さよなら、の区切りの季節(2011.3.25)

先日から内示があって、お世話になった上司が、違う病院に転勤になったり、よく声をかけてくださった主任さんが辞められたり・・・・区切りをつける季節になった。
のんちゃんは、そういう時、実はほとんど泣かない人なのです。
卒業式も、泣いたことがありません。
ほろっとはくるのですが、本格的に泣く、ということがありません。
涙もろい親友には「いいわね、化粧が崩れなくて!」と、冗談めかして悪態突かれたこともあります(笑)

何はともあれ、そんな季節になりました。

今日は、お世話になった、整形外科の受付事務をしていたIさんの送別会でした。
やはり、涙は出ないのですが、それには、もう一つ大きな理由があります。
彼女は、人生の先輩ではありますが、ジュウソイストだからなのです。

重曹で繋がっているという、安心感は、なぜか、私にはとても強いものを感じます。

これからも、ずっと仲間でいられる、そんなうれしい気持ちのままなのです。
四月には、私の人生が大きく変わる事柄が待っています。
試験勉強と、それらを同時にやれるのか自信がないのですが、それでもやらなくてはなりません。

そんな時、エールを送ってくれる人たちが何人もいるのは、本当にうれしいことです。
がんばれる気がします。

「good bye」ではなく、「see you again」と言わせてください。

仙台より 震災から1週間の重曹生活

(仙台に住むスタッフ、なぁさんのレポートを代理投稿します)

3月11日(金)
揺れが激しく長く、ビルが倒れるかと思うくらい。
一瞬死をも覚悟。
ビルから避難。携帯は全然繋がらない。
停電で電車が動かず、歩いて何とか帰宅。
信号も消えている。

玄関を開けると、下駄箱が倒れ斜めになっている。
ドラム式の洗濯機が前に倒れた。
冷蔵庫の扉が開いて、生卵や瓶が割れて床に散乱。
和室への扉が、散らばり落ちた荷物で開かない。
冷蔵庫前の床を片付け始めたものの、すぐに陽が落ちて真っ暗。

停電と部屋の散乱と余震で落ち着かないので、車の中で就寝。
余震や寒さで全然眠られず。

3月12日(土)
朝から室内の片付け。
状況に唖然。
冷蔵庫さえ、20cm動いている。
突っ張りポールが無かった小さい食器棚は倒れている。
本棚には突っ張りポールしていたけれど、重くて倒れ本が散乱。
お風呂の残り湯はあるけれど、臭ってきたので重曹を投入。これで少し安心。

3月13日(日) 
今さっき、電気と水が復旧しました。
何とか無事です。

3月15日(火)
やっとネットに繋がった。
電気が日曜日に回復し、そのためマンションの水タンクが
一時的に開栓されたのですが、それも無くなったので
水に困っていますが、まだ家に居られるだけ、幸せです。

我が家は何とか片付きました。
突ぱりポールの家具止めがあって良かった!
観音扉の開き止め用の押さえがあって良かった!
停電で掃除機は使えない。ほうきとちりとりがあって良かった!

断水でトイレに水が流れない。
そんなときは、使用済みペーパーは便器に捨てずゴミ箱へ捨てて、
用を足した便器にビネガー水(酢水)をスプレー。 
ニオイも無く、次も安心して使えます。

ビネガー水のスゴサを実感しました。

使った鍋や食器や箸は、重曹水をスプレー、ペーパーで拭きとり。
これだけでもキレイになります。重曹ありがとう!

3月16日(水)
今朝から水が出るようになりました!

