2007.3 東鳴子温泉ツアー

以前から話のあった、東鳴子温泉ツアーに参加させてもらうことになった。
9時15分、東京駅の丸の内中央改札にて集合。
計9名でのリサーチ&見学&体験ツアーの始まり始まり~(♪拍手拍手~)
3/31往路
09時15分 東京駅集合
      ※丸の内中央口改札付近
09時32分 東京発
      やまびこ47号→陸羽東線
12時51分 鳴子御殿湯駅着

到着して早々、名物の美味しいおそばを頂きました!
地鶏南蛮そばと山菜そば、とろろ冷やしそば・・・等等・・・それぞれ美味しいおそばをつるつるっとね!

渓谷を見たり、車であちらこちらを案内してもらったのですが、とにかく、噂のph2という、脅威の酸性度を誇るカルデラ湖はすごいです。
生物が存在できない湖は、舐めると、舌に刺激があります。
同じように舐めてみても、分からない人もいたのですが、多分、CPPメンバーは舌が肥えているので分かると思います。
軽く観光を済ませ、それから宿泊する旅館へ・・・。

勘七旅館、というところに宿泊。
ここの温泉に関しては、泊まるし、24時間お風呂に入れるという安心感!
後でゆっくり触れますね。
とりあえず、入った順番にだだっと紹介します!

この東鳴子温泉は、色々なお湯が出ていることで有名な温泉。
とにかく種類が多い。
普通は一つの温泉場には、ほぼ同じ泉質のお湯しか出ないと思っていただけにそれはもうびっくり!
まずは、旅館大沼のお湯に・・・・2つの源泉に4種類のお湯の種類・・・・。
驚くべくは、重曹なのに、硫黄臭い!
一緒にいたお子様に熱くて、しかも、ちりちりとするので
「マグマ風呂」と呼ばれていましたが・・・・。
最初に浸かったのは、薬師千人風呂(天女大壁画を画家さんが書いてあるのでそう呼ばれています)
含芒硝・食塩重曹泉 で、色は金色~茶色、少し浮遊物があります。
でも、さすが重曹泉!
石鹸を使っても石鹸カスはできないし、温泉にありがちな、お湯の流れる跡につく、ミネラルの塊が見当たりません。
それから、のんびりハーブの香りに包まれるふかし風呂。
アロマテラピーふかし風呂(芳香浴)ってパンフレットには書いていました。
これは、うっかり寝てしまいたくなる気持ちよさです。
下を温泉の源泉が通っていて、その熱を利用しているのです。
その熱で、揮発するハーブの香りがふんわり・・・・。
程よく汗をかいたので、次は、女性専用風呂の天女風呂(ここも同じ作家さんが壁画を書いているのです!)
純重曹泉(赤湯)で、でも、見た目は最初のお風呂より濃い目の金色~茶色です。
このお湯が、重曹の合有量が多いらしくて、もう、つるっつる!
モチロン最初のお湯もすごかったんですが、こちらは更にパワーアップしている感じです。
それから貸切露天風呂「母里の湯」 へ・・・ 含芒硝・食塩重曹泉だそうで、これももちろん重曹特有のつるつるすべすべ感が楽しめます。
露天風呂っていいです!
外は冷たい風なのに、熱めのお湯に浸かったり湯船のわきで体をすずませたり・・・・その繰り返しで、ますます汗はドバドバ出ます。
そのあと、漆器作家さんのところで素晴らしい作品を見せていただき、泊まるべく勘七旅館に戻ります。

一度戻ったのですが、そのあと、「石の語り部」というイベントで、岩石好きの写真家の方のお話を聞くことに。
なんと、どぶろく特区の許可申請を受けているところへ・・・・。
どぶろくの飲める農家レストラン「土風里」(どっぷり)
その後、食事。

お腹がペコペコで、写真撮影は食事が終わってから思い出しました。
すいません。
でも、メニューは結構覚えています。
あまりの美味しさに・・・・。

蓮根の魚介類和えくずあんかけ。
山菜の春巻き揚げ
おからサラダ(劇ウマ!です。絶賛)
山菜の酢和え
白菜と山菜のあえもの
切干大根と季節の野菜と山菜の煮物
油揚げの肉じゃが風(肉のかわりに油揚げ)
菊の花と葉もの野菜のあえもの
混ぜご飯
お味噌汁
香の物

デザートは「どっぷりん」という名前のプリンです。

驚くほど、お野菜たっぷりの美味しい食事にびっくり。
動物性のものをほとんど使っていなくて、(いくつかお出汁がかつおやイリコはあったけど・・・・)外食でこんなに野菜が食べられること、あるでしょうか?
そして、この食事を更に美味しく食べられたのは当然!
どぶろく!

