心に飾っておこう。

完徹の荒野にも日は昇る。
合掌。

悩みのようなモノローグ

ナチュクリを広めたいけれど、なかなか上手くいかないというのが目下の悩み。
もっとも、四国で1人なので、東京ほど忙しくなっても困るのだけれど・・・その心配はないようだ・・。

こんなに気持ちよくて、理にかなっていて、ストレスも減って、余裕の出来る生活を、どうすればうまく伝えられるのだろう。

でも、ニーズはある。

まだまだ隠れていて、私が見つけないといけないような小さな小さなニーズかもしれないけれど・・・・。
お肉よりお魚を食べるようになった我が家では、水質汚染はかなり重大な問題だ。
必ず産地を確認して買う。
でも、海は繋がっているから、私が海を汚したら、アメリカのカニさんにも届くかもしれない。
勿論その逆も。

牛肉の背中の骨の部分が混入していたとニュースで何日か前に聞いたけれど、そんな事が許されるのか?
自分達がそうしてしまった牛の危険部位の肉。
牛は決して望んでいなかったものを無理やり食べさせられて、そうして望まない病気を発症したのだ。
アメリカは「車で交通事故にあうよりも、狂牛病にかかる確立は低い」・・・・(だから大丈夫なのに、騒ぐな・・・)といわんばかりの態度。
食べ物の安全は、環境の保全に繋がる。
良い環境のもとでは、良質な食べ物が生産される。

もうそろそろ、みんな気づいてもいい頃だ。
自分がいつも危険にさらされている事も、国さえ守ってくれないかもしれないことも。

そんな壮大な事も、手元で重曹を使う事も、私にとっては同じ。

自分の身を守る事は、環境を汚さない事、守る事。
本当に身を守ると言う事は、今の間違ったサイクルを少しずつでも正しい方向に修正する事。

病気の牛も、風邪の鶏も、あれだけ自然からかけ離れたところでは生きてはいけないのだ。

人が変えてしまったサイクルは、自然の理にかなっていないから、必ずこうやって報復される。

地面に近い生活を送れば、地面の恩恵を、海に任せて生活をすれば海の恩恵を、地球の流れに逆らわないで、その恩恵を受ける事を考えよう。

皆で考えればきっとやれること。

私がやれるのは、こうやって重曹を伝える事、使い方をアドバイスする事。
寝ていた人たちも、そろそろ起きて、一緒にやってくれないかな・・・?

相方の出張

相方・・・・と言っても、私は別に吉本の芸人ではないので、漫才は出来ないのですが・・・・。(遊びに来た友人には、いや、あんたんちの会話は漫才かコント以外の何者でもない・・・・と言われた事はある)

私のダンナである・・・。
昨年から事情があって、やたら出張が増えた。
今月に入ってもう2度目の出張。(まだ7日なのに・・・)

前回、彼はうっかり失敗をした。
重曹と石鹸を持っていくのを忘れたのである。
結果、フケがぼろぼろ出て、体の皮膚は突っ張った感じで、なんとなくずっと痒く、とっても不愉快状態で帰ってきたということがあとで分る。

夜8時15分、JALの最終便に合わせて、高松空港に迎えに行った私に、とてもぶっきらぼうな態度で・・・とてもむっとした。(だって、こんなに寒い中、迎えに行ったのに!!そんなに怒るんならタクシーで帰ってきてよ!ぷんぷん!おまけに、遅れたじゃないか!20分も!!あ、これは私の八つ当たり)
帰るや否や、お風呂に飛び込み、珍しく長湯・・・。
お風呂から上がって上気した顔は、驚くほど上機嫌。
お風呂からは、今使ったリン酢の匂いがかすかに、白い蒸気に混じって私の鼻に届いた。

急に饒舌になり、夕飯を食べながらあれこれ話し掛けてくる。
飛行機の隣の人があまりに香水が臭くて、クラスJに席を変わった事、重曹を入れないお風呂がいかにちくちくしてるかと言う事。
石鹸の代わりに使ったホテルのアメニテイグッズがどれほど使い心地が悪かったかと言う事・・・。
肉ばかりで、なんだか胃腸がスッキリしない事・・・・。
いちいちすべてに相槌をうち、大変だったねーと声をかける。

