ちょっと凝ってることがある。
それは、インド料理。
小難しいイーストなんかを使わなくても、簡単に焼けるパンや豆料理が豊富なので、ネットや雑誌に載ってるとすかさずチェック。
スパイスの量を自分で増減できるので、好きな味付けにできる。
豆がないときは、豆腐や油揚げなんかで代用する。
でも、最後にはなんだかスパイスのおかげでインド風にちゃんとなる。
ちょっと忙しさで中断してたけど、この数週間で復活!
本も買ってみた。
自分で言うのもなんだけど、かなり腕を上げた(笑)。
最初はスパイス使いが下手で、辛かったり、
なんか間抜けな味だったりしたのだけど、これも回数こなすとだんだん慣れてくる。
我が家では合わないスパイスは排除したり、慣れてきてからもう一度使うとすんなり受け入れられたりする。
最近は、スーパーで簡単にスパイスが手に入るから恵まれてるよね。
そもそも、宗教上、ベジタリアンの多い国であるから、たんぱく質を野菜でありとあらゆる方法で取り入れる術を知っている。
我が家では、完全マクロビとか、完全ヴィーガンは存在しないけれど、その根本姿勢は生活に取り入れるべきものだと思っているから、これまた、即実践!(好っきゃな~)
例えば、皮膚疾患や、内臓疾患を患ってる人に、質問をすればいいよ、と教えてくれた友人がいた。
それは、「あなたは、大食漢か、甘いものをうんと食べるか、野菜をほとんどとらないか、どれかではありませんか?」と、言うもの。
周囲のそう思われる(何かが不健康と思われる)人たちの生活をチラ見していると、ほぼ、このどれかに当てはまっている・・・見事なまでに・・・。
その中で、一番自覚がないのが、甘いものをたくさん食べる、と言うもの。
甘いものって、普段食べてる人には、それが自分の「いつもの量」だから、よく分からない。
極端に言えば、私の100倍食べてても、本人は気付かないのではないかと思う。
うちでも、アトピーだった下の息子は、私の目を盗んでは甘いものをよく食べていた。
今は、当時の半分にも満たないくらいに減ったけど・・・すると他の相乗効果も手伝ってか、皮膚疾患もみるみる良くなっていった。
私は、食生活を変えてから、ほとんど人工的な甘いものが自主的に欲しいとは思わなくなった。
黒蜜なら大丈夫、とか、黒砂糖なら平気なんてことはないと思う。
白砂糖よりましと言うだけで、やはり、総摂取量が結構大切なんではないかな?
必要なシーンで必要な分だけ使えば、それは摂りすぎにはならないだろうけど・・・。
無論、そんな時、白砂糖より、ミネラルたっぷりのもののほうが、体の中のミネラルやビタミンを盗んではいかないとは思うけど・・・・・。
この間、旅行に行って、ジュースやアイス、そして外食をほんの2日半しただけで、体はかなり疲労した。
肌もなんとなくがさつき、消化器官の具合が、医者に行くようなほどではないけれど、明らかに不調だった。
調子が戻らないので、砂糖断食をした。(と、言っても、口にするものほとんどに入ってるので、完璧な砂糖断食にはならないけどね)
白米ではなく、完全玄米食にし、料理も例えば肉じゃがなどに砂糖は(例え黒砂糖なんかでも)加えず、飲み物も麦茶かお水のみの2日間。
すると、みるみる、お肌は潤いを取り戻し、夜もぐっすり、食欲も自然に沸いてきた。
結局のところ、ビタミン・ミネラル不足ってことだったのね・・・・・^^;
この話は、長くなるので、置いといて、と。
インド料理の成分を見ていると、今の日本人が明らかに足りてないものがたくさん含まれている。
ミネラルたっぷりの豆はその代表。
最近は、豆に水を含ませて、芽を出してから、豆つきのまま、炒めたりと言う、本場チックな料理を作るようになった。
発芽玄米と同じで、芽を少し出した豆は、驚くくらいたくさんの栄養素が増えている。
乾物の豆を戻しただけではミネラルだけなのに、こうすればビタミンも摂れる。
味噌汁に入れたり、オムレツの具にしたり・・・使い方はどうにでもできるし、モヤシを食べられる人なら問題ない。
同じ素材でも、一番効率的な方法で摂る・・・だから、インドの人たちはあの気候でも体の健康を維持できるのだと思う。
闇雲に、たくさんの栄養素を含んだ食べ物を引掻き集めてきても、私たちの体が必要とするものはほんの少し。ほとんどは使われず、体を通り過ぎるだけ。
♪それは、体も苦しかろう~♪(ゲド戦記のテルー風に)
インド料理は、スパイスで、内臓や酵素の働きを高めながら食材を取り込むのだ。
まさに、「医食同源」を日常で行っているのだ。
慣れてないと、3食インド風はモチロンきついので、2・3日に一度、一品インド風に調理してみるのがこのところのローテーション。(前は週に1回くらいだったけどね、慣れてきたんで回数も増えました!)
子供がいる人は、カレー味って人気だから、そう子供から不満も出ないだろうと思うし。
今日、家族に受けたのは、レンコンとごぼうのサブジ。
蒸し煮炒めにした汁気のないカレーみたいなもの。
根野菜って、色がイマイチなんだけど、サブジにして、鮮やかなペッパーやトマトにピーマンなんかを添えるとぐっと華やかで、味も馴染んで、子供たちも、きんぴらの時よりぱくぱくたくさん食べてくれます。
この前はかぼちゃで作ったら、1個分まるまる、あっという間に消失。
煮物の時は結構残るのにね・・・・^^;
さすが、インド・・・・歴史が深い国の食生活はアレンジ次第で、他の文化圏でもちゃんと通用し、体によく、しかも美味しいのです。
私も、もっと切磋琢磨しなくては!
ではでは、今度はレシピなど報告しまーす!