結納の後のお食事は、先方が用意してくださった料亭の席へ・・・。
由緒ある「二蝶」へ・・・。
そうそう簡単に来れる所ではない。
高級なのはモチロン、若い人が相応の年齢の人を伴わずにちゃらちゃら行くには勿体無い場所だ。
有形文化財に指定された建物、そして屋内に飾ってある四季折々の調度品は、料理だけでなく目にも美味しい。
ライターをやり始めて、意外に早くにここに取材に来たことがあるが、あれは若すぎた、と思う。
過去、3度ほど取材をしたが、最後の取材の折よりも、今のほうがより堪能できる自分がいる。
正当な日本建築の建物と、その維持管理をすることは、そう簡単なことではないだろう。
美しく磨かれた床、手入れの行き届いた庭、それら全て人の手で大切に守り次に渡していく物なのでしょうね。
そして料理も・・・・・。
全ては紹介できないけど、その料亭ででたいくつかのお料理を紹介!ライター魂が・・・(笑)
これが、讃岐の白味噌仕立ての餡入り餅の入ったお雑煮。ここでは、大根とニンジンを別料理して、紅白のおめでた感を出してくれてます。そして、少しからし味噌が添えてあって、甘ったるくならないように慣れてない方たちへの配慮も・・・。
お餅の下にも丸く切った大根を敷いていて、お椀にお餅がくっつかないように細かな気配りをしてくれています。
このアイデアは、来年、うちのお雑煮にもいただきです!
カラスミの乗ったもち米入りのご飯。
モチモチ感とカラスミのアミノ酸系の旨みがマッチ!噛みしめると絶妙の食感と味です。バランス最高!
食べきれないほどたくさんのお料理を頂いて最後はお薄・・・。
イノシシの絵柄です(^_^)カワイイ・・・・
なんと言うのか、贅沢な時間をゆったりと素晴らしいお料理でもてなして頂きました。
仲居さんもとても良い方で、テキパキと仕事をこなしながら、実にいろいろと気配りをしてもらえました。
また、途中女将さんも挨拶に来られて、掛け軸や調度品の由来なども聞くことができて、とっても満足!
ただ、お金をかけるだけでは味わえない物を味わった・・・・そんな時間でした。
アップしてないたくさんの料理にも乾杯。
日本料理って、やっぱり最高です。
そこはかとなく、郷土料理を織り交ぜてくれている板長さんにも万歳!
美味しかったです。
ごちそうさまでした。