うまい!くどくなく、甘すぎず、むちゃくちゃウマい!
みんなかなり飲んだと思います。

料理のコツなど教えてもらってそこを後に・・・・。

そして、旅館勘七湯に帰ってから、思い出話をしながら、集まれる人で集まってちょっと一杯・・・・。

ここでなんとも、ここが震源地の地震が・・・・・・。
でも、きっと、この地震の理由はあれだよね・・・?
今回のメンバーだけが知ってる微妙な地震の理由。
でも、ナイショ!

そのあと、ここのお風呂に浸かりました。
「薬湯・不老泉」と呼ばれるここのお湯もたくさんの鉱物をを含んだ重曹泉。
フワ~ンと香る、不思議な薬のにおい。
千と千尋の神隠しの湯屋って、こんなニオイかも・・・・と思うような、少しの硫黄やなんかと、混じった不思議なにおいです。
決して嫌なにおいじゃなく、その香り自体が体を癒してくれる感じです・・・。

肌触りは、さすがに湯治に使われるだけあって、これまた質の良いお湯。
今日だけでかなりなお湯に浸かりましたが、こんなに浸かったら、体はがさがさになりそうなもんですが、全員つるっつる!ぴっかぴか!
アルコールも体の毒も引っ張り出されたのか、お風呂から上がって1時間以上たってもしっとりつるつるで、体は芯からぽっかぽか!

そして、さすがにお湯疲れで、全員爆睡!
明日はどうなりますことやら・・・。
さて、朝です!
4月1日の朝です。
世間ではエイプリルフールですが、私たちはそんなこと関係ありゃしません!
朝から風呂三昧です。
ここは、ioさんbubuさんに任せます。
のんちゃんは朝風呂には参加してません。
コーヒー入れたりちょっと湯守さんとお話したりしてました。

※湯守・・・お湯の管理をする人。この方たちがいるから、安定した質の良い温泉を楽しめるわけなのだ!
この温泉にも、近辺の温泉にもたくさんの湯守さんがいます。大沼さんたちもその肩書きを持っているそうですよ。すごくステキな仕事だって思いました。

本当に病気には良く効くそうで、肝臓・腎臓を初めとして、手術後の人や、婦人病なども、ここでゆっくり湯治して治される方も多いとか・・・・。
そりゃそうでしょうとも・・・・。
昨日、あれだけ入って、ぐっすり眠って、なんと、今日は元気一杯。
あれほど頑固な肩こりも全然平気です。
背中も肩も、嘘みたいに軽い・・・・。
内臓も快調。
食べたり飲んだりして、疲れてるかもしれないのに、全く大丈夫。

そして、美味しい朝ごはんを頂きました。
シャケ・のり・温泉卵・味噌汁・ご飯・お漬物・山菜の和え物・・・・最高の朝ごはんです。
ほとんどみんなお代わりしてました。

それから、今日のメインのioさんの重曹基礎講座。

地元の方がたくさん。
真剣に聞いてくださっていました。
なので、ioさんもノリノリで、普段なら割愛するような深い話の部分も話されていて、感慨深いものとなりました。

お昼には、重曹を使ったお料理をたくさん作ってくださいました。

天ぷらの粉に重曹を入れたら、時間が経ってもサックサク!
重曹を入れた甘辛和え物。
味噌汁・おにぎり。
重曹を使ったお饅頭屋さんの美味しい饅頭も食べました。
これは後に、皆がお土産屋さんで買うことになる饅頭です。

会合が終わると、またまた湯めぐりです。

次に行ったのは高友旅館。
最初は黒湯。
鉄分もかなり入ってるとのこと。
これもなかなか濃い、いいお湯です。
湯の花の体積されたものが積み重なっています。
色は、緑黒いって感じです。
でも、やっぱり重曹なんですよね。
つるるんお肌です。

昨日で相当に良くなっていた代謝・・・もう、一気に汗が噴出し、早々に上がる人もいます(のんちゃんです!ナメクジの気持ちが分かりました・・・・)

それから泡のたつラムネ風呂。
上に泡が浮いてもいますが、それより何より、お湯に浸かると、ずーっと泡が毛穴にまとわりついてきます。
かなり熱かったけど、さすが女性専用・・・柔らかなお湯で、結構長湯できます。
このお湯で、足浴や下半身浴をするとバッチリかもね!

ふやけた体・・・・でも、なんて気持ちがいいんでしょう!
お湯めぐりはここで終わります。

お土産など買ったりして、帰路に着くことに・・・。

4/1復路
15時07分 鳴子御殿湯発
      陸羽東線→やまびこ60号→はやて20号
18時08分 東京駅着 解散

お疲れ様でした。

内ゲバ話は、またのんちゃんブログにて・・・。
あわせてご覧ください。