子供が小さな間は遠慮していたことがある。
例えば、ピンヒールを履くことだったり、香辛料の効いたカレーを作ることだったり・・・。
色々あるけど、アクセサリーをつけることもその一つだったりする・・・。
ネックレスやペンダントは、赤ちゃんの間は抱っこしたとき引っつかまれて、飲み込みでもされたら困るので、一切つけられないし、ピアスも同様・・・。
そんなに貴金属を持ってないし、価値も分からない私だけど、やっぱりいくつか気に入ったものを持っている。
私のブランド無知さには定評があって、もし、何かもらっても、偽者を掴ませられても、まったく分からないだろうと思う・・・。
結婚何周年目かに相方がプレゼントしてくれた、かなり名の通ったものも、実はもらってからそのブランド名を知ったくらいなので、お粗末この上ない。
(今は知ってます!どれくらい有名なのかも!・・・・ちょっとはね・・・・・・^_^;)最近思うのは、身に着けるアクセサリーだったり衣服だったり・・・・・そういったものをお手入れすることは、自分を内側から磨くことと同じだな、ってこと。
いい例が、去年・・・・目の回る忙しさで、睡眠時間も存分にとれず、身の回りどころか、普段の動きさえ取れなかった・・・。
見る見る家の中は荒れ、秩序はなくなり、争いごとが増えた・・・。
ものがしょっちゅうなくなり、その都度探しまくるので時間も無駄に使っていた・・・。
うわー、今思い出しても散々・・・・あんな時には戻りたくない・・・。
家の中が整ってる家は争いごとを知らない・・・と言う格言は本当だったと、あんなにも思い知らされたことはない!
長いこと放っておいたくすんだアクセサリーを磨きながら、幸せを感じる。
ぴかっと光ったアクセサリーたちがおのおの、決められた場所に戻り、出番を待っている・・・。
たまには着けて出よう・・・・自分の心の輝きを失わないよう、確かめながら・・・・。
着けるから慌てて磨くのではなく、常に輝きをキープしておき、さあ出番、と言うとき、本来持つべき輝きと価値をまとったそれを取り出すのだ・・・。
過不足ない様に・・・・・。
生き方も、そんな風になりたいな、と思う。
普段着でも美しく、常に自分を向上させることを忘れないように・・・・・。