乳歯、抜ける(2/28)

のんちゃんは、オーラルケアにはうるさい!
親戚に歯医者が2人もいるせいもあるし、歯医者でアルバイトがてら歯科助手の資格を取ったことにも関係するかもしれない。

我が家の上の息子が、卒業式までもうちょっと、と言うこの時期に、ようやく最後から2番目の乳歯が抜ける。

抜ける・・・と言うより、抜いてもらったの。
実は、我が家の息子達は、どちらも乳歯が自然に抜けたことがない・・・。

これも個人差、と思うのだけど、やたら丈夫なのよ・・・・・・・・。
もう、神経もなくなって色が変わって、下から永久歯が生えてきてるというのに、それでも根っこが丈夫で深く、抜けないの・・・。
前歯から始まって、ずーっと歯医者さんに抜いてもらっているわけなのだ。
もう、この数年、代わりばんこに抜歯!!!
その歯医者さんは、ここへ引っ越してきてしばらくしてからだから、下の子は多分2歳くらい、上の子は4歳くらいから、ずーっとお世話になっている。

場所は三木町の池辺にある、M歯科医院。
結構県下では有名です。
中にちらりと見えてるのが息子の「不必要に立派な乳歯!」歯の形の入れ物に入れてくれるなんて、センスある~って思いません?可愛くってスキなんです。

そこの歯医者さんにもスタッフにも
「お母さん!なに食べたんですか?お腹に赤ちゃんがいる時に・・・」
と、聞かれるほどの丈夫な歯を携えている息子達は・・・乳歯が動き出すたび受診する・・・・。

待てど暮らせど、グラグラするだけで抜けなくて、しかも今回は痛さが結構あるということで、アポも取らずにいきなり受診。

「おや、また?ですか・・・・・」
と、こちらが苦笑いする前に、向こうから明るく話し掛けてくれた。上の息子は、アゴが細くて、矯正をしなくちゃならないと言われていた。
乳幼児の検診のたび、今の主治医以外の先生にも指摘されていた・・・。
それも、永久歯が生え揃ったところで、数本抜いて適合させると言う方法でしか無理・・・と告げられていた。
それほど乳歯でピッタリな小さなアゴだった。

今通っている病院は、選びに選んだ病院だったので、その甲斐あって、何でも相談にのってくれるオープンさがあった。

「とにかく、しっかりと噛むものを食べさせてください」

それから、息子とは戦いが始まった・・・。
大好きだった柔らかくて甘いお菓子を取り上げ、断固として与えず、するめ、小魚、せんべい・・・そんな物に変えた。
シュガーコントロールは、多分、早くから始めたほうが苦労がなくて済むと、しみじみ思い知った。
息子を泣かしながら、自分も泣きそうになりながら、お菓子を取り上げたり、欲しがって駄々をこねる日々・・・・。かなりの強行手段に出ました。
それでなくても、私の実家では初孫、相方の実家でははじめての男の子の孫、ということで、甘やかされ放題、甘い物食べ放題だったんだもの・・・・。
そんなことで、虫歯のできやすい口内環境に育っていった・・・。
必死の仕上げ磨きで、何とか虫歯は免れていたけど、それでも、いつも危うかった・・・。
それを一気に断ち切るんだから、容易なことじゃない。
でも、お医者様のお墨付きを頂いたので、堂々とおやつもかなりコントロールし、本人は不満だったろうけど、なんとか数ヶ月で慣れてくれた。
それほど甘い物も欲しがらなくなり、あれば食べるけど・・・という程度になり、カミカミするものをせっせと食べてくれた。
生活習慣を変えるというのは、なまじな事じゃないんですね~あの時は本当、参りました。
知らない人だと、幼児虐待にも見えたでしょうね。

で、実は本当は検診に行かなきゃならなかったのだけど、去年の春から忙しさがマックスで、2回も飛ばしていた・・・。
半年以上も行けてなかったのよね・・・歯医者に・・・。
ダメなママです・・・。

「久し振りですね」という先生の言葉は少々耳に痛い・・・。
ホントは3ヶ月毎に行かなきゃならないのだ・・・。

おやつのお陰と、適切な口内コントロールの指導のお陰で、息子は2人とも虫歯なしで、快調。
あれほど矯正が必要と言われてた上の息子は、様子見と、仮に矯正しても下の歯だけで済みそうで、とてもウレシイ。

理由あって、検診に来れなかったけど、これからはちゃんと来るつもり。
仕上げ磨きも、先生のアドバイスでもうしばらくママが続けることになったしね・・・・(すごく嫌そうだったけどね・・・もう中学生だもんね、そりゃ嫌だよね)。

大人になるまで、虫歯も歯周病もない口腔環境を作ってあげることも親としての勤めかな、と思います。

さて、明日はするめ買ってこなきゃね!