祇園精舎の鐘の声(2011.8.3)

今年は、祇園祭の日が、なんと、京都の講座の日だったのです。
学生時代、友人と一緒に京都でそれを見たことがあったけど、京都のあの暑さというのは、私にとって、著しく不愉快で、嫌な思い出の一つとなっていた。
でも、この年になるとね、その奥にある、祭りの意味だとか、見るべきポイントだとか・・・・そんなものが変わってきて、暑いのは変わらなかったけど、少し、見学して楽しむことができました。

日本という国の、深い部分が素晴らしいと思える年齢に達してきたのかもしれません。
京都の受講生の方は多く、熱心です。
歴史を大切にする、そんな土地柄は、重曹たちもゆったりと受け止めます。

重曹の魔法(2011.8.2)

年末の講座の依頼が舞い込み始めた。
それは、うれしい響き。

この一年、仕事が変わったりして、落ち着かなくて、メンバーの皆に、とてもとてもメイワクをかけてしまった。
分かっていても、物理的なことはどうしようもなく、立て直せないまま、今に至る・・・なのである。
でも、ようやく、少し落ち着き、時間の使い方を考えられるようになりました。
ブログもまた、ちょくちょく更新できるはず・・・・・!です(笑)
こんなに落ち着かない日々を送っていても、驚くほど、重曹やビネガーたちは、私の生活を、もう、ずうっと支え続け、お家の中をいい状態に保ってくれていた。
私はひたすら、重曹をあちこち、魔法の粉のように振りまいて、過ごしていた。
怪しいマジシャンのように・・・・

おそうじのトリアージ。

そして、いよいよ、この2週間で、その重曹たちの魔法を次々解いて回った。
魔法をかけられていた場所は、一様に、外目からは汚れた個所で、ありえないほど掃除ができていないかのように見える。
でも、ビネガーフィニッシュをかけると、ほんのさっきまでと違って、ピカピカになり得るのだ。
何となく薄汚かった我が家が、少しずつ、住みやすい空間に変わり、くつろげる場所へと変わって行くのは気持ちがいい。
ああ、支えられていたこの一年とちょっとの間、少しの間も重曹たちはサボらず、働き続けていたのだ、と実感する。
精油の残り香が優しく香る空間で、本当の清潔と暮らすことが、こんなにもありがたいことだったと実感。

たくさんの重曹たちと・・・(2011.7.24)

やっと、試験にも受かったし、仕事のことも、細かなことはまだだけど、一定の方向性が見えてきて、嵐が去った後の気分です。
そして、試験にかまけて、家事一切を放棄していたのんちゃんでしたので、久々に、大掃除っぽいことをやったのですよ!えへへ・・・
仕込みはOKですよ!
ガスレンジは相当汚くなっていたけど、重曹を盛って盛って・・・・なので、30分ほどでぽっかぴか!気持ちのいい調理台に戻りました。
鬼ほどのゴミは、使っていない部屋に閉じ込めてあったのだけど、雑誌や新聞は、次の資源ごみの日にあわせて、家族で束ねて、次々くくっていきました。
新しい1歩!
よし、踏み出すぞ!!

のんちゃんのお仕事・・・(2011.7.23)

結局、のんちゃんのお仕事って・・・何?
と、ブログを読んだ友人達からの問い合わせメールが・・・^_^;

そーだよなー、わっかりにくいよなぁ・・・・
まあ、カタカナで言うと「ドクターズ・クラーク」
で、日本語で言うと「医師事務作業補助者」と言うものなんです。
専門性高すぎて、なんのこっちゃ分かりませんわな・・・そりゃね・・・

簡単に言えば、お医者様の書く、診断書などの書類を代わりに書いて、サインだけすればいいように、整えるんですけどね・・・
その作業をするために、専門知識がかなり必要となってきてしまうわけなんです。
それまで、医療関係の仕事をしてきた人なら、そう難しくもないかもしれないけど、普通の一般ピープルののんちゃんは、かなり労力を要しました。
やっぱり、器用ではないし、要領もよくないし、さほど頭もよくはないので、大変なことこの上ない体験でしたよ・・・はああ・・・
それを、40半ばになってから始めようと言う、あつかましさ・・・私って、やはり関西のおばちゃんまっしぐらなんです・・・やっぱ・・・・
何度も、アルバイトで適当にやってた方がよかったような気がする・・・と、途中で挫折しそうになったんですよ!
試験、やったら難しかったし・・・・本当にその知識は要るのか???と、自問自答する日々でした(いや、今もそうか・・・・^_^;)。