だって、それは私もなれないところに行った時に感じた居心地の悪さだったから・・・。
ようやく、彼の気持ちも私の気持ちも晴れた。

その前は、精油(ティーツリー)を忘れ、風邪をひいて帰ってきた。
不機嫌ではなかったけれど、その日、さすがに元気がなかった。
お風呂にさっさと入り、勢い良くティーツリーをあちこちに塗って、
文字通り「ばたん・きゅー!」
鼻が通って、ぐっすり。
数日過ぎると彼の風邪のウイルスは、ティーツリーによって増幅された免疫力に屈服した。

高松の空港でたくさんの人がたくさんの人のお迎えに来ているけれど、こんな事で、不機嫌になったり、体の調子が悪くて怒ってる人などどこにもいない・・・・。
きっと私たちだけなんだろうね・・・。

なくなってみるということはたまにはいい・・・。
ありがたみが良く分るから。

でも、私は、時々いなくても・・・・不便はないみたい・・・。
重曹以下の存在・・・・!?(笑)

今朝、出張に出かける相方のために、ジップロックにざくざくと重曹を詰め、精油の子ビンを小さな巾着に入れる。
石鹸をハンドタオルにくるみ、輪ゴムでぴっちりと留めて、これも幾分小さめのジップロックに入れる。
それらを小さなバッグに更にまとめて、荷物に入れ、今日はJRの駅まで送る。

帰るときはこれで上機嫌であって欲しいと思う。
もう、お守り代わりになってしまったナチュクリグッズたちは、どれが欠けても、きっと困ってしまう。

行ってらっしゃい!

PS でも、今度からそれも自分でやってね!大変だから!

2月6日(月)全速力!

乗り換えで迷った。

ジョルダンで調べたら、最後に乗る地下鉄からは、
10分で目的地に着くと所要時間をはじき出したから、
それでも待ち合わせ場所に少し余裕をもって着くよう、
仕事場を出たのに。

ウソだろう、こんないつも利用している駅で。

初めてお会いする方と、
微妙なテンションの話し合いをすることになっていた。
まずは「花屋の前で6時に」と約束している。

お互い、
早すぎれば寒風の中、凍えてしまう。
遅すぎれば、相手を待たせてしまう。

もう一度プラットフォームに戻る。
どこで間違えたか、
遡るのが一番早いと信じて。

ひとつ矢印を見落としていた。
いくつもの路線が交差する複雑な構内を、
どたばた駆け抜ける。登りエスカレーター途中で、
ドアの閉まる予告音が聞こえる。
走って走って飛び乗る。

花屋の前に立ち、
十数秒後、相手が現れた。
心の中でガッツポーズ。

あとでわかったのだが、
どちらも時計を持っていない。
相手が正確にいつ現れたかに関心はない。

6時、と言って本当は手探りしている。
呼吸合わせみたいなことをやっている。
会うというのは、もちろん、
もっと強烈な現実のスパークだけど。

昔の人は、
それを「いきあう」と言った。

行き会う。
息合う。
意気が合う。

やれやれ、冷や汗ものでした。
やっぱり思いっきり走ってよかった。

2月5日(日)She has a lot of water in her

映画「SAYURI」の中で、
置屋の女将がまだ幼いサユリのあごを持ち上げて、
買うか買うまいか考えるシーン。

「水の多い相だね」
「だから女将、いい火の用心になりますよ」

あまりにも新鮮な台詞に、
しばらく仕事の手が止まった。
コロンブス的、あるいは、
コペルニクス的ですらあった。

否、もとよりハリウッド的と言うべきか。

その後も、時折その言葉を思い出す。
水の多い相とはどんな顔か、想像をめぐらす。

むくんでいる?
たぶん、違う。

スッと流れるあっさり系の顔?
そんな単純な基準であるものか。

化粧映えする顔立ち?
方円の器に従う水のごとく、変幻自在という理屈。

アメフラシみたいな顔?
閑話休題。

先端テクノロジーの分野では、
水の本当の姿は“火の用心”どころではないという。
超臨界状態であらゆる物質を分解する。
いかな毒物も水を以てして浄められぬことはない。

そんなシンプルでスマートな技術が、
未来地球をあまねく覆うといいな、と思う。

肌を再生する力の強い、
大好きな重曹と硫黄の温泉に浸かりながら、
水の恩恵に感謝する、
長風呂の日。

あ、みずみずしいキレイな肌をしてるってことかな、サユリの顔。
――いやいや、それでは火事は防げない。

乞う、名回答!

