愛犬の病気

ねねこと、のんちゃんちの愛犬が、内臓の調子が悪かった・・・。
薬を飲ませたり、普段しないことをさせるせいか、ストレスがたまって、前足や尻尾をカミカミ・・・・ちょっと禿げちゃいました・・・・。
体調も少し戻り、休日にお天気が良かったのは久しぶりで、お散歩に出ました。
お散歩久し振り~♪うきうきのねね・・・。雑草や、早春の花がたくさん咲いていました。
特に、風に乗って甘い香りを我が家まで運んでくれる実家の蝋梅は、もう、満開!

台風でも大丈夫だった、丈夫な木!

去年は咲かなかったので、もしかして枯れてしまったのかも・・・と思っていたら・・・うれしい開花でした!

ねねと、しばしお花見をして、それからたくさん、でもゆっくり歩いて、いっぱいお散歩しました。
じっとしていてストレスが溜まってたみたい。
明日から、またいっぱい歩こうね。ねね!

もちろん、おうちに帰ったら、重曹でドライシャンプーしましたよ!
明日はビネガーリンスだね。”

2月18日(土)橘の日

どういうわけか、柑橘類がたくさん届く日だった。
頼んでおいたもの、おすそわけして下さったもの、庭で穫れたもの。
伊予柑、ポンカン、ネーブル、デコポン、有田みかん、セミノールと、
まるで日の光のような明るい色でキッチンが輝く。

風邪をひかないように、とお心をいただいたり、
レモンはおまけです、とメッセージが添えてあったり。
柑橘ひとつびとつを本当にありがたく、もったいなく思う。

柑橘の橘は、姫の名前。
ヤマトタケル命の妻神、弟橘姫の名にある。
荒れる海神を鎮めるため、自ら海に入って戻らなかった。
波打ち際に打ち上げられたのは、姫の櫛。

櫛もまた、姫の名前。
スサノオ命の妻神、櫛名田姫の名にある。
八岐大蛇に食べられるところ、櫛に姿を変えて助けられた。
大蛇の体から出てきたのは、アメノムラクモ剣。

この剣、縁あって受け取ったのはヤマトタケル命。
のちにクサナギ剣と呼ばれ、命のピンチを救った。

櫛に終わるヤマトの悲しみの物語と、
櫛より始まるイズモの冒険の物語と。

その間をひとつの剣がつなぐ。
剣を持つは、いずれも勇猛果敢な男神。

果実が傷みにくいよう、ひとつずつ丁寧に並べていたら、
イモヅル式に神話世界の断片が次々と立ち現れて、
しばらく空想にふけってしまった。

明日から、ミカンをむくたびに、
姫神たちが飛び出してきそうだ。
オレンジを半分に切るのは、
いにしえの剣の小さな化身。

それにしても、有無を言わさぬ物量に、
思考ってけっこう引っぱられるんだなあ。
それもまた楽し。夢うつつ、その綱引きも楽し。

息抜きする鮫女

毎週、土曜の午後の数時間、私はある場所に出かける。
私は、どうも、人よりストレスをたくさん溜めてしまう。

家で、いい奥さん、よき妻、よき母でいようと思うと、どうしたって、ストレスを抜いておかないと、もちゃしない!(抜いたってなかなかなれるもんじゃない!)

でないと、家族に八つ当たりか、仕事が行き詰まるか、家事がまったくできなくなって、ごみ屋敷になるか・・・だと思う。
人よりたくさん動いたり、人よりたくさん考え事をすると、確実に人よりたくさんストレスがたまってくる。
当たり前と言えば当たり前、でも、私は動いていないと死にそうになる。
まるで鮫女だ・・・・。
体の問題ではなく、心をいつもどこかに飛ばしたり、どこかの世界にどっぷりつからせたりしていないと、まるきり元気のない人間になってしまう。
どうにも、精神の比重の重い人間のようなのだ。そんな私が、そのどれもをしっかりできる場所・・。
とある市内のジャズ喫茶。
結婚直前からのお付き合いだから・・・もう13・4年になる。
16ビートの心地いいレコードから流れる音楽に囲まれて、(特にスイングジャズが流れると、子守唄のように私は心が溶けていく・・・)おしゃべりや、世間のこと、もちろんナチュクリ(ここのお店では、重曹とビネガークエン酸は導入済み!)も・・・止め処もない会話を嬉々として楽しむこともあれば、「ちょっとお昼寝させてね」と断って、お店の隅で、仮眠を取らせてもらうこともある。
雑誌や自分の持っていった本を読んだり、自分の仕事を片付けたり・・・・もうひとつの自分の部屋のようにくつろげる空間なのだ。
ここもまた、私にとってかけがえのない空間。
もしなくなってしまったら・・・・代わりを見つけることはまず不可能だと思う。
CDや、DVDのようなデジタルな音と、レコードは確実に違う。
デジタルで拾いきれない、人のぬくもりや、柔らかなムードもすべて刻み込んでいる。
だから、あの黒い溝に針が落ちるとき、そっくりそのままの空間が私を包む。
そこはライブ会場だったり、スタジオだったりするけれど、演奏者の息遣いが、本当にそこにいるかのように私の耳に届く・・・・。
音楽を聴いているのではなく、すっかり包み込まれている。
私は、羊水に浮かんでいる胎児のようなものになっている・・・。
私は、やはり、デジタルな人間にはなれないようだ。
どこまでもアナログを引きずっている昭和人間。

