2008.5.10 アースデイマーケット in Cafeslow

5月だというのに冷たい雨が降る中、府中にあるCafeslowで久しぶりのアースデイマーケットが開催されました。6月に国分寺駅の近くに移転するので、この場所での開催は最後になります。ちょうど1年前から参加させていただくようになり、おなじみさんも増えて、ここにくるとホッと心が緩みます。自然農法で作られた野菜、手作りジャム、糸にこだわった手編みの帽子、傘のビニールを使って作られた小物、つきたてのお餅などなど魅力的なものがたくさん並びました。

六ヶ所村ラプソディ
カフェでは、「六ヶ所村ラプソディ」上映会が行われました。そこに集まった方たちへマーケット参加者からの告知タイムがあり、重曹生活についてちょっとお話したところ、上映会が終わってから若い男性も何人か「もっと重曹のことをおしえてほしい」とCPPのコーナーに立ち寄ってくださいました。お母様の手あれを治してあげたいとおっしゃっていた方に、ぜひ母の日のプレゼントに重曹を!とオススメしたのですが、珍しく?重曹が完売してしまい、残念ながらお持ち帰りいただくことができませんでした。どこかで買うことができたかな・・・

新しい店舗に移転してからのマーケットのスケジュール未定ですが、またそちらでみなさんにお会いできることを楽しみにしています。

2008.2.26「環境に配慮した手作り講座:第2回」

第2回といっても実際は8回目の講座。
以前作ったペットボトル石けんをもう一度作りたいというご希望により、再度実施。
洗髪に使いたいとのことで、つばき油を使いました。

いつものようにのんちゃんのレシピを使ったのですが、作る量は倍にしました。

★実習:ペットボトル石けん
[材料]
 つばき油   180g
 ひまし油    20g
 精製水     60g
 苛性ソーダ   22g



つばき油だけでなく、ひまし油を1割混ぜたら講座が終了するころには、型入れできるくらいになりました。
なので、帰宅後なるべく早く型入れしてもらうようにお伝えしました。

香りつけは、水+オイルの0.5%の精油を入れました。
260g×0.005=1.3
1.3÷0.05(精油1滴)=26滴
今回は、イランイラン 13滴、オレンジ・スィート 13滴で香りつけ。

最後に私がマカダミアナッツ油で作った石けんをプレゼントして終了。

2008.1.24 世田谷保健センターでの重曹講座

世田谷保健センターで「重曹で簡単・安全・健康生活のススメ」の講座がありました。参加してくださったのは60人ですが、抽選で参加できなかったかたもいらっしゃったとか・・。重曹を使った生活に興味を持ってくださっている方がたくさんいらっしゃることにうれしくなりました。

前半は重曹の根本的な性質と5つの作用についての講義。重曹がどういう物質なのかを理解していただくために、まずは手のひらに出し、それを舐めていただきました。お掃除のイメージが先行していると、舐めても大丈夫なの?と不安げな方もいらっしゃいましたが、重曹は昔からお料理にも使われてきましたし、なにより体の中にあるものなので、口にしても大丈夫なのです。

そして後半は、いよいよ実習。
・クリームクレンザー
・衣類のリフレッシュナー
・入浴剤
・水あかクリーナー
・歯磨き粉
5つの中から2つを選んで作っていただきました。作りながらも次々と質問がでて、時間が足りずに十分な説明ができなかった部分もあったかと思いますが、まずは使って自然物質のパワーを実感していただきたいと思います。
寒い中お集まりいただいた皆様、どうもありがとうございました。 

腱鞘炎用クリーム

遅くなりましたが、私の作った腱鞘炎になったときに塗るクリームに入れる精油はこちらです。
・ラベンダー・スーパー 4滴
・レモンユーカリ     1滴
・ウィンターグリーン   1滴
・バジル          1滴

精油を肌に直接塗る使い方を教えていただいたので、早速胃腸がすっきりしないという娘のおなかにラベンダーを使いました。
おなかにポタポタと精油を垂らしてしまいましたが、それはNGだそうです。一度手のひらに垂らして伸ばしてから患部に塗らなくてはいけないそうで、まだまだ使い方をよくわかっていないなぁともっと勉強しなくてはと思ったのでした。

2007.9.25「環境に配慮した手作り講座:第3回」

前回作った石けんシャンプーの洗いあがりがとてもよかったと使用感を報告してくださいました。くせ毛で思うようにならないことが多いけれど、とてもいい感じにまとまりうれしいとのこと。気に入っていただけて本当によかったです(^^)

3回目は、お洗濯方法について。
「重曹でお洗濯!」をテキストがわりにして、重曹を使った洗濯法とエア洗濯を説明。
受講者の方は大物以外は手洗いしていて、洗濯機は2槽式とのこと。手洗いの場合を中心にお話しました。

★実習:基本のリフレッシュナー
[材料]
 無水エタノール 20ml
 水 180ml
 重曹  4g(小さじ1杯)
 精油 10滴   *ブレンドはQさんのレシピから
  サイプレス 3滴   
  ペパーミント 3滴
  ティートゥリー 4滴

[作り方] 
①ボトルに無水エタノールと精油を入れ、よく混ぜます。
②水を加え希釈します。
③重曹を加えてよく振り混ぜて溶かします。

もう1種類なにかスプレーを作ろうと思い、受講者の方と相談したところ、一番の基本である重曹水のスプレーを使っていないとのことでしたので、それにしました。
ついつい、先にいきがちですが、意外と基本が飛んでいたりするのかもと思いました。