ガスが戻っていないのでお風呂に入れませんが、
少しずつ復旧していっています。

私は行っていないので、行った人から聞いた話なのですが、
給水所になっている小学校のトイレが、使用済みのペーパーで
山積みになっているそうです。きっと他の公衆トイレも同じでしょう。
これでは、トイレを使いたい人がいても使いたくない、
水が流れるようになっても、詰まって使えなくなってしまいそう。

ビネガー水の威力は抜群です!!!
多くの方に知ってもらって、少しでも楽に過ごせればと思っています。

3月18日(金)
地震発生時の14:46、犠牲者のため黙祷しました。 
一週間、とても長かったような、あっという間の早かったような。 
原発問題、福島県の陸の孤島問題からまだまだ目が離せません。

水は本当に貴重です。
幸い、うちでは飲料用に近くの神社から汲んでくる水を置いていたこと、
お風呂の残り湯があったことによって、給水せずに済みました。

マンションのエレベーターが停電で使えない、
あるいは地震で故障してしまったとなると、
また、ガソリンが無く車も使えないとなると、
水運びはとてもキツイ作業です。

飲料水やお風呂の残り湯ですが、
1番優先は飲料や炊飯用、
2番目は手や顔洗い、(←お風呂の水はここから)
3番目は洗濯や雑巾洗い、
そして最後にトイレに流す用として、
風呂桶や布ナプ用小バケツ、掃除バケツを使い分け、無駄なく使いきりました。

洗えなくてかゆい頭に重曹スプレーも、私は良かったです。
だんだんベタついてくるので、重曹スプレーとタオル拭きで
かなりスッキリしました。

今日はガスが復旧しました! お風呂に入れます!
ガス屋さん忙しくて大変そうでした。せめてと思いジュースをお渡ししました。

約束と実行(2010.3.19)

ずっと前から行くね、と約束していたお友達。
小豆島に住んでいるので、お伺いしてきました。

震災があったから余計に気が急くのです。
やりたい時にやっておかなくては、会いたいときに会わなくては、いつ何が起きて、後悔だけしか残らないとも限らないと、そう思ったからです。

古い古い醤油蔵を見学しました。
そこには、はるか昔から、住み着いている菌たちが、美味しい醤油を作っていました。
穀物が糖化する、甘い匂いが立ち込めて、そこに濃厚なお醤油独特の香りが混ざっていました。

人にはできない仕業、地球の浄化システムの一つを利用させてもらっている、私たちの姿を見ました。

思いあがったニンゲンという存在を、こういう場所で改めて見直すことができました。

人は、地球で起こるほとんどのことに何一つできない赤子のような存在だと言うこと。
どんなにお金がたくさんあっても、どんなに素晴らしい技術を掌中に収めていても、地球にはかなわないね。

原発も、本当はまだ、人が扱えるようなものではなかったのかもしれない。
「やれるのだ」と、「コントロールできるのだ」と、思いあがった人たちが、充分にリスクを把握しないまま、一般人に押し付けた様に見える。

今、困っているのは、普通の人々だ。
確かに、恩恵に与っていたし、地球のエネルギーを考えたら、効率の良いものだと思う。けれど、人が使うものなのに、一番大切な「人にとっての安全」を考えるには、想定外のことに対して弱すぎた、と思う。
原発に関して言えば、想定外はあってはいけない。

人の思考は、自然の摂理に比べれば、まだまだ浅くて、薄くて、あちらもこちらも欠けた、いびつなものなのだ。

醤油の蔵で、地球から預かり、地球に戻っていく、完成されたエンドレスな流れに触れながら、災害を信じられないような、豊かで静かで美しい、この島で、ちっぽけな自分に何ができるのか、考えています。
明日から、また動き出す為に・・・

地球のくしゃみ(2011.3.18)

友人と話した。
私は、神戸の大学に通っていたので、阪神大震災では、被災した友人知人が大勢いた。
今回の震災を、直視できない・・・
友人は、私以上だった。
肌で感じ、実際に目の当たりにした人だからこそ、余計に・・・なのだと思う・・・
義援金箱にお金を入れることはできても、テレビの映像を、見られないとは思わなかった。
地球と言う星の、くしゃみは、こんなにも私たちに影響を与え、たくさんの死をもたらしてしまうものなのだ。
私にできることは何だろう。
弱い心を抱えているちっぽけな自分が、とても滑稽に感じる。

CPPでは、お水を使えない緊急事態に、重曹やお酢を使って、少しでも苦しさが軽くなるようなホームページつくりをはじめたメンバーがいます。
関東も、東北も・・・被災した全ての場所と人が一刻も早く楽になり、復興に向けて動き出せるように、祈ります。
何か、私にできること、ずっと考えます。

黒棒名門!

