雨の恵み(2009.6.11)

昨日降り続いた雨のおかげで、ホコリもなく、とても澄んだ空気と、しっとりとした風情が梅雨の時期を体感させてくれる。
雨の足りない四国では、早々と取水制限が発動され、皆、節水を余儀なくされる。
節水ゴマをつけたり、出しっぱなしにしないよう気をつけるなんてことは、当の昔からやっているので、もう、これ以上は無理ですよ・・・・ってのが我が家です。
お風呂の水で洗濯もやり遂げ、洗い物だって食洗機で水は少なく使っている。
エコな生活・・・・というものが最初は随分と重くて、続けることができなかった。
だって、自分が主体じゃない、何かの為、誰かの為、ってのは、あまりに報われないし、楽しくもなかったから・・・
でも、重曹を知って、家の中がすっかり変わって、気がついたら何だかエコロジーってこういうことなのかも・・・・?という今の生活はとても快適。
洗剤も塩素系の漂白剤も、シャンプーもリンスも歯磨き剤も・・・・化粧水やクリームもない、そんな生活は、普通の人は耐えられないかもしれない。
でも、確実に快適なのだから仕方がない。
どれも、その代替品を私は作り出すことができるようになった。
でも、自然の理は、人がどうこう出来ることじゃない。
雨が欲しくても、降らない時は降らない。
優しく地面を潤してくれる、この水の粒を、人は作り出して満遍なく循環させる、なんてことはできはしないのだ。
循環する作業を少しでもスムーズに、循環する物質を安全なものに代える作業は、でも、出来るのだ。
少しずつ増えているジュウソイストのみんなの力は、きっと届くと思う。
大きな流れの中の一部だから・・・・