2007.8.28「環境に配慮した手作り講座:第2回」

2回目は、ビネガーと石けんについて復習した後、「なぜ自然素材のものを選ぶのか」というテーマでお話しました。

経皮毒について説明し、現在使用中というメリットシャンプーに含まれている毒性物質について具体的にどのような危険性があるのかをわかっていただく。
CPPがオススメする重曹、石けんは体への危険性もないし、生分解性もよいので環境にも悪影響を及ぼすことはない。

これから日用品を選ぶ時に注意してほしいこと。
・自然素材のものを選ぶ。
・合成界面活性剤が使われているものは避ける。
・添加物は少ないもので、あっても天然のものを選ぶ。

★実習:石けんシャンプー&リン酢を作ろう!
①石けんシャンプー
[材料] 
 合成化学物質無添加の液体石けん 50cc 
 水                     50cc
 精油(ローズマリー)           5滴 
 *保湿成分としてはちみつを加えてもよい
 *水のかわりにハーブディーを入れてもよい
  
[作り方] 
 1.無添加液体石けんに精油を入れてよく混ぜる。
 2.水を加え、さらによく混ぜ、ボトルに移してよく振る。
      
[使い方] 
 よく振ってから使う。市販のものより泡がたたないので、量を使いすぎないように注意。なるべく1ヶ月以内で使い切るようにする。フォームボトルに入れて使うと泡が上手に作れる。


(液体石けんはDr.ブロナーズのマジックソープを使用。フォームボトル200mlを用意。はちみつを大さじ1加えた。)

②リン酢
[材料]
 酢 1カップ
 ドライハーブ 大さじ 1/2~1杯    
 グリセリン 小さじ1杯
 *ドライハーブを使わずに精油(8滴まで)を加えてもよい。

[作り方] 
 1.酢にドライハーブを漬けて2週間くらい置き、ハーブビネガーをつくる。
 2. ドライハーブを取り出し、グリセリンを加えてよく混ぜる。
     
[使い方] 
 洗面器にお湯をいれ、そこにリン酢をさかずき2~3杯分をいれる。髪全体にいきわたらせてから、よく頭皮をマッサージし、髪全体を指ですくようにし、最後にシャワーでよくゆすぐ。

  
(ホワイトビネガー&精油で作った。ミニポンプボトルを用意。ドライハーブをお渡しして、家でハーブビネガーを作っていただく。)

【注意】洗いあがりがべたべたしたり、乾いたあとでブラッシングすると白い石けん分がブラシにたくさん残る場合は、石けんの使いすぎか、リン酢が少なすぎるかのどちらかです!

合成のシャンプーから石けんシャンプーへと切りかえがうまくいくといくことを願いつつ講座をおわりました。

2007.7.24「環境に配慮した手作り講座:第1回」

東急セミナーBE(雪ヶ谷)にて。
受講者:Sさん(過去にも同じ講座を受講)

テーマ・重曹は安全・安心なもの-お料理に活用しよう!

★実習案:
①海水から体液に、そしてイオン飲料に。
②レモンソーダ
③食べられる粘土
④パンケーキ
⑤バナナブレッド
⑥中華麺つくり

この中から①、②(レモンではなくウメ)、⑥を実施。

★実習レシピ
①海水から体液に、そしてイオン飲料
    (1) 水200ccに天然塩4g、重曹3gを入れて混ぜる(現代の海水:にがり成分がはいっていないのでかなり単純な組織)
    (2) (1)から50ccとり、それに水100ccを加えて混ぜ、3倍に薄める(古代の海水、体液)
    (3) (1)から50ccとり、それに水100ccを加えて混ぜ、3倍に薄め、さらに砂糖5gを入れて混ぜる(イオン飲料)

必要な物:水 400cc、天然塩、重曹、砂糖、紙コップ(1人につき3個)、計量カップ、1グラムスプーン、かきまぜるもの

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参考として:*脱水症状の予防と手当のための水分補給飲料 [WTO勧告に経口電解質補充製剤プリントより]
1リットルの湯冷ましに大さじ2杯の砂糖もしくははちみつ(はちみつの方が好ましい)、各小さじ1/4の塩と重曹を入れる。できればオレンジジュース半カップ分か、レモンジュースを少し加える。
   
②ウメソーダ
ウメシロップを持っていき、それを水で薄めて、重曹を少しずついれて微炭酸飲料にした。ソーダはガラスのコップで作った方が炭酸がでてくるのがよくわかる。左側が重曹をいれたコップ(この写真はわかりにくかも・・・)

⑥中華麺つくり
●材料(2人前)
 中力粉100g
 こね水(塩2.5g、重曹1g、水45g)
 必要な道具:ボール、計量カップ、1グラムスプーン、かきまぜるもの、ラップ

●作り方
1.中力粉を量り、ふるっておく。
2.水に塩と重曹を入れ、よく溶かす。
3.粉に塩と重曹を溶かした水を加える。
4.よく練って混ぜる。
5.表面が滑らかになったら、ラップに包んで40分以上寝かせる。
6.麺棒で四角く薄く伸ばす。打ち粉としてコーンスターチか片栗粉を使う。
7.三つ折にたたんで、できるだけ細く切る。
8.麺を手で強くもむとちぢれ麺になる。
9.沸騰した湯に麺を入れ、5分程度茹でる。
10.流水で洗って水を切る。

5の状態でお持ち帰り。材料をあらかじめ量って持っていったので、あっという間にできました。