イセヒカリの原種をお米にしたもの

CPPがお届けするイセヒカリ、
山口県徳佐にいらっしゃる吉松敬祐さんに作っていただいています。

吉松さんが作っていらっしゃるのは全てが原種で、農家にわたって種籾を生産するのに使われます。
CPPがお届けするお米は「イセヒカリの原種をお米にしたもの」です。

はて、「原種をお米にしたもの」って? 
すぐに理解できた方は、すばらしい。

まず、知っておきたいのが、「お米の生産方法」。
下の図をご覧下さい。
私たちがお米を店頭で手にするまでに、これだけの生産工程があります。
お米の生産工程

ご存知の方も多いかと思いますが、
お米の生産者(農家)は、自分の田んぼで収穫したお米ではなく、
JAなどから毎年「種籾(たねもみ)」を購入して、お米を生産しています。(図の4)

図を順にご説明すると、
品種の「原原種」といわれる種子は育種された農業試験場などで貯蔵しています。
イセヒカリの場合は民間で育種された品種なので、
吉松さん宅と山口県神社庁に100年分の元種が冷凍庫に保存されています。
2箇所で保存しているのは、何かの事故で元種が失われる危険を避けるためです。

イセヒカリの場合、貯蔵してあるの元種200gを水田に植えて増殖して「原原種」がつくられます。(図の1)
そして、「原原種」を次の1年で増殖して原種が作られます(図の2)。
その原種は種籾を作る農家で増殖されて「種籾」が作られ(図の3)、
農家は「種籾」を購入して一般消費者向けのお米を生産します。(図の4)

稲からお米が取れるのが年に一回ですから、私たちが店頭でお米を手にするまでに、
4年かかってるということになります。

なぜ毎年種籾を買うのでしょうか。
自分の田んぼから収穫したお米を来年のお米の生産のために保存する方法を「自家採種(じかさいしゅ)」といいますが、自家採種を繰り返すと、その品種の良い性質がだんたん薄れていくことがあります。

それは、人間もそうですが、親と全く同じ子供はできません。
そして、隣に違う品種が植わっていれば、その品種と交配する可能性もあるのです。
したがって、コシヒカリならコシヒカリの特性、イセヒカリならイセヒカリの特性をもったおいしいお米を生産するために農家は毎年種籾を買う訳です。

では、イセヒカリについて。
吉松さんはイセヒカリの品種の固定に携わった方で、
神社庁より依頼されて原原種を保存されています。
そして全国のイセヒカリの原種の生産をされています。
その原種が特定の生産技術を持った農家(採取農家といいます)にわたって種籾を生産するのに使われます。
その原種でCPPのお米を作ってくださっているのです。
普通の流通米よりも二代早い段階でいただいている、イセヒカリの二代目、より純粋なのです。

イセヒカリ本来の美味しさ。
イセヒカリは伊勢神宮より山口県の農業試験場に渡り、品種が固定されました。
稲はその育つ風土によって味が変わってくるといいます。
したがって、山口県の土地で育ったお米がもつイセヒカリの味がもっとも純粋なイセヒカリの味、それも、品種を固定された吉松さんが作っていらっしゃるからこそ、本来の理想とするイセヒカリの味がCPPのイセヒカリで味わえるのです。

ちょっとマニアックな視点からのイセヒカリをご紹介してみました。
こんなことを頭の片隅におきながら、イセヒカリを味わってみてはいかがですか?
また、これからはもっと様々な品種や自主流通米が出てくる時代、
ちょっとこんな知識をもとに、いろんなお米を試してみるのもおもしろそうです。

参考:
バーチャル未来科学館(http://common.pref.akita.lg.jp/kagakukan/2f/nousan/1/menu6/a.html
奈良県(http://www.pref.nara.jp/10021.htm
庄内平野のホームページ(http://shonai.zennoh-yamagata.or.jp/situmon/fqa/s_16.html#11

