誰かのキャンセルで、母が検査を受ける事に急遽決まった。
それはもう、ばたばた!
携帯が鳴って、最初の約束より、1時間も早く駆けつけなくてはならない・・・。
でも、それを受けておくと安心だから、やはり受ける・・・。
それに、後に回されるよりは、そりゃよっぽどうれしいので(^_-)
限界限界と言いながら、また一週間経過。
遅くなりついでに、今日は看護士長さんとじっくりご相談。
母の付き添いのきつさと、祖母が少し体調が崩れてきている事・・。
祖母まで入院したらそれこそ一大事、だから、寝込ませるわけにはいかないのだ。
デイサービスも休み、家で寝ていたと言う祖母。
ごめんね、おばあちゃん、頼ってばかりでなにもしてあげられなくて・・・・。
そして、高齢の祖母には、きっとほんの少しのブレが、命取りにもなりかねない・・・・。
だから、早くに対処、と思った。
これ以上、疲労・疲弊は私たちにとって避けなくてはならないことだ。
また、ケアマネージャーから電話もあった。
「まだ付き添いが必要なのですか?そんなに手がかかるようなのであれば、施設としてもお引き受けすることが出来るか疑問です」
と、遠まわしにこのままでは引取りを拒否の旨、伝えてきた。
施設にお世話になりながらリハビリも治療も受けさせようと思っていた矢先、それが目標で頑張っているのに、少し悲しい結果だった。
では、寝たきりで余生を過ごさせろと言うのか?
動かない方がよっぽどいいと、そう言うのだろうか?
確かに夜、幾度かナースコールを押せない事があるけれど、決してリハビリを投げないし、痛い治療や苦い薬も我慢して飲んでいる。
母はただ、家族以外の人のほんの少しの手助けが必要なだけだ。
ポータブルトイレや、手すりつきのトイレを使う時、余計なものが落ちていないか、床は滑らないかを確認してくれる人。
服を着るとき、間違えたところに手を通した時、それを教えてくれる人、高いところにものがあるとき取ってくれる人、そして、ナースコールを押せなかった時、「トイレなの?」と一言かけてくれる人、ただそれだけなのだ。
私は日々、それを母にしているだけの事なのだ。
欠けてしまった危険度を察知する部分を補って欲しいだけなのだ。
習得が無理な場合は施設は頼れないと言う事か・・・?
意味を図りかねて、頭が疲れてしまった・・・。
そして、愕然として、なんだか悲しくなって、つい弱気になって泣きそうになってしまった。
ケアマネージャーさんは悪くない・・・と頭で言い聞かせても、弾丸のように事務的なことをしゃべるあの人を、今はとても信用する気にはなれない・・・。
ヨワリメニタタリメ・・・・それともキズグチニシオ・・・・?こういうことなんだろうね。
でも、とりあえず、できることはやってみる。
話し合いの結果、今夜から、母のトイレタイムがだんだんと決まってきたので、その時間にいざなうと言う事で、私は夜、12時までの付き添いということで勘弁してもらう事に・・・・。
また、遅かったけれど、だいぶ環境にも慣れて、眠りが深くなったので、なんとかいけるかな、というところ・・・。
実験的ではあるけれど、トライ。
「夜遅くに帰宅なんて、大丈夫ですか?」
いえいえ、愚問ですとも、看護士さん!
CPPでは、ioさんの次に「いつ寝てるか分らない」人、のんちゃんなのですから・・・・・・(^_-)v
細切れ睡眠でも、まとめ寝でも、なんだかけっこういけてしまうのです。
今回の母の付き添いのように、さすがに、昼間はフルで、夜は1時間半ごとに起こされたらたまりませんが(・・・・しかもいつまで続くか分らない状態で・・・・)、自分で管理する分には、ナポレオン並でもけっこう当分の間は大丈夫なんですよ、この私!
学生時代から、時差もなんのその、いつも順応力では大抵一番でした。
12時半にはおうちに帰れるのですから、いろいろやっても、5時間も寝られるんですよ、おうちのベッドで・・・。
今までの睡眠不足分を取り戻しますとも!
そうすれば、もう少し元気も出るし、考えも回る。
私は、たくさん雑用をしながら、やりたい事をやる方が性に合ってるのかもしれない。
やはり、趣味は「現実逃避」・・・・周りをくるくる回って、やっと本筋にたどり着く・・・。
つくづく、道草の好きな人間です。