今もなお・・・・(2008.3.25)

人様にとても喜ばれる贈り物がある。
贈るんではなく、実は捨てようと思ったものだったりするんだけどね。捨てようかと見た途端、ピンと来るものがあって・・・・。
幾分若いヨン様とジウ姫・・・
いくつか残ったパチンコ機のパンフレットだったりする。
ところが、どのページもどのページも、まるで写真集のような、微笑みのヨン様と泣きのジウ姫のオンパレード!
韓国のブームの火付け役とはよく言われるけど、実は私も、この冬のソナタは、第一回目の放送を見ていたクチなのだ・・・まだヨン様という名前も、メガネ男子というものも世間では認知されてなかった頃なんだけどね。
その、クサさは日本のドラマには失われたものだったので、毎週楽しみに見ていた。
当時の、某国営放送局のBS2の、海外ドラマ枠の帯は、毎日見ていたと言っても過言ではない・・・。
月曜日のERから始まって・・・・ま、そんなこんなで、いつしか相方も一緒に見とりました・・・。
中盤くらいからかな・・・世間でメチャメチャブームになり始めたのは。私は、一時ブームになりすぎて嫌気が差していたんだけど、改めて見るとやはり好きな部類に入るな、このドラマ・・・。
とにかく、風景を美しく撮っていて、何てことない街角や並木道は、カメラを通すと、ことごとく特別な場所になるんだもの・・・。
室内のシーンはいまひとつであるけれども・・・韓国っていう別の国だからさほど気にならないのも日本でのブームの要因だとは思う。
日本にもこういう美しい場所ってありそうなものなのに、いつも舞台は東京で、ビルやマンションでお話は進む・・・。
きっと、恋は日本の至るところで生まれて、育ったり壊れたり、ドラマティックに展開してるだろうに・・・。
ま、それはさて置き、営業で使って、2冊ほど余ったこのパンフレット(=写真集)、そういえば、好きな人がいたよなあ・・・と思って打診すると、「ちょーだーい!」と言う潔いお返事を頂きまして、差し上げることとなりました。
実は、パンフレットのほかに記念品があったんだけれども・・・・チョコ・・・食っちゃいました・・・ごめんなさい。
いずれにせよ、ヨン様ファンがいなくなっても、冬ソナファンと言うのはまた別で、永遠に不滅なのね。
ゴミにならずに、大切にされる、幸せなパンフレット(=写真集)は、お前達2冊なんだねえ・・しみじみ・・・。

冬ソナを(そのあまりのクサさとオーバーなリアクションに)大爆笑して見ていた私の横で、感動して涙ぐむ相方を見て・・・・・既に心の汚れている私と、純な部分を持つ相方の落差にビックリした・・・と言う思い出もあるドラマです・・・。微妙に夫婦間の温度差を感じました。