2007.7.24「環境に配慮した手作り講座:第1回」

東急セミナーBE(雪ヶ谷)にて。
受講者:Sさん(過去にも同じ講座を受講)

テーマ・重曹は安全・安心なもの-お料理に活用しよう!

★実習案:
①海水から体液に、そしてイオン飲料に。
②レモンソーダ
③食べられる粘土
④パンケーキ
⑤バナナブレッド
⑥中華麺つくり

この中から①、②(レモンではなくウメ)、⑥を実施。

★実習レシピ
①海水から体液に、そしてイオン飲料
    (1) 水200ccに天然塩4g、重曹3gを入れて混ぜる(現代の海水:にがり成分がはいっていないのでかなり単純な組織)
    (2) (1)から50ccとり、それに水100ccを加えて混ぜ、3倍に薄める(古代の海水、体液)
    (3) (1)から50ccとり、それに水100ccを加えて混ぜ、3倍に薄め、さらに砂糖5gを入れて混ぜる(イオン飲料)

必要な物:水 400cc、天然塩、重曹、砂糖、紙コップ(1人につき3個)、計量カップ、1グラムスプーン、かきまぜるもの

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参考として:*脱水症状の予防と手当のための水分補給飲料 [WTO勧告に経口電解質補充製剤プリントより]
1リットルの湯冷ましに大さじ2杯の砂糖もしくははちみつ(はちみつの方が好ましい)、各小さじ1/4の塩と重曹を入れる。できればオレンジジュース半カップ分か、レモンジュースを少し加える。
   
②ウメソーダ
ウメシロップを持っていき、それを水で薄めて、重曹を少しずついれて微炭酸飲料にした。ソーダはガラスのコップで作った方が炭酸がでてくるのがよくわかる。左側が重曹をいれたコップ(この写真はわかりにくかも・・・)

⑥中華麺つくり
●材料(2人前)
 中力粉100g
 こね水(塩2.5g、重曹1g、水45g)
 必要な道具:ボール、計量カップ、1グラムスプーン、かきまぜるもの、ラップ

●作り方
1.中力粉を量り、ふるっておく。
2.水に塩と重曹を入れ、よく溶かす。
3.粉に塩と重曹を溶かした水を加える。
4.よく練って混ぜる。
5.表面が滑らかになったら、ラップに包んで40分以上寝かせる。
6.麺棒で四角く薄く伸ばす。打ち粉としてコーンスターチか片栗粉を使う。
7.三つ折にたたんで、できるだけ細く切る。
8.麺を手で強くもむとちぢれ麺になる。
9.沸騰した湯に麺を入れ、5分程度茹でる。
10.流水で洗って水を切る。

5の状態でお持ち帰り。材料をあらかじめ量って持っていったので、あっという間にできました。