ナチュクリもこのレコードの音に似ている。

掃除をした後、人工的な香料の香りを残し、作り出されるときにも、処理されるときにも、使ってる最中でさえ、地球に軽い悲鳴を上げさせる。
とてもリズミカルだけど、すべての楽器の調律ができてない状態での大演奏会を聞いているようだ・・。
耳障りで、ずっとはその場にいられない。
時々外で、新しい空気を吸わなければ、呼吸が苦しくなる。
どんどん、悲鳴が大きくなって、今では叫び声になってきているというのに、気づかない人はたくさんいるらしい。

でも、自然なものたちは、決して派手ではなく、ただの白い粉だったり、透明なすっぱい香りの液体だったりする。でも、私たちも地球も傷つけることなく、「汚れ」と言う名の物質を静かに元の場所に戻していく。
地球と同じリズムで、私たちの手元にやってきて、そして去っていく。
あまりに自然なリズムだから使っていることさえ、まるで気づかないほどだ。掃除をしていると言うことをすっかり忘れてしまうほどに・・・。
重曹に、ビネガーに遊んでもらっている・・・地球の大きなお砂場遊びなのだ。
みんなで遊べば、きっともっと楽しいだろうに・・・。

自然な音楽は、地球と同じリズムを刻んでいるんだね。
だから、とてもくつろいで、喋っていてもそうでなくても、動いていても止まっていても、安心していられる。

ナチュクリで得たものは、「安定」だったのかな。
そういえば、最近、おかしな「不安感」に苛まれたことはない。
体の奥のコンダクターは、もう、決して間違ったリズムを刻まないからだ。

ああ・・・今日も気持ちのよい1日だったね。

いつものお掃除実験

ふきこぼれては、重曹をかけ、かけた上からまたこぼす・・・・・1ヶ月以上ほったらかしの汚いガスレンジ!
こげこげ~(;O;)全体像!やっちまったのにほったらかし!ああ・・・主婦失格!

そして、20分後・・・・・・
はーい、生まれ変わりました~。

重曹スクラブと、ビネガーリンスですっきり、さっぱり!
この、たった20分の時間が取れないほど忙しかったんですね!
こぼれたら、とにかくすぐ重曹!見た目汚くても、いざ、クリーニングを始めたときには、大活躍です。
私の働けなかった1ヶ月の間、せっせと汚れを浮かしてくれたのですね!
ありがとう!ベーキングソーダくん!

2月17日(金)月桃の人

インターフォンが鳴る。
ごく近所の家の御主人が、
何事かならん、玄関先にいらしている。
寒い朝。2月の気象は、
なかなかすぐには春に席を譲らない。

実は家内が亡くなりました。

想像を超えたご訪問理由に絶句する。
まだ彼らは若いのだ。奥様も二十代。
そんなことが、どうして。

ガーデニングにたくさん苗を譲ってもらったから、と、
ポットに植えたかわいいツル植物をいただいたことがある。
芋の一種なのです。でも食べないでくださいね、
毒がありますから。そう言われた。
ツルはヒュンヒュン回転してまわりの環境を探索し、
最後は所在なげに本棚の壁に寄り添った。

クリーピングタイムを植えた、と聞いたこともある。
そうすれば、その場所を踏みつぶしたり、
ゴミや犬のウンチを落とす人がいなくなるから。
ちょうど道ゆく人も眺められる、土の見える場所で、
年々緑は大きくなり、6月になるとあたり一面、
濃厚な花の香りをふりまいた。

最後に話をしたのはいつだったか。
いつもいい匂いがするのですね、と呼びとめられた。
お風呂の換気扇や、リビングのほうから。
それから朝の、寝室の窓を開けたときも。

感覚の鋭い方だなと思った。

ああ、いつも精油を、植物の力を、
エアフレッシュナーに使っているからですよ、と答え、
もしかしてお邪魔になっていますか、とうかがった。

いいえ、いいえ、とてもすてきな香りで。
あれは何の香りなのでしょうか、すっきりした甘い、
清潔な香りをお使いですね。私も使ってみたいなと思って。

それはきっと月桃の香りでしょう。
お気に召したのなら、いつか差し上げます。
高価なので、精油の形ではあまり手に入りませんが、
それを希釈した使いやすいウォータースプレイがあるのです。
私もベッドリネンやお洋服の衛生に愛用しています。
本当に気持ちもシャキッとしますし、気持ちいいですよ。

そうだ。その約束を果たしていなかった。
そのうち、そのうちと思ううち取り紛れ、
記憶の狭間に雑草が生えた。

昨日が今日も、今日が明日も同じように続くと、
どうしていつも脳天気に信じられるのだろう。私は。
走って走って走って。今日やることを今日なさねば、
明日もできると誰が言える。もっと走れ、走れ!

