Bryan Adamsを追って(3/1)

やったね!
もう、高校生の頃からずーっとファンです。
あの頃は、まだレコードが主流でした。(若ぶっても歳がバレバレですわ~^_^;)

ハスキーヴォイスと、やんちゃな少年のような彼にすっかりやられてしまったハイティーンの頃・・・。
周囲はアイドル全盛期でしたわ・・・今思えば・・・。
ここでもまたまた、独りぼっちののんちゃんだったのです・・・。
ここ、10数年、子育てやそんなものですっかり趣味とは遠ざかっていたけど・・・。
映画やコンサート、美術館にもまるっきり行けていない・・・。
オッサンになったブライアンをオバハンになった私が応援するのは当時憧れていたことだったけど、実現した今がウレシイ・・・・。
随分長い間ファンでいられるものだよね。
無論、対象が魅力的でなければ持続はありえないけどね・・・。つい最近、不意に、テレビCMの映画「守護神」のバックに流れる歌と声を小耳に挟み、間違いない!と確信し、すぐさまネットで調べると、やっぱりそうだった。

何年か前も、結構有名な俳優の出ていた映画の中の歌を作っていたことは知っていたし(買った記憶がないのにCD持ってる自分が恐い・・・・”^_^”)、彼が、ある映画監督の娘と同棲を始めた頃、初めて映画の音楽を作ったことも思い出した(「Heaven」は、円熟期に入った彼のステキなバラードだったなあ・・・あの頃一緒に聴いてくれる彼氏の一人でもいたら、もっともっとロマンチックな思い出にもなったろうに・・・・ううう・・・・・)。
キレイな彼女だったもんね~。随分年下だったけど・・・その後結婚したんだろうか・・・?
ま、そんな下世話なことはさて置いて、ちょっとした恩人でもあるのだ・・・彼は・・・・・彼のあずかり知らぬ所ではあるけれど・・・。
私は英語アレルギーで、いつも成績の足を引っ張るのはそれ・・・。
なんでこんなもの、勉強しなくちゃならないのか分からないまま、なんだかポイントを外し、散々なお点を取り、親にもよく叱られたし、先生にも「やる気あるの?」と責められた・・・。
故に、子供にありがちな、益々嫌いになっていくと言うパターンを歩み、中学2年の頃には立派な苦手科目となっていた。

そもそも、外国のポップスを聴き始めたのには理由がある。
私が中学年のときの音楽の先生は、カーペンターズやビリージョエルと言った、往年のアメリカンポップスの皆さんのアルバムを持っていて、よく聴かせてくれた・・・。
そして、その影響は大きく、私はすっかり外タレかぶれを起こして、ベストヒットUSAなどを見るようになっていった・・。
どのアーティストも英語なしでは語れないので、仕方なく読んでいるうちに、まさに「習うより慣れろ」って感じになり・・・・・。
そうなると、英語は普通の科目となり、テストでひどい点を取ることもなく(だからと言ってめちゃくちゃ良いわけではなかったけど・・・・)、アレルギー症状は治まった。

そんな時、彼の音楽をふとラジオで聴き、すっかり惹きつけられた。
まだ、全然注目されてなかった頃で、ソングライターなんかやってて、他の人の曲を書いたりしていた。
ホールアンドオーツのバックバンドもやってたかな。
そんな彼の略歴を読みながら、彼のストレートな曲を何度も聴いた。それが高校生の時。
彼の曲は私の大切な物になった。
その頃は、彼の歌詞をただただ、そのまま理解したいと思って歌詞を追っていた。
好きなものはすんなり頭に収まり、単語もどこにも逃げない。
構文も結構あるので、このあたり、フィーリングで丸暗記してしまった。(よくテストにも出ていた・・・お陰で、普通の科目から結構できるほうの科目に少しずつ変わって来ていた・・・・)
理屈抜きで、「好き」な人で、音楽で、その時から、きっと私は一生この人の音楽を好きでいるんだろうな、とその頃から漠然と思っていた。
ブライアンがいなければ、英語の成績はどこまでも低迷したまま学生時代を終えたろうし、大学生になったときに短期留学しようなんて想像もしなかったろう・・・。

その前も後も、色々な外タレの音楽を聴いたけれど、一番好きなのはやはりブライアン・アダムスだ。
ここ最近のアルバムは持ってないけれど(チェックする間もなかったしな~この間の来日公演はチケット取れなかったので行けなかったしな~)、ネットで聴けるので聴いてみた。
聴いた瞬間に、彼の世界がふわっと広がって私を包む。
少しも色褪せてなくて、相変わらず真っ直ぐロックンロールしてる彼の音を聴きながら、なぜだか涙がじわっと滲んでくる。

青春を思い出すと言うのはこういうことなのかもしれないけど、それより何より、彼が現役でばりばりやってることが、無性にうれしくて、私の心に響いた。
昔、来日するたび、コンサートに足を運んだ日々もはっきりと蘇る。
ああ、そんなに好きなものがあったんだなあ、私にも・・・。
そして、やっぱり今もこんなにも、惹かれてしまう。

http://www.myspace.com/bryanadamsmusic

切ない彼の声を聴いていると、自分の中のもやもやとした汚い部分が流れ出して、リフレッシュする感じだ。
女房役のキースも元気そうに演奏してる音が聴こえる。
日本ではメジャーにイマイチなりきれない感があるけど、なんちゅうか、そんなことはどうでもいいのだ。
私の好きなロッカーはブライアンなのだから。

時間を作ってCDショップでブライアンを探そうと思う。
ネットじゃなく、自分の手と目で・・・・レトロな感覚を味わおうと思う。

・・・でも、買い方だけは多分大人買いしちゃうんだろうな・・・・。

今度はバアサンになった私がジイサンになったブライアンを応援するのが、夢だ!
ロックンローラ、やっててよおおっ!ブライアーン!

のんちゃんはしばらく、ロックします!ya!!