2010.10.16 吉松農園見学

よく晴れ渡った秋空の土曜日、
お米「イセヒカリ」を丹念に作ってくださっている吉松氏に会いに行きました。

参加したのは
io、BORA+息子(中学二年生)、みっきー+娘(5)、misaco、あやま+
娘(1)、bubu
の総勢9名の大所帯。

新しくなった羽田空港からあっという間のフライトで山口宇部空港へ。
大きなレンタカーで約1時間 阿東市徳佐 へと到着。
前回とかわらず、吉松氏の温かい笑顔で迎えられました。

まずはCPPの田んぼを見学。
田んぼ
すっかり刈り取られた田んぼは来年までお休みです。

そしてお米の乾燥機や保存冷蔵庫などを見学。
冷蔵庫の中には今年のお米が積んでありましたよ。
外では籾殻の山で子供達が大はしゃぎ。
楽しそう! 籾殻の山初めて見ました。
籾殻の山で大はしゃぎ

日本蜜蜂も飼っていらっしゃいます。
今年になって7つの巣が突然逃げてしまったとか。
畑や水田で使われている農薬のせいかなーと首を傾げていらっしゃいました。

日本蜜蜂

そして大きな大きなぶどう棚。
棚の下は合鴨達のお庭です。
草を合鴨達が食べ、糞がぶどうの栄養になる。
パーマカルチャーですね!

ぶどう棚と合鴨

ぶどう棚の隣には栗の木が。
ぷりぷりの栗がなっていました。
この栗を目当てに猿達がくるとか。
猿君達のおこぼれを私たちがいただきます!

栗

吉松氏の手がける植物や動物たちを通して、
近年の環境の変化を伺う。

美味しいお食事を囲んで団欒

突然去ってしまう蜜蜂達。
山のブナがたくさん枯れてドングリがなくなり、山を下りてくる熊達。
今年も蜜蜂を2峰やられた。
そして虫達がすくなくなった。
夏には電灯の下にたくさんの虫が落ちて、箒で掃いていたそう。
今はそんなことはなくなった。
隣の畑の農薬飛散を恐れて、接する土地には作物を植えられないこと。
隣の畑には、ネットなしでも青々と虫食いの穴のない野菜があった。
その訳を考えてぞっとした。

一方、CPPの田んぼには去年に続いて「田シギ」がやってきたそう。
クモやトンボ、メダカ。
安全な田んぼにはたくさんの生き物たちがやってくる。
そんな田んぼがもっともっと増えることを願って。

あ、もちろん、新米いただきました。
美味しかったですよ!
是非、田んぼの生き物たちを思い浮かべながらご賞味ください!

重曹さえあれば、なんのその!

落ちてます! 落ちてます!

汚れではありません。もうすぐ2歳になる息子の口からこぼれるご飯。
洋服に、椅子に、床に、、と下へ行くほど飛び散る範囲が拡大。

あーあ。最近はスタイはすっかりきらいでしてくれないので、落とし放題。
しかし、ここで、怒ってもしょうがない。私には重曹があるのだから!

息子の食事が終わった。
パパがシェーカーにつめた重曹をシャカシャカっと振りかける。
あっ、そんなにたくさん振りかけなくっても大丈夫!
という言葉をぐっとこらえ、ありがとうパパと微笑む私。

パパは箒でざざっと重曹と食べこぼしを掃きとる。
う~ん、ラクチン。

汚れた洋服は脱がして、重曹水の入った洗面器へ。
汚れが取れて満足しているパパの見ていないところで、
ささっとビネガーでリンスして完了!
リンスまでしてくれるといいのだけど、それは次のいいタイミングで教えよう!

あけましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願い致します。
今年も一つでも多くの快適でラクチンな重曹生活の知恵を学んで快適生活、快適育児をしたいです。

リタ

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先日の勉強会でいただいた「リタ」使ってみました。

使い方
1 5粒を500mlの水につけて一晩
2 火にかけて沸騰したら火を止めて一晩置く
3 リタの実と煮だし汁を少し加えてミキサーにかける
4 実を濾して、全てあわせてできあがり

甘酸っぱいにおいが何となくおいしそう。
食べないほうが身のためですが。
泡立ちいいです。
スパゲッティのお皿もさらっときれいになりました。
石けんより使いやすいです。
いい! 重曹と混ぜて使ったらどうなんだろう。中和?

