洋画などによく見る風景に集合住宅の壁にロープが渡り、洗濯物が干されているものがあります。ナポリの方では向かいの家にロープが渡っているそうです。
洗濯物を干しながら、割腹のいいマンマ達が、チャオ~!ボンジョルノ~!と窓越しに話している風景。歴史的な石造りの建物が立ち並ぶ裏通りを洗濯物がはためく風景。
どれも絵になる風景ですね。
この物干しロープの仕組みは簡単。一本のロープが左右二つの滑車の間を行き来しているのです。そして、洗濯物をかけながらロープを送っていくのです。
しかしながら、実際に使ってみると意外と難しいんです~。
まず、ロープの結び目がどこにあるか確認する必要があります。
これを怠ると 洗濯物を干している途中に結び目が滑車のところに来てしまい、最後までロープを使えません。そして、最初からやり直し。意外と数学のセンスが必要なんです。
物干しには数学が必要なんて思いませんでした。。
絵になる風景の裏には緻密な計算が隠されていたのです!!!!