なのでね、就職難で困ってる人も、再就職で立ち往生してる人も、これだけは言えます・・・諦めないで、めげないで、努力を怠ることなく、目標を立てて、チャレンジすれば、何とかなるもんです。
新しいことをはじめるということは、怖くて、なんだかとても心もとないと思うかもしれないけど、その中にほんの小さな「ワクワクとドキドキ」を見つけられれば、前に向かっていけるような、そんな気がします。
給与やその他のことで、ガタガタしているのだけど、仕事自体は、実はとても気に入っているのんちゃんです。
人の体のシステムの不思議と、医学の進歩を覗くことができるポジションだから、言い方は悪いかもしれないけど、精一杯楽しませてもらっています。

最初は整形外科のたった一人の先生の書類の一部をこなしかねていたのんちゃんでしたが、今では、整形の先生全ての書類のほとんどと、耳鼻科、脳外科まで触手を伸ばして行っています。
まだ、内容も質も満足してないので、これからのことも一杯です!

暑い中、がんばっています!(2011.7.19)

やると決めたので、のんちゃんはがんばっています!
世の中の、働き始めた人、仕事がどうにもうまく行かない人、給料安いのでどうしようと思っている人・・・・その他モロモロ・・・・一緒にがんばりましょう!
仕事も増え、がっちょーん!なことになっています。
でも、短時間で終わらせ、次の日にはできるだけ持ち越さないように、ぱきぱきやっています。
ああ、私は、仕事ってものがないと、確実にダメになる人間だなあ・・・と実感しつつ・・・
与えられた世界の中で、ギリギリ動くのが好きです。
まったくの自由な状態では、仕事をこなせない人間です。
フリーの時も、自分でわざわざ枠組みを作り、動いていました。
いずれにせよ、多分私は、不自由な人間なのです。

でも、それでいいし、満足しています。

「自由」と「好き勝手」が違うように、「望んだ不自由」と「望まない自由」も、似ているようでちょっと違うね。この間、相談した友人に、結果を報告した。
彼女はやっぱり面白い・・・
「貴女は、もう変われないから、仕事を変えるといっていたけど、何だ、周囲を変えちゃったのか・・・(笑)だったら、その場所に居られるね。オメデトウ!」
と、言われてしまった。

昔ね・・・ずっと若い頃、「がんばるなんて、一生懸命なんて、だっさー」と、言われたことがある。
その言葉に傷つき、恥じ入ってしまったことがある。
でも、それからしばらくして、恩師に「君は、がんばり屋さんで、本当に真面目で、いい子だね。その素晴らしいものを大切にして生きていきなさいね」と言われた。
他人から見ると、不器用だから、必死にしかやれない私の姿は、そう映るのかと、目からウロコだった。
私を傷付けた、その言葉を発した人とは、もう、まったく会っていないけど、少なくとも、私はそれからも、壁にぶつかったり、谷に落ちたりしながらも、自分らしく生きてきた。
で、ここで、素晴らしい仲間と素晴らしい活動をさせてもらって、幸せを噛みしめることが多々ある。
やっぱり少し不器用で、一生懸命しか取り柄のない自分と向かい合いながら・・・・
だけど、その昔と違って、一生懸命しか取り柄がなくても、小器用にこなすことができない自分も、何倍も人より時間がかかる馬鹿な自分が、結構好きなのである。

自分らしく生きることは、自分を好きになるし、とても気持ちよく、毎日に張りを持たせてくれる。
明日を、楽しみと思える生き方をさせてくれる。

場所を決めたので・・・(2011.7.15)

色々な人と、たくさん話し合って、この仕事場に、留まることにしました。
留まる以上は、困ったことや、解決しなくてはならない・・・やめてしまいたい、と思わせた種々の問題を片付けていきます。
働きやすい場所は、じっとしていて用意してもらえるわけではなく、自分でもつくっていかなくてはならない、と。
幸い、味方はいます。
味方でない人もいます。
敵もいます。
どちらかと言えば、好き嫌いがはっきりとしている私は、敵ができやすいかもしれません。

実は・・・
少し変わり始めました。
味方だった人が敵に変わったりもしたけど、それでも、緩やかに、周りが変わり始めました。
仕事を存分にやる、ということは、思ったほど簡単ではないけど、やれそうな気がしてきました。

受かっていました(2011.6.30)

例の試験が受かっていました。

今回の合格率は何パーセントだったのか分かりませんが、とても難しかった・・・・・・(T_T)
勉強は一生懸命やったけど、多分、ダメだろうと思っていたので、意外でした。

とりあえず、ご報告・・・・!

他に問題は山積みで・・・。
解決すると言うのは、本当に難しい。