娘が不意に、「アンパンマンの駄目になった顔はどこに行くの?」って
聞いてきた
幼稚園で帰りのバスを待っている間にアンパンマンを見たらしいー
駄目になった顔って、戦っている途中で汚れたり凹んだりした頭の部分ー
こうなるとアンパンマンは力が出なくなって、新しい頭に交換しないと駄目なんだー
新しい頭は、遠くから投げられて飛んでくるー
そして、駄目になった頭をポーンと何処かへ跳ね飛ばして体にくっつく
「本当ーどこに行くんだろうねー」
飛ばされたアンパンマンの頭が転がっているのを想像して、
二人で大笑いー
「ねー飛んでった顔は死んでるの?」
「うーん・・このお話の中では死は関係ないんじゃないかなー
顔は体から離れるとただのアンパンに戻っちゃうんじゃない」
「じゃー落ちてたら蟻さんが食べちゃうからーもったいなく無いね」
「うっ うん」
いろいろ考えるようになってきた娘ー
不意に投げかけられる無邪気な質問。
ちゃんと向き合っていかなきゃー
「お母さん」って難しいなー