ドキドキの講師デビュー

「もうそろそろ準備しないと、間に合いませんからね」
「今度のお勉強会までに、台本を書いて見せてください。」
ioさん、お忙しい中ありがとうございました。

台本、台本。
自分が話をする文章を仕上げなくてはいけないんだ。
書き始めたら丸一日PCのワードと見つめあい。
わからないことはネットのウィキペディア(Wikipedia)を眺め、
読みあさる。ますます理解不能。

先方の要望は?対象者は?
頭の中を整理して文字におこすと、
だんだん形がみえてきた。
あとは自分が何を一番伝えたくて、
実習を含めどうしたら受講者さんがわかりやすく、
楽しく時間をすごせるのか、わかってくる。
つくりあげるのは自分なんだ。
あとはQさんのアドバイスを聞いて相談をする。

ここまでくればあとは実際に声を出して練習、練習。
一度だけ家族がはなしを聞いてくれた。
(そういえば、お父ちゃんに重曹の作用や使い方を、
今まできちんと説明したことはなかった。)
つたない私の話なのに、私の話はいつも上の空なのに、
レジュメをじっとみつめているお父ちゃん、
なにかいつもと違っていた・・・。

一時間はなしをするのはとても大変で、
立っているのも大変で、声も小さくなってくる。
すごく体力を消耗する。疲れる。
はなしの後半は集中力もとぎれがち。
途中も沈黙があったり、結論がしどろもどろだったり。

あ~、本番は大丈夫なのか~(>_<) 実際のところ当日のことはあまり覚えていません(―”―;)
とにかく一生懸命で。
覚えていることといえば、
前の席に座っていた、あなたとあなた。
そんなに私の顔をみつめないで~。
それから途中、沈黙しそうになって、
やばい、落ち着けって思ったこと。
顔が熱いって思ったこと。

Qさんに精油のお話と使い方の諸注意をしていただいた。
ありがとうございます。
あ~、Qさんの貴重なおはなし、
メモすればよかった。もったいない。

実習の「クリームクレンザー」の準備も、
Qさんの手際のよさに感心しきり。

「入浴剤に入ってますよ~、炭酸水素ナトリウム。」
なんて話すと、すかさず市販の小さな入浴剤の小袋を、
手品のように取り出して、参加者のみなさん前に差し出す。
思わず、「ありがとうございます。持ってきてくださったのですね~。」
って叫んでしまいました。
粒子の違う重曹もそれぞれ少しずつきれいにパッキングして、
簡単な説明も書きくわえて揃えていただいきました。
おかげで講座がメリハリのあるものになりました。

先方で準備されていた、こげたやかん、汚れたお風呂のおもちゃ。
私が話している最中にクリームクレンザーをぬりつけておいたり、
重曹水に漬けこんで半分だけみがくというすご技をくりだし。

Qさんのアシストの素晴らしさにどれほど助かったことか。
ありがとうございました。
サブのお勉強を改めてしました。

先方様とのやりとりの仕方や、実習の材料の予算の立て方、
物流への注文と、お忙しい最中、相談にのっていただいた、
Satoさんにも感謝です。
群馬のみっきーさんの講座準備も同時進行なのに。
ありがとうございました。

CPPのみなさまのおかげで、またひとつ成長しました。
ありがとうございました。
今後ともよろしくおねがいいたします。