お盆の電話

友人から電話があった。

まだ幼稚園に通っている小さな娘が熱を出したんだそうだ・・・。
熱と嘔吐が主な症状、腹痛も少し・・・。
病院はお盆休み、いざとなれば救急病院へ行こうとは思うのだけど、何か方法はないかという電話。
よくよく聞くと、昨日1日、炎天下のテーマパークで遊びまくったのだそうだ。
アイスも食べて、ジュースもたくさん飲んで・・・。
ハンバーグや、普段食べないものも朝から晩までごちゃまんと食べたらしい・・・・。
当然と言えば当然^^;
いつもは自分で処方するのだけど、自分も少し体調がおかしく、子供の熱が高いので(39度3分)あせってしまったので、冷静な他人のアドバイスが聞きたいということなので、モチロン快諾。

彼女の手持ちの精油を聞き、真正ラベンダーがあることを確認。
すぐにビンを開けて、ニオイを嗅がせると、全然大丈夫と言うことだった(酸化はしていない)ので、まずは、それをリンパ節に塗ることを提案。

冷蔵庫にこんにゃくがあることも確認。
まず、2枚に薄くして、それをまた2つに切る。
1枚のこんにゃくを4つにする。
それをお鍋で10分ほど煮て、タオルにくるんでお腹にシップをしてみようと提案。
冷たくなったらシップは取り替える。モチロン食べてはだめ!毒素を吸ってるので・・・。
頭はアイス○ンと冷え○タシートで冷やしながら・・・。

ポカリを3倍に薄めて、飲ませながら、それをすること2時間。
一晩の間に、2度ほど起きておトイレで下痢気味のウンチをしっかりしたとのこと。
それからその後、すいすいと子供は眠り・・・・・具合はすっかり良くなったと、今朝、再び結果報告のうれしい電話。
おかゆの朝ごはんを食べて、疲れたの、と言ってまた寝ているけれど、昨夜の熱疲れで、既に熱は平熱、とっても顔色も良くなったそうだから一安心。
アドバイスの中で、不安事項はなく、充分効果があり、満足と言うことだったので、アドバイスをした私も胸をなでおろす。
 そうなんだよね、病院のお薬は、小さな子供の免疫力を根こそぎ奪ってしまう。
 抗生物質は、お腹の中のいい菌たちをもすっかり退治してしまうから、小さな子供たちはすぐに湿疹を出したり、下痢や便秘に苦しんでしまう・・・。
外的要因のない湿疹はほとんどが内臓の調子が悪い時できる。
一旦、ほぼ無菌状態になったお腹の中は、あっという間に悪い菌が増える。
 善玉菌は、ゆっくりとしか増えられないのに、悪玉菌はどの種類もほぼ確実に、善玉菌の数倍のスピードで増え続ける。

そして、病気になるたび、気付かないくらい少しずつ確実に、ひ弱になっていく。
感染症に向かう力を奪われてしまう・・・。
いわゆる「免疫系等の乱れ」と言うものを、体を直すべき病院でしっかりと頂いてしまうというわけだ。
 そのせいで腸が炎症をおこすことさえある位なのに、西洋医学の「日本の」お医者様は、薬を出し続ける・・・。
そうやって体が弱くなった人たちは、ますます病院に通うだろうから、商売繁盛、ますます患者の延べ人数は増えると言う筋書き・・・・。

 実はこの友人も、小さな頃から自分が薬浸けで、自分は体が弱いのだと信じて疑わなかった。
ところが、自分で料理を始めて、食養生を始めた途端、少しずつ元気になって、今や(あきらめさえしていた)子供の立派なお母さんなのだ。
そして、最近ではアロマを含む自然療法を少しずつ勉強中・・・・。

お互い情報を交換しながら、病院とできるだけ仲良くしないようにがんばっている同士なのだ。

でも、お互いに、頻繁に通う病院が一箇所ある。

それは、歯医者。

3歳までは1ヶ月おきに、小学校からは3カ月おきに。
大人は半年ごとに、検診に。

まあ、我が家と彼女の家では、こういう生活を始めてから、子供は丈夫になったし、自分達は快適だし、言うことなし。
本当にひどい時はもちろんお医者様に行くけど、年に1度くらいのものかも・・・?
それも、外科とかね・・・・。

きっと、日本人はお医者様に行き過ぎている。
落ち着いて、自分の体と相談することをすっかり忘れてしまっている。
他力本願になりすぎている。

「風邪」「疲れ」分かっているなら、対処法を覚えるべきなのだ。
自分のさじ加減を計りながら・・・。
 勉強すれば、病気って少しも恐くないし、むしろ、自分で阻止できることも分かってくる。
 運悪く負けてしまった時でさえ、最小限で食い止める方法があるのだ。
 ちなみに、主人の仕事の知り合いのお子さんで、死線をさまよったお子さんがいる。
最初は軽い風邪、やがて肺炎になって、入退院を繰り返しているうち、治り切らないその感染症は彼をすっかり弱らせて、強い抗生物質を与えられ続け、もっともっと弱くなってしまった・・・。
 その話を聞いて、私は、漢方の先生を紹介した。
その子供の場合は、一気に漢方に切り替えると、弱っていることもあって、副反応が強く出た場合、耐えられないこともあるかもしれないと言うことで、緩やかなお薬からはじめ、数ヶ月後、すっかり元気になった。
今では、空手教室に通うほど、健康で生き生きしている。
今も、漢方のお薬はずっと飲んでいるそうで、体質改善まで、もう少しとのこと。
早く丈夫になって欲しい、本当の意味でね!

大切な家族を、(例え専門職の医者であっても)他人だけに任せてはいけない、と最近特にそう思う。
言いなりっていうのは絶対によくない。
どんなにいい医師でも、家族ほどに愛情を持っているわけでもないし、見立てや対処が必ず的中するわけではない。
 
とてもいい漢方の先生だったことと、彼が漢方薬のニオイを嫌がらなかったことが、勝因だけど、なにより、その子のお母さんが、上手に頭を切り替えられたことが一番だったと思う。
今は、アロマや漢方、食養生を生活に無理ない範囲で取り入れ、予防医学に取り組んでいる。
抗生物質は、最後の切り札ということが体感的に分かってきたのだ。
もらって帰って、どうしても夜中になっても熱が引かなかったり、症状が悪くなったら・・・・・という(我が家も同じ・・・・^^;捨ててしまうこと多々あり・・・・)ことなんだけど、薬を飲ませないときのほうが、遥かに治りが確実で、後を引かないので、それ以来、病院のお薬はほとんど飲ませてないらしい・・・・。

 きっと、お母さんの愛情たっぷりの料理と適度な運動とぴったりと合った漢方で、彼の体はバリアーで守られてるんでしょうね。
少々の菌やマイナートラブルは、避けて通ると言うか・・・・・跳ね返せる力が出てきたと言うか・・・?

 そういう家庭が少しでも増えてくれるといいんだけれどね。
 このブログを、見てくれてる人、特に職業「」は、賢明になって欲しいと思う。
子供の主治医も看護婦さんも自分って、ね。

病院に通う時間があるなら、図書館で1冊からでも、そういう類の本を読んで、枝葉ではなく正しい本当の知識を手に入れよう。
宝石より、立派な家より、正しい知識は時として私たちを守る。
その「正しい知識」のガードは揺ぎ無く、どんな時も確かなものだ。
常に選択肢は自分の手の内に置いておく事が大切だと、それはほぼ、今の私の確信だ。