えとせとら(2010.11.20)

風邪を引き、咳が止まらなくなって、すっかりグロッキーの私。
しんどいから、ずっと横になっていたのだけど、体をいたわり過ぎて、今度は眠るに眠れないほど、目がさえてしまった。
今年もあと、一ヶ月ちょっと!
がんばります!

沈黙と金・・・(2010.11.19)

欲しいものが何かあるか?と最近問われたことがある。
私は、そういう話が苦手なので、大体考える振りをして「時間」と、相手が黙るような、漠然とした答えをする。
まんざら、嘘でもないので、仮にそこから話が続いても構わないし、興味がなければ、話はそこで終わる。

哲学的な話を延々友人としながら、話に終わりも、結論もないことに気がつく。
ただ、自分の考えや、相手の考えが、際立って、さらに輪郭がはっきりしてくる。
会話というものは、そんなものなのだと思う。
男の人とする会話は、私にとっては、ディベート的なものになることが多い。
私と話すと、スポーツでもした気分になるよ、という人がいる。
それは、きっと、私が女らしくないということなんだ、と心で少し寂しくなる。
攻撃的だったり、鋭角的だったり、私の話には柔らかさというものがない。
仕事での場合、それがプラスに働くこともあるけれど、プライベートではほとんどマイナスに働く。
「女性らしさ」というものを最近考えるけれど、なんだかよく分からない。
私は「女」という生き物の皮をかぶった「男性的な」生き物のようで、どうにも、扱いにくい「人間」という生き物のようだ。
「雄弁は銀、沈黙は金」
私のような人がたどり着いた、ある意味極限の心理なのかもしれない。
一度、黙ってみるのも悪くはないね。
静かな人になってみよう。
うーん・・・・・でも、やっぱり無理だな・・・・私は銀でいいや!

一握の・・・・(2010.11.18)

重曹が手から滑り落ちるのを見つめる。

仕事で失敗して落ち込んでいるのんちゃんだったのだが、気分の切り替えは早いので、既に、対策も、反省個所も把握した。
同じ失敗はしないのが、売りですのよ!ほほほほほほ・・・・^m^

仕事の失敗の嫌なところは、自分ではなく、誰か他の人に迷惑がかかってしまうと言うところだ。
今回も、そう。

ボスは「私の指導不足なので・・・・」と言うので、実は困る。
だって、それは、私の失敗で、ボスのせいではないから・・・・

大学に勤めていた時のボスも、そういう人だった。
恐縮してしまって、申し訳なくて、いつも、しばらくなんだかギクシャクしてしまう。
ナチュラルに振舞おうと思うと余計に・・・・

お風呂に重曹を溶かしながら、
何もかも溶けちゃえばいいのにな・・・・・・
と、白いその物体を湯船にすっかり溶かしてしまう。重曹は、見えないけど、お湯の中で、私の体をすっぽり包み込み、表面の汚れを中和し、まっさらな私に戻してくれる。
生物の基本の基。
髪も、肌も、生まれ変わっていく。
水と、重曹に触れながら・・・・

地球と生物の摂理を思い出しながら入浴していると、明日も元気になるための力が湧いてくる。
汚れを取り去ったから、素の自分が戻ってきた。
裸というあられもない姿でいると、偽れない自分に出会う。
何一つ隠すことのできない自分と対話しながら、ゆるゆると、思考にならない考えを挟み込みながら、漂う。
お風呂の中は、不思議な空間だと思う。

ほとんど毎日、何の疑問も感じず、裸になって、浮力に身を任せて、思いを馳せる。
私はシャワーをほとんど使わない。
湯船に身を沈めて、胎児だった頃の記憶さえ、拾おうとしている。
毎日、生まれる前に戻れる、その時間を、一握の重曹は助けてくれる。

ぶくぶくと、頭のてっぺんまで沈んで、一気に湯船から飛び出す。
明日に向かえる何かは、明日になればきっとある。
自分の中に、そこここに・・・・

不当解雇(2010.11.17)

久し振りに・・・
長い電話を友人と交わしていた。
古い友人で、高校の時からの付き合いだ。
彼女の話は、私に影響を与えるレベル。

彼女が、解雇される。
こんなご時勢なので、周囲にそんな知り合いの一人や二人は、いるかもしれない。
仕事はできるし、がんばり屋さんなのに、それでも、クビというわけだ。
特殊なスキルを持っているので、転職に関して、いくつかのアドバイスをしたり、愚痴を聞いたり・・・・
哲学的な話もしたかもしれない。

彼女のやらなくてはならないことは、多分、ここにはない。
彼女の行くべき場所はきっとあそこ・・・・・と彼女に話しかける。

彼女は遠くに行くかもしれない。
いや、行ってきて欲しいと思う。
彼女の必要とされる場所で、存分に自分のテクニックを披露してきて欲しい。

貴女を待ってる場所へ、速やかに行こうよ。
貴女が貴女らしく輝ける場所へ・・・・

美味しい話(2010.11.16)

美味しいことが続いています。
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同じ、クラークの(でも、娘くらい若い!)女の子が焼いてきてくれた、ミニメロンパンと、ななな、ナント!
「もやしもん」をドクターにレンタルしていたら、「長い間借りていたので・・・」と、杏仁豆腐がついてきました(笑)
どちらも美味しくいただきました!

え?何ですって????
のんちゃんは、酒以外も美味しく食べたりするのかって????

