クリームクレンザーがうまく作れないという方に

明けましておめでとうございます。
本年もみなさまどうぞ宜しくお願いいたします(^^)

さて年末の大掃除が終わっても、
テレビ局さんにはまだまだお問い合せが来ているそうです。

その中に、言われた通りの材料を探して買い、
量と作り方もきちんと守って作ってみたけれど、
うまくクリームにならないというお声が、
少数ながらあったとお聞きしました。

今日はそんなときのアドバイスです。

お買い求めの重曹は、粒の大きさや水分など、
製品によって微妙に異なっていると思いますので、
レシピの量は、おおまかな目安とお考えください。

液体石けんや自作した石けん水も同様です。
原料や水分の違いによってとろっとしていたり、
さらさらだったりすると思います。

できあがりのクリームが、
いちばん気持ちよく使いやすい状態になるよう、
何度か作って調整し、各材料ともわが家にぴったり、
というベストなバランスの量を、どうぞ見つけてください。

お作りいただいたクリームクレンザーが、
ふんわりなめらかなクリーム状にならないときには、
生地がどろどろ、しゃばしゃばで終わるパターンと、
もたっとしたままのパターンとの、
2通りの状態があると思います。

前者のパターンは、
石けんの水分量が多すぎるかもしれません。
少し石けんの量を減らしたり、量は同じで、
石けんの濃度を高くしたりしてみてください。

後者のパターンは、
もう少しビネガーの量を増やしてみてください。
石けんの水分量もやや多めがよいかもしれません。

クリームはペーストより少量で伸びがよく、液だれがなく、
広い場所や垂直な場所、でこぼこや穴があるところにも、
うすくムラなく塗りやすいので、
覚えておかれるとそのあとずっと便利な、
スタンダード・レシピのひとつだと思います。

どうしてもうまくクリームにならないときは、
そのまま重曹石けんペーストとして使っても、
じゅうぶんお掃除に役立ちます。

作り慣れ、かつ、使い慣れてくださると、
材料を吟味したり、ハーブやミネラルを追加したりして、
お掃除から美容、衛生、育児、介護まで、
ご自分なりに、いろんな場面で応用できます。

まずはぜひ、気楽に、
どんどんトライしてみてくださいね。