おくるみさん2007

おくるみさん
久しぶりに「おくるみさん」登場です!
お出かけにエッセンシャルオイルやスペシャルブレンドオイルを鞄に潜ませて・・・・。
これから、風邪が流行る季節。ユーカリオイルをハンカチに一滴。
マフラーに一滴。これで人混みの中での風邪予防ばっちり。
万能なラベンダー・アングスティフォリアだったら、
いろんな場面で活躍します。吹き出物ができてしまった、
虫除け、虫さされに、イライラ解消に、、などなど

いつでもどこでもおくるみさんにオイルの瓶を入れてお出かけに連れて行ってください。
瓶からオイルがしみ出しても、おくるみさんに香りが移るだけ。
おくるみさんがいい香りなので、鞄の中もいい香り。
「あれ? なんかいい香りがする」って言われるかもしれませんよ。
私たちジュウソイストにはエッセンシャルオイルはかかせませんね。

今年は、カラフルなラインナップで登場。
サイズはCPPのショップで取り扱いの「プラナロムオイル」
がぴったり入るサイズです。

商品詳細ページはこちら

2007.6.9 アースデイマーケット

今月も府中の「Cafe Slow」のアースデイマーケットの参加してきました。
今月のイベントは「地大豆カフェVol.3」。
地大豆、皆さんは播きましたか?
CafeSlow

今月もCPPのコーナーには、いろいろなお客様がいらっしゃいました。

重曹ってなんですか??
知っているんですが、なかなか使いこなせないんです。。。
旅行のときに子供の汚れ物入れにふりかけてました!

などなど。
直接みなさんの声を聞けるイベントはこれからの活動のヒントになります。
次回は、お話しや販売の他にワークショップも予定しています。
お店もイベントではなく通常営業なので、
是非、お気軽にいらしてくださいね。
トージバさんに、大豆の播き方について教わってきました。

「あまり肥料が入っていない土に播くこと。
そして、肝心なのは、夏至の一週間後がいい」

ということでした。
上記の2つを守らないと、ツルばかりがのびてしまうそう~。
もう少し待ちましょう。(ちなみに私はもう播いてしまいました。。。播き直し)

イベントの中で、10種類の地大豆で作ったお豆腐の試食がありました。
豆に寄って、本当に味が違うんです。
驚きでした~。(これからはやるかもしれませんよ~)
帰りに皆さんお豆腐を片手に、ご満悦でした。
奥はお豆腐売り場

CPP つや肌ミネラルパック-麦飯石とは?

美濃白川産麦飯石配合のつや肌ミネラルパック登場!
さて、その『麦飯石(ばくはんせき)』とは?

麦飯石
— ミネラル補給、老廃物の吸着 —
美濃白川産麦飯石を使用。麦飯石は表面積が非常に広く、
多孔質性であるため強い吸着力を持ち、毛穴の奥の老廃物を吸着するほか、
肌の炎症を抑える働きがあります。
ミネラルの宝庫とも言われ、皮膚から良質の天然ミネラル成分が浸透し、
肌に活力を与えます。

— 日本では岐阜県加茂郡白川町黒川でしか産出されていない貴重な石 —
日本は火山列島と言われるように複雑な地質構造を持っており、
色々なタイプの鉱床があり、火成岩の種類も豊富にあります。
その中で麦飯石は半深成岩に属する石英斑岩になります。
この石の成因については定かでなく、5000万年~7000万年前にかけて噴出・貫入した火成岩(花崗岩質ペグマタイト)と推定されています。
この頃の花崗岩質ペグマタイトには放射性元素を含むことが知られていますが、
麦飯石には放射能核種は含まれていないことが分かっております。

実に25