黒棒名門というお菓子ご存知ですか?
それが食べたくなって、買おうと思ったのですが、ちょっと待て!!
インターネットでレシピを検索すると簡単そう。
そりゃそうです。きっと九州地方では家庭のお菓子だったのでしょう。

材料にな、なんと「重曹」。
作るしかないでしょ、と挑戦してみました。

小麦粉(九州産がいいらしい) 140g
重曹                 小さじ1/2
卵                  1個
黒砂糖               50g

黒砂糖               125g(約1カップ)
水                  100cc

1 卵に黒砂糖を入れ、よく混ぜる。
2 小麦粉と重曹をふるい、1 に入れ混ぜる。
3 1と2をよく混ぜ、10cm×5cm、厚さ1cm程度の板状に伸ばす。
4 180℃で15分焼く。
5 粗熱がとれたら1.5cmの幅に切る。
6 黒蜜に浸してできあがり

(黒蜜)
1 水に黒砂糖を入れ、くつくついうまで煮詰め、粗熱をとる。

売っているものと同じものができました!
味もおいしい!!こんなに簡単にできるなら、もう買わないことに決めました。
ただ、おいしすぎて食べ過ぎてしまうのが難点。
計画的に食べなくてはいけません。

我が家の娘は5歳になりました。少しずつ甘いものも与え始めました。
こういう味だったら少しあげてもいいかもしれません。


先払い(2011.3.9)

えーっと・・・・残念会と言うことで、先に祝いの席を設けてもらいました(笑)
スミマセン・・・・
ダチョウの肉も、日本酒も、心に沁みました・・・

ドクターたち、ごめんなさい。
ホントに合格しますから!待っててください!
もう一人の不合格の女の子と、今、がんばってやっているのですよ。
励ましあいながら!

一人でなくてよかった、と思うのです。
辛さを共有できる人がいることは、励まし上手な人がいるよりずっと、心を奮い立たせてくれます。

今度は二人揃って合格したいので、頑張ります。

2011.2.23、3.2 川越市山田公民館での講座

2年ぶりの山田公民館での講座でした。
メイン:Sato
サブ:みっきーさん(3/2)、Ryoさん(3/2)

○講座タイトル
1回目「環境にやさしい素材での掃除方法:重曹、お酢、石けんの選び方、使い方」
2回目「環境にやさしい素材での掃除方法:自然素材の組み合わせ方」

○配布物 【材料費:600円】
1回目:シェーカー入り重曹(1カップ)、スプレーボトル入りハーブビネガー(50cc)
2回目:クリームクレンザー(1人分重曹1/2カップ)、重曹+酸素系漂白剤(各大さじ2)

○参加人数 1回目10人、2回目11人

30、40歳代の方は数人であとは60歳以上の方のようでした。

1回目はお話中心。
重曹、ビネガー、石けんの使い方、選び方。
重曹とビネガーのおみやげがあるので、次回までに使ってみていただく。

2回目は1回目の復習と精油、グリセリン、エタノールについて。
歯磨きペースト、リフレッシュナーはレシピの紹介。実習はクリームクレンザー。

公民館の方で受講者さんに講座のアンケートをとられていたので、見せていただきました。
点数をつけるようになっていて、100点もありましたが、50点や?もありました。
感想をよんでみると、若い方はいろいろな説明についていけたようなのですが、ご年配の方は、説明が多すぎて頭がついていけないとのことでした。

受講されるかたの年齢層が広いとすべての方に満足していただくのは難しいですね。最初に年齢層がわかると講座の内容をどのようにしたら効果的が考えられそうですね。