口臭予防と風邪予防のために漬け込んでいたマウスウォッシュが解禁になる。
前田京子さんの「お風呂の愉しみ」に載っているレシピを自分好みにアレンジしたもの。
このところ、どこに行ってもクーラーが効いていて、うっかりすると風邪をひきそうに何度もなった。
汗ばんだ体が冷えるせいもあるだろうけど、クーラーの中のカビのせいもあるだろう・・・時々咳き込んでしまうシーンも度々・・・・。
私の喉は、咳喘息と引き換えに、かなり高感度に体に悪いものを感じ分けられるようになっている。
吸い続けると体に明らかに悪いものたちは、すぐに教えてくれる。
そんな時、鼻をかんだり洗ったり、そして、これでうがいをしておけば、スピードを遅らせたり、ひかずに済むのだ。
それに、相方が病院から処方してもらっている薬のせいで、口臭が気になるようになったので・・・・。持病を抱えているので、お薬とはある時点からもう、何年もお友達。(その友情はあまり深めて欲しくないけどね・・・・)
それでも、少しでもいい状態が保てれば・・・と、食事や何やかや、そこそこ気をつけているおかげで、以前より数段軽いお薬に変えてもらうことに成功。
諦めてはいけないんだな・・・・と、しみじみ思う。
でも、この軽くなったお薬のおかげで、どうやら、口内環境はあまりいい状態じゃないらしい・・・・。ハミガキはきちんとしているし、磨けているのに、よく出血するし、ちょっとしたことで口が臭くなってしまうのだ・・・。
副作用の一つに、唾液の減少があって、相方はそれが出やすい体質の人だった・・・。
他の副作用は今のところ何もないので、ラッキーと言えばラッキーなんだけど・・・。
ともあれ、仕事柄、人に会うことも多いので、エチケットには気を使ってもらわなくては・・・・。
でも、あれほど化学物質がごちゃまんと入ったお口くちゅくちゅ「モン○ミン」は常用させるのには今更ちょっとばかり勇気が要る・・・・。
そこで、またまた、やっぱり・・手作りなの(笑)ね・・・・。
友人からもらった洋酒のおしゃれなビンに、乳鉢で粉にしたドライハーブを数種類入れ、それだけだと、かなり苦痛な使用感なので、シナモンやジンジャーといった、スパイス類も混ぜ合わせる。
しゃかしゃかしゃかしゃか・・・ひたすら乳鉢で混ぜあわせてからビンに投入。
ウォッカを上から入れ、数日漬け込んで出来上がったものがこれ!なのだ。
仕上げに、甘味料として、味の具合を見ながら、ハチミツを入れる。一つまみのお塩もね。これは効果云々じゃなくて、ほぼおまじない的なもの・・・かな?
以前はドライハーブを粉にしないで、そのままで漬け込み、あとで漉したりしていたのだけど、そっちのほうが面倒なので、今では「微粒粉」派(笑)に転身。
細かくした方が、エキスは早く染み出るし、放り込んで待って、漉さずにそのまま使えるのでお気に入り・・・。
手間をかけすぎず、手軽に出来ることも、ナチュラルな暮らしを長く続けるコツの一つ。
素朴なマウスウォッシュは、確かにおしゃれでもスタイリッシュでもないけれど、私にはぴったり、しっくりいい感じ・・・・。
お好みで水で薄めてガラガラうがいや、くちゅくちゅうがいをすれば、お口の中はいつもスッキリ爽快!
子供達には味がイマイチ不評だけど、大人にはばっちり!
キャップ1杯分を洗面器に入れて、足をゆすぐのにも使えるのです。
口臭だけでなく、足のニオイも効いて、ティッシュにつけて腋を拭くと、汗とニオイが一度に取れて、本当に気分が良くなります。
ナチュラルな暮らしの基本だなあ・・・・全身使えるってことは・・・。
今度は、お水で薄めて、ねねを拭くのにも使ってみようかな。
前田京子さんのレシピは、水であらかじめ薄めているので、1ヶ月くらいで使い切らなきゃいけないけれど、これは原液のままなので、半永久的に持ちます。
その都度、水で薄める手間はありますが・・・私は「その都度派」でもあるので、そちらが手間とは思わないんです。
いつもは、ハミガキも、うがいも、実用本位なマグカップ使用だけれど、涼しげな、ガラスのコップを洗面所にしつらえたくなります。