続きですー。
最後の住環境。
やるべき事は沢山あります。出来ることから気負わず、素早くするのがコツですね。
始めに寝室を整えます。
畳の部屋は、(古い畳の場合)天気が良く空気の良い日に畳を天日干しします。
新しい畳が入っている場合は、外してしまった方が無難です。
畳には農薬がたーっぷり染み込ませてあるので、
衣&食にどんなに気をつけてても
畳の部屋で寝ていては、症状は改善されません。
カーペットも同様に、防燃剤など薬品まみれ・・外してしまいます。
寝具は、「ハートの布団」でオーガニックコットンの物を
揃えられると安心ですが・・
なかなかそうも行かないので、
使っている布団を(品質劣化覚悟の上)お風呂で洗います。
最初は水洗い、たーっぷり水をかけて足踏みして「踏み洗い」します。
羊毛を使った敷布団なんかは、この時点でかなり凄い匂いを発してきます。
自分でするならマスクを必ずしてする、
またはCSでない人に頼むのも良いかな。
ひとしきり水洗いしたら、よく溶かした純石鹸を使って
「石鹸入り踏み洗い」をします。
とにかく踏んで踏んで踏みまくって洗うのですが・・
症状が酷い時は、フラフラしていて危ないので、、石鹸入り踏み洗いのときは転倒に注意しながらやります。
すすぎは充分の流水で、やっぱり踏み踏みしながらします。
ある程度流せたら、クエン酸をお湯で濃い目に溶いて満遍なくかけ、また踏み踏みし
石鹸分が中綿に残らないように頑張ります。
注意!
症状がきつい時は、お酢よりクエン酸の方が無難かもしれません。
軽度になれば、(ある程度)どんなお酢でも使えますが・・
重度の時は、無農薬の物以外を使うと反応する事もあります。
無農薬のお酢をリンスにジャブジャブ使うのはコスト的にちょっと非現実的ですよね。
すすげたら、水を出来るだけ踏み出したりしながら絞ります。
外に干せれば早くてよいのですが、近くの公園や街路樹や農地で農薬の散布がないか
事前に調べてから外にだします。
(公園や街路樹の散布予定は、市役所に。農地の広域共同散布は、近くのJAに問い合わせます)
交通の多い道路に面している場所や、
工場や都市部の空気が常に汚い場所では
外で干さずに、お風呂場で椅子に布団を掛けたりし、扇風機の風を当てて
出来るだけ早く乾くよう工夫して乾かします。
寝室に箪笥や家具類は絶対置かない。
ほとんどが合板で出来ているので、まず寝室から別の部屋に移し、
可能ならスチールだななどに替えていきます。
そうは言ってもなかなか出来ないぞって時は・・
大里衛生材料製造所さんのHPで、
http://www.mask.co.jp/index.html
らぎーは試したことがないのですが、揮発してくる成分を封じ込めてくれる、
高分子ペイント「セーフコート」を取り扱ってらっしゃいます。
これを試すのも手かなーと思います。
http://www.mask.co.jp/bouginmask01/kagaku/seihu01.htm
ちょっと話はそれますが、CS患者にとってマスクは命綱。
上記のHPで過敏症にお勧めのマスクを各種取り扱っておられます。
らぎーはキーメイトマスクの匂いでしんどくなってしまうので、CF25を使っています。
酷く込み合う場所や、電車バスに乗るときは、CF25を2枚重ねして
その上からキーメイトをしたりしています。
立体タイプや子供用も製造をされているので、色々試すのもたのしいです。
箪笥に防虫剤なんかを入れている場合は、即効で捨てます!
衣類も即効で外に出して、天日干し!匂いが飛ぶのに1週間以上掛かります。
芳香剤(無香でも!)合成洗剤、(シャンプー歯磨き粉も)捨てます!
プラスチック類、樹脂類は出来るだけ寝室に置かない。(出来れば家全体にも)
あーどどどーと書いて解りにくくなってしまってるかなー
タイムリミットになってきたので、続きはまた来週ー
アデュウー