2月4日(土)花の色

早朝、空港に向かう。
本とパソコンと日焼け止めと。
最近はどこに行くにもこの組合せだ。
重いから、どれかひとつやめようと思っても、
どれもはずせなくて結局このパターンに戻る。

ホテルでは、
モジュラージャック探しが最初の仕事。
もっとも今は館内LAN完備が増え、
そうでなくても携帯の通信ボードを突っ込んでいるので、
以前ほど部屋に入ったあとの“儀式”は複雑でなくなった。

シグナルが明滅し、ネット接続を知らせる。
メールをチェックし、親しい人たちのブログを一周し、
サイトを覗いて一安心する。

どこにいても、何をしていても、
二重、三重の文脈の中で生きている。
そんなふうにしていると、
だんだん心落ち着きのない人間ができあがると、
心配くださる向きがないわけではないが、
案外私たちの精神は丈夫なもので、
その程度の多重性で壊れたりはしない。

むしろとても楽しんでいる、と思う。
少なくともそうしている仲間たちはみんな。

たとえ自分の関わる世界のどれかが、
ヤラレタ、しんどいな、と感じさせる状況に陥っても、
その瞬間、別のどこかの世界では、
全然違う文脈の何かが祝福されつつ進んでいて、
コレもありだけどソレもあり、とリアルに知っていることが、
目の前のショックを否応なく相対化する。

別の方向から見ると、
うれしいことも相対化しちゃうのだけれど。

そんなふうにして、
喜びも悲しみも薄れていくことを、
この世は空なのですよ、と説いた方は、
それでよい、とおっしゃるかもしれないけど、
それだと感情の大嵐にもまれる流行のドラマが、
面白く感じられなくなってしまいます、と、
ちょっとは妙な言いがかりをつけてみるのであった。

サラサラ、サラリ、沙羅双樹。
それでいいのですけど。

重曹どこだ~????

ナチュクリを始めようと思ったとき、誰もが行き当たる壁!
そう、それが「重曹ってどこで買えるのか?」という問題だ。
とくに、この田舎では、相当に苦労する!

今は、生協の共同購入で手にも入るが、困ったことに、この重曹は食用グレード以上ではない。
おもいっきり、工業用グレード・・・・だったらもっと安くてもいいんだけど・・・・ちょっと単価高い!と思います。

Jドラ○グでも売っているし、西田救○堂にもあるが、これは医療用グレードで、少々お高いし、第一、量が少ないので、ざばざば使うという感じではない。(500gじゃねえ・・・・^_^;)

OH MY GOD!!!

最近、私が高松市内をあちこちリサーチしたところ、ホームセンターのD○K系列の、台所洗剤のコーナーにはアームアンドハンマーのシェイカータイプと詰め替え用の袋も売っていることを発見!
一番お手軽といえよう!

また、のんちゃん行きつけの薬局グローバ

www.eco-globa.com

は、重曹のほか、石鹸、精油や石鹸作りようのオイル類、ドライハーブなんかも取り扱っているのでお勧め。
私にとってはパラダイスなのです。
でも、店名を見てもらえば分かるように、本来は薬局。
特に、漢方を扱っていますので、雑貨屋さんとお間違えないよう、お願いいたします。
でも、ネットを使える人なら、このCPPのショップや、そのほか、最近はたくさんのネットショップで扱ってるので、そちらでお買い求めもいいですよね。
おうちまで運んでもらえるからラクだし・・・・重いのよ・・・・重曹って・・・・(T T)

少量タイプ(数十g)は、マル○カやマル○シにもあるので、ほんの少し、最初に茶渋くらい試すのにはいいかもね・・・・。
あちこちお買い物に行くときちょくちょくチェックしているのだが・・・・人ごみがキライな私は、まだゆめタ○ンとか高松サ○ィには行けていないのよ。

またの報告を待っててくださいね~。
ではでは!