義父がつい最近、入院していた病院で、受精卵の取り違えによる妊娠中絶のニュース。
心の痛い記事だ。
赤ちゃんを待ち望んで待ち望んで・・・・・でも、まったく正反対の処置をしなくてはならなくなったなんて・・・・
心の傷はいかほどのものだろう。
本来は誰も悪意を持っていないのに、憎しみや悲しみが生まれてしまう。
赤ちゃんができにくい事、だから治療を受けたこと、赤ちゃんを授ける為に技術を駆使する医者・・・・どれも悪いことなんかじゃない。
ただ、ミスが起こってしまった。
私もできにくい、できても流れやすい体質で、不妊治療はしなかったけれど、流産を防ぐ為、長い入院生活を送ったことがある。
育つのかな、ダメになっちゃうのかな・・・・ずっとそんなことを考えてばかりいて、長い間凹んでばかりいた・・・・暫くはトラウマだった・・・。
安定期に入っても、動くのが怖かったりもした。
女性は20代との事・・・すぐには無理だろうけど、心の傷を癒して、立ち直って欲しいと願う。
命って、実は簡単に紡いでなんていけないんだと、生きるって事はほとんど奇跡なんだと、こういう「命」についてのニュースを目にするたびに思う。
書いてる私も、読んでる貴方も・・・・これは、そう、奇跡なんだ・・・・