重曹(温)水の湯たんぽ(2010.1.16)

連日の寒さから、某衣類メーカーのお安いヒートテックが、昼間、放せないのと同様、夜に湯たんぽが欠かせなくなった我が家なのでした・・・
ミニ湯たんぽなので、約600ccのお湯が入る・・・・
ふっかふかのカバーも肌触りがいいので、負担がない。
必ず、小さじ1杯ほどの重曹を入れてからお湯を注ぎ、毎晩使っている・・・
去年からもう、ずっと・・・
朝には、その湯たんぽの中の重曹(温)水を洗濯機に入れたり、凍っている日は車のガラスにかけたり、雑草の生えそうな玄関周りに撒いたり・・・・
なにせ、無駄のない一品!最後まで働くのです。

私用の湯たんぽ、1個だけは、朝お湯を出すが早いか、またすぐに熱湯を入れてソファに置かれている・・・・ハーフケットにくるりと巻かれて・・・・
朝の掃除をする時、私は窓と言う窓を開け、風通しをよくしてから始めないと気がすまない!!
だから、あまりにも強風の日はそっと拭き掃除だけになるのだけどね・・・・・(^_^;)
冷たくなった手を時々ソファの湯たんぽに暖めてもらいながら、家事を進めていくのが、この「寒」の時期前後のお約束となった・・・・
寝室は、オイルヒーターと、この湯たんぽで万全なのだ。
空気は乾かないし、ほっこりあったかいし・・・・
ハイチでは、未だに救出されず、誇りっぽく、余震に怯えながら路上で寝てる人も大勢・・・・
気持ちよく、快適に眠る・・・・たったそれだけのことが、実はものすごい贅沢なことだったのだ、と思う・・・・
そして、そのことが、どれほど次の日の人々のやる気やがんばりの支えとなるか知れない・・・・
「睡眠」が大切、と言うことは理解していたつもりでも、テレビで映る、被災した人々を見ると、改めて考えさせられる、特別なこととなる。
15年前、神戸で起こったときも、本当か、一瞬理解できずに、頭の中で理解できるまでにタイムラグがあった・・・・
ライフラインを長い間止められた人たちは、生活が本当に不便だったと考える・・
もし、重曹を知っていれば、そんな中でも少しは生活の助けになったんじゃないかと思う。
何日も経ってから、日本の緊急援助チームが日本を発ち、ようやく当該地に着くというニュース。
正直、遅すぎやしませんか?
あの神戸での体験を、活かすことの出来る国であって欲しいと思うのです。
あの時、あの瞬間、日本で起こったことを無駄にすることなく、彼の地で、活かして下さい。
私も、友人知人が被災しました。恩師も亡くなりました・・・・・
あの大変な出来事がなければ、私自身も、よその国で起こったことと、大して気にも留めずにいたかもしれません。
私の上の息子は15歳・・・・あの時、生後6ヶ月でした。
震災と同い年の息子を見るたび、そうなんだ、と・・・心で痛みを感じます。
明日は1月17日・・・・
きっと私は何を見ても、何を聞いても、それと結びつけて考えてしまうでしょう・・・
高松の次に、長くいた場所・・・それが神戸だったから・・・・