月桃の香りを、小さなご供養に。
優しく強い命の力の風に乗り、
もう春の来ている南の国まで御魂安けく運べと祈る。
生きていることを、土を踏みしめながら、
友と笑いながら、冷たい風の中にヒリヒリ感じながら。

ナチュクリ講座2006年2月

2月17日
ナチュクリ講座
いつもの3人、Oさん、Bさん、Tさんと講座。
楽しくやっています!お題は・・・

◆フェイスクリーム作り(ローション切れた人はそれも)
◆消臭剤作り
◆「重曹の応用」についてのレッスン
◆初めてのホワイトビネガーレッスン

ってところかな・・・。
普段、重曹を使い始めているけれど、なかなか応用までには至らなかったりするので、おうちでのトラブルを聞きながら、その対処をホワイトビネガーと重曹を使って、具体的にどうするかを伝授。

月に1度の講座で、みんな楽しみにしている講座なので、なんとか今のところ、1年、続いている。

ホワイトビネガーは初めてで、でも、みんな気に入ったよう・・・・。
あれに使おうとか、これに使おうとか楽しくおしゃべり。
すでに使っている私のビネガースプレーを参考にしつつメモを取る・・・・。

この1年で、みんな、すごく上達したから、質問もだんだんシンを突いてくるようになっちゃいました。
私は教えてあげる立場なので、ますます勉強しなくちゃと思う・・・・。具体的な質問は・・・・

①猫がおしっこをするところが臭う
②子供のおねしょで布団がくさい
③トイレを汲み取り式から水洗にリフォームしたけどま だ臭い・・・
④押入れがくさい!

が、まずは代表質問だった。
この辺り・・・・つまりは、ビネガーを使うのか、それとも重曹なのか・・・判断に迷うということのようだった。

一つ一つ、汚れに対しての分析と状態。酸性かアルカリかは当然だが、なにより、その汚れの正体が分かるようになると、対策は立てやすいことを納得。

その上で緩和対策を発案する。
大体みんな、納得して、ノートやメモに書き取る。
こういうことの繰り返しなんだけど、やっぱり私はちょっと変わった人なんだな・・・と自覚する。
こんなふうな、家事を、人に教えてあげたいなんて、あまり普通の人は考えないみたいだ。
家の中のトラブルは全部、だけど、なにがあっても自分に帰ってくるから、やはりフラットにしておきたいと思う。

①そこが土のある地面なら、植物を植えない場所なら重曹を撒きましょう。特に、猫の嫌がるにおいの精油を垂らして、香りをつけましょう。

②明らかに、アルカリに傾いてからのにおいなので、ビネガースプレーをかけて、日に干しましょう。干す都度ビネガースプレーをすると特に効果的。

③壁や天井にしみついたあらゆるニオイには、これもビネガースプレーを毎日振り掛けることをおすすめします。窓を開けるか、換気扇を回してね。
一度には無理だけど、少しずつ取れていきますよ。

④もし、カビなら拭き取り、ティーツリーを混ぜ込んだビネガーかアルコールをスプレーしてよく乾かしましょう。これを時々やってあげると、仮にシミは残っても、カビが再び生えるのを食い止めることができます。

最初は、理由を説明されても、ええ、そうなの???といった感じだったのです・・・みんな・・・。
でも、今は、すっかり聞く耳ができて、自分の家のトラブルをナチュクリで解決しようとしている。
心地よさが、生活に少しづつ浸透している証拠だ。

我が家では、激変した生活だけど、本当はこういうペースがいいのだと気づく。
ゆっくりゆっくり、少しずつ・・・・気がついたらすっかり変わっていて驚いた・・・という感じが・・・・。

これも、CPPではきっといると信じられている「重曹の神様」(・・・・でも私は、重曹の妖精とかがかわいくていいんじゃないかとちょっと思っている・・・・呼び名としては・・・・)が、私に早く教え込んで、みんなに広めなさいと言っていた気がする。
重曹の神様は、地球そのものなのかもしれない。

昔、ファンタジー小説で読んだ、「植物も動物もみんな神様の声が聞こえる」
「でも、人だけは、言葉を手に入れたときから、神様の声が聞こえなくなった唯一の動物」
と言った下りを思い出す。

声は聞こえないけれど、やるべきことを教えてもらっている気がする。
で、なければ、CPPに私はいないし、重曹の話を人としている私もいないのだから・・・。

2月16日(木)「誰でも簡単ラクラク重曹生活」

練馬区立関町リサイクルセンター
環境学習部会主催エコ生活講座
「誰でも簡単! ラクラク! 重曹生活」

メインインストラクション担当:io
サブインストラクション担当:shus

講座音声ファイルはここをクリック
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