洗濯も、洗い物も、そこに付いた、何か不具合なものを目前から取り去ること。
10年以上前は、合成洗剤でそれを行っていた。
うん、なるほどね。
確かに、汚れは無くなって、シミがなくなった衣類や、食べ物の汁や油のなくなった食器がそこにあった。
でも、それを落とすのに使った石油由来の洗剤たちは、衣類に残り、息子や相方の肌を荒らし、食器の汚れを落とすとき、私の手の細胞たちもひどく痛めつけ、排水溝を通って、川の生物に迷惑をかけ、薄くなってもなお、今度は海の生物に迷惑をかけていた。
あの時まで使い続けていた洗剤たちは今はもう、分解され安全なものに変化しているのだろうか?
そうして考えると、私は随分ひどい地上の生物だったと思う。
今、あちこちでインフルエンザや新種のウィルスたちの恐怖に人類はさらされてる、とメディアで騒いでいるし、私の周囲でもネガティブな人が結構いて、「地球に人類は嫌われているから、そうして滅ぼされるのだ!そういう運命なのだ!」と、酔った勢いで絡む人もいる(笑)
そうですか?
ここを読んでくれている皆さんもそう思います?
のんちゃんはそうは思わないんだなあ・・・・それはね・・・
本当に、地球が滅ぼそうと考えるなら、別に、何もしなくても、星の寿命を待てば、全て滅びるでしょってこと・・・
これだけ、新しい種類のウィルスを産み出す地球って、ぴっちぴちに元気じゃないですか?
過去、私がやった悪行の数々も、引き受けるという、とても懐の大きなお父さんかお母さんのような存在でしょ?地球って・・・・
重曹やビネガー、石けんといったシンプルなものとお付き合いをはじめて、時々、地球とすごく仲良くなれてるような気がすることがあります。
「人類は地球に滅ぼされる運命なんだ~」
なんてのたまってる人の言う事を聞くほど、私は暇じゃないし、気持ちよく酔ってる時にはウザいので、もっと明るい話に変えてほしいものです。
人類が滅びるとしたら、人類のせいでしょ・・・
何も聞かされていない若い世代も、これから生まれるはずだった小さな命も全部、飲み込んで壊してしまうとしたら、それは人類のせいでしょ?
地球のせいにしちゃいけないと思います。
恐竜が滅んだのは、恐竜が地球の激変した環境についていけない体に進化させてしまっていたからって言われているし、そんな中、生き延びることのできる命をちゃんと用意していた地球はすごいって逆に思うのです。
絶滅危惧種のいくつかは、人類(主に文明の発達した欧米文化のもとに生きていた人たち)のせいだけど、大半は、滅びるべくして滅んでいるみたいですよね。
繁殖能力が極端に弱くて、せっかく生まれた子供をうっかり踏んで殺してしまうパンダなんかはいい例かもしれません。でも、あれは、人類のおかげで生き延びていますもんね。
こうしている間にも、刻一刻と人類は緩やかな変化をしているんでしょう。
色々な変化に耐えられる遺伝子と、文明を持っている私たちだけど、例えば、地殻変動で全部海になってしまったら、行き抜くことは難しいような気がします。
でも、そうなったところで、それは地球のせい?対応できていなかった私たちの体が耐えられなかっただけじゃないの?
ウィルスもそう・・・・例えば、人類全員にうつったとしても、必ず生き延びる、そのウィルスに強い耐性を持った人がいて、生き残ります。数は減っても、また、そこから少しずつ広がっていくのです。
本来、地球から命を分けてもらっている私たち「地球っ子」は、地球と共に生きてれば、元気で幸せに生きてイケるんじゃないかと思うのです。
今、貧困な国で、病気や食料が充分ではなくて苦しんでいる人が大勢いるけれど、あれは地球のせい?自然とかけ離れたところで動いている「文明」や「経済」が、自然の中に降りてきて、かき回しているように私には思えるのです。
誰かのせいに、何かのせいにするのはそろそろ終わりにして、じゃあ、自分はどうか?ってことを考える時期なのかもしれません。
私は、ささやかに生かしてもらっている小さな地球の一つの命なので、偉そうなことは言えません。
いずれ、私の体の質量は全て地球に戻るのです。もともと、地球から分けてもらった命と体なので・・・。
緩やかな命の遣り取りを感じながら、本当の幸せって何だろう・・・と考えてしまいます。
「今更人類は、元に戻ることなんてできはしないんだ!」って、・・ネガテイブな人たちは言うのよ・・・。
それって、誰が決めたの?価値観が変わって、今の経済ではない人間の社会が再構築されることだって充分に考えられるでしょう?
あなたたちが、戻りたくないって勝手に思っているだけで、きっと、地球や自然の大きな懐を感じることのなかった可哀想な人たちなのかもしれない。
もし再構築されることがあるなら、願わくば、もう少し今の社会よりも自然に近い社会になればいいと思う。
私たちの出す汚れも、ネガテイブな人たちも、みんな引き受けて行かしてくれているこの地球という大きな大きなゆりかごは、ちょっとやそっとじゃ、何も否定しないよ。
重曹や、石鹸、ビネガーを使っていると、地球と繋がる瞬間をしょっちゅう感じて、「いずれ滅びる」ということよりも「今日も生かされている」という喜びのほうを強く感じます。
せっかく今日も生きてるんだもの、もっともっと地球と仲良く、楽しく過ごしたいと思うのですよ。
自分にやれること、きっと周囲にいっぱいあります。
お金があっても、見つけられない人は、どこか可哀想な感じがします。
高い服や、高級な腕時計をこれ見よがしに身につけ、すごいレストランの話を延々したり、薄給の私たちを見下したりする人も中にはいるんですが・・・以前と違って、腹が立たなくなりました(笑)
そんな人ほど、ネガテイブなことをずっと話しているのですもの・・・・
私は、先週植えた種の目が出て今日は幸せ!と思えるし、洗濯物が思い通りに洗いあがっただけでもかなり幸せ度がアップするような単純な人間ですから^m^
そんな人たちは、高いものを買ったり、いつもお金のかかる生活をしていないと満足できないのでしょうね・・・・。優しい日差しと、爽やかな風、清潔でシンプルな生活と、新鮮で美味しいお野菜、ちょっぴりのこれまた新鮮なお肉とお野菜があれば、我が家じゃ超ハッピーだって言うのに・・・
我が家のハッピーの元は、みんな地球がくれたものばかり。
毎日、ありがとう、と声に出してみれば、きっとネガテイブな考えも少しはポジテイブに・・・お金の使い道も変わるんじゃないかと思うんですけどね・・・
地球の贈り物は、そして、お金だけでは買えないことが結構多い(笑)
洗濯物を乾かすのに適度なお天気や湿度ってなものはね・・・決して買えない物です。
汚れを落とすこと、その作業の裏には、やっぱり地球にべったり寄り添って、助けてもらっている私がいる。死ぬまで、そうして地球と一緒に呼吸して、面倒見てもらうのですね。
汚れたものを流せば、自分の身にかかってくる・・・ずっと、同じところを回るのだから・・・
だからできるだけ、地球の手助けをすれば、それだけきれいなものが戻ってくるのですよ。
とりあえず、楽しく生活をするための用意はできました。
キーワードは「心のもちよう」・・・あると思います!??