えーっと・・・・酒は好きだし、美味しいけど、別にアル中じゃないですって!
食べるのも大好きです!

そういや、学生時代はざるだったので、いつも友人たちを介抱したり、間に合わないときは、我が家に連れ込んで、寝かしつけていました・・・(※注・女子大です!!)
今も、お酒にまつわる思い出は、楽しかったり、面白かったり・・・・
お酒って、不思議ですね。

アイシテイル、日々の細々・・・(2010.11.8)

仕事で始まり、仕事で終わる・・・・
それがこのところの、私の毎日。
そんな毎日を、アイシテイル。
失敗もたくさん、うまくいったときもそこそこあって、自分のスキルを磨くのに、どこをどうすればいいか、考えている。
子供たちは、文句を言わず、母を見てくれているので、がんばらざるを得ない。

「我が家には、お父さんが二人いるね。お母さんがいないけど」

と、今とは違う仕事で忙しかった私に、子供が言った言葉・・・
子供の精一杯の皮肉。

確かに、男の人に負けないように、仕事をこなし、家の中はぐちゃぐちゃで、子供のことも表面しか見ていない自分がそこにいた。
反省に次ぐ反省と、実の母からの叱咤。

「仕事がそんなに大切なの?子供よりも?」

そんな事、言われていた。
子供が、学校の教室に入れなくなって、気がついた。
実母が倒れて、気がついた。
母をやっていなかったこと。
世界で一番アイシテイルものと、大切なもの、かけがえのないものに、愚かな私はようやく気がついた。

メーテルリンクの「青い鳥」を思い出した。
チルチルとミチルは、どこを探しても、見つからなくて、自分の家の鳥が青くなっていることに気がついた。
確か、あの鳥は、最後に家を後にして飛び去ってしまうのだったと記憶している。

私は、腕の中の子供を、青い鳥のように、失いたくなかった。
途端に、仕事が色褪せ、何のために働いていたのか分からなくなってしまった・・・・・
収入は減って、すっかりビンボーだけど、今、元気な子供たちと過ごせることが、私のアイシテイル時間。

今の仕事は、子供たちも理解し、応援してくれているから、がんばろうと思う。

「話したってどうせ分からないから・・・」と、ライター時代は子供にいちいち何かを話すことなんて、なかった。
子供たちも、締め切りに追われ、イライラしている私に話しかけることも、あまりなかった。

「今日ね、ママ失敗しちゃった・・・・聞いて!」と、今の仕事について、子供に話すことが増えた。
「それはママが悪いね!」「もっと大人にならなくっちゃ!」なんて言われてる。
すでに、相談相手になるほど成長した息子たちは、今は、私の大切な家族であり、アドバイザーでもある。
家族というひとつのコロニーの中で、それぞれの役割を理解し、シェアできる時間を大切に出来る存在となった。

私の腕の中にすっぽり収まって、泣きじゃくり、暴れていた息子は、私の背を楽々抜き、私が開けられないジャムのビンの蓋を軽々と開け、私より早く走り、高く飛び、自分の将来を考えるようになった。
息子が立ち直れるか不安で、ずっと心配していた私を尻目に、進路をおぼろげながら、決め始めた。
そのためにするべきこと、やらなくてはならないことも、すっかり理解し始めている。

だから、明日もがんばれる。
がんばろうと思う。

母という肩書きを、何よりも愛し、誇れる自分でありたいと、心から願う私なのだ。
子供がここから飛び去るまで、あと少し。
母でいる喜びを、噛み締めながら・・・・。

お仕事の悩みというもの(2010.11.6)

それはね、たくさんありますから・・・・
でも、主に自分から出るもの。
いえ、時には相手を責めたいことはたくさんありますが、この年になって、一番よく分かっています。
まずは、自分が変わらなければ、相手を変えることなど出来はしないのだということです。

私のよさって、何だろう、と、友人に問いました。
高校のときからの友人に。

「あなたの良さは、多分、いつも、一生懸命ってところなんじゃないかと思う」と言われた。
良きにつけ悪しきにつけ、まっすぐで、曲がらないところが良いよ、と言ってくれた。
それは、私の考える、私の短所だったけれど、そうではないよ、と。
控えめで、人の前に出ることのあまり好きではない友人は、私の前に出る性格を、良く思ってくれているらしい。
私は、出ずっぱりの自分が嫌いで、人よりいつも一歩引いたところにいる人を逆に羨ましいと思う。
目立ちたがりなわけではなく、いつも、知りたかったり、観察したかったり・・・・夢中になって、はっと気がつくと、人より先に出てしまってる、大人気ない私なのだ・・・・この年になっても、周囲との調和より、自分の好奇心を大切にしてしまう。

CPPにいなければ、私は何をしていただろうと、このごろ良く考える。
忙しすぎて、なかなか思うような活動を出来ていないから、いけないなあ、と思っているからだと思う。

何かしらやっていただろうし、そこそこの満足いく何かを見つけていたかもしれない。
でも、充実感はあっただろうか?
素晴らしい「仲間」と呼べる人たちと、話をし、ともに歩んでいく充実感。
CPPは、「重曹」というもので、縁ができ、つながり、進んでいっている。
そのCPPで感じる充実感と同じくらい比類ないほど、仕事で満足をしたいと思っている。
何でつながるのかは、まだ分からないけれど。