2007年7月13日(金)プラタナスの木陰で

昼過ぎに宅配に出た書類を追いかけて、
無理矢理夕方までに受け取ろうとした。
久々に、時間単位で荷物番号をトレースする綱渡り。

夕暮れの頃、プラタナスの並木道で、
待っていてくれた集荷トラックの運転手さんは、
とても気持ちの良い対応をしてくださった。

もう見つけてありますよ。
出荷元さんとも先ほど確認取ってあります。

見るとトラックの荷台には山のような荷物。
この中からかきわけてくださったのか、と思うと、
申し訳なさと感謝で胸がいっぱいになった。

しかもそのような余分の手間を取らせたのに、
この場で受け取れば、その荷物自体は、
出荷されなかった扱いになるという。
何度も頭を下げて受け取り、大事に持ち帰った。

毎日たくさんの荷物が全国を行き来する。
そのひとつひとつが、あのようにして、
誰かの手と汗で支えられていると思うと、
そう、玄関先に運んできてくれた配達のお兄さんにも、
もちろん、ありがとうございますと言うけれど、
会ったことのない集荷のお兄さんたちにも、
ありがとうございますと叫びたい気持ち。

重曹。
これまでに、CPPは、
ものすごくたくさんの重曹を集荷し、
配達していただいている。
みんな手で支えられている。

トレースとは、コンピュータ上の便利機能のように見えて、
本当はこの社会の、さりげなく、あたたかい縁そのものだと思う。