ばたばたとしていて・・・・・

なかなか弟と大切な話ができていなかった。

長いと思っていた入院生活だけど、もう、残すところ2週間を切っている。
母のウェイトが重すぎて、他に気が回らなかった私だけれど、ようやく、少し落ち着き始めた。
でも、事務的なことは実は以前より遥かに大変だ。

介護度認定やその他もろもろのこともあるけれど、日々変わる母の体調に合わせた医療的ケアやこちらが合わさなくてはならない雑事も含めて、本当にくるくると変わった・・・。
その都度、サインや捺印、医師や専門家、ケアマネさんとのミーティング・・・・・。

我ながら、ほとんど他人の手を借りずによくやったもんだと思う・・・・^_^;
そんなことばっかやってたから、家の中めちゃくちゃなんだけどね・・・。男はこういう時役立たず・・・・とよく世間で言われてるけど、それはあまり感じなかったなあ・・・。

実は相方は、私の介護における先輩・・・。
実父のオムツも代えたし、付き添いで夜病院にもかなり長い間、泊まったことがある・・・。
当時は私の祖父と父が亡くなってまだ日も浅く、四十九日が終わると、祖母と母が相次いで入院した・・・。
すっかり体調を崩してしまったのだ。
しかも、ナチュクリボーイズたちはまだ、ナチュクリも知らず、入園前のチビチビキッズで、まったくもって目も手も離せない状況・・・・。

正直、今回の介護・付き添い生活より大変だったと思う・・・。
義父の状態が落ち着いた途端に、胃潰瘍と十二指腸潰瘍にのんちゃんはなってしまったのだから・・・。
入院は出来ないので、毎日点滴に病院に通いました・・・。ちょびすけ2人連れて、内科に半月ほど通いましたね・・・・・。
ちょびすけたちは、待合のおじいちゃんおばあちゃんにめちゃくちゃかわいがられて、よくおやつももらっていました。
もらったらとにかく「ありがとう!」を徹底させていたので(アレルギーとか無いので断ったりしないのだ・・・)、その、「ありがとう」聞きたさに、おじいちゃんおばあちゃんは、いつもハロウィーンのごとくおやつをたっぷり子供達に下さっていた・・・・。
お手をするからおやつをもらえるワンちゃんよろしく、本当にたくさん・・・・・(今日で最後という日、待合の皆さんに、今日で最後なんですと言って回った私・・・・なんでこんなところで気を使ってるんだか・・・^_^;)

弟は、そんな時、まだ東京で独身貴族やっていて、誰の時にもタッチしてなかったんだよね・・・。
だから、今回のことでも、何が自分に出来るのか、どうすればいのかが、まるきり分からなかっただけなんだと思う。
なので、もう、これはイカンと引きずり込んだ・・・。
主導権は、そろそろ弟に返さないと、実家の切り盛りまでは私はやれないし、今回の事で延び延びになっている弟の結婚相手にも小姑はややこしい存在だと思うから・・・・。
勿論、手伝うけれど、主導権は弟が持たないとだめな時期になったんだと思う・・・。

さあ、がんばれ、弟。
乗り切れ、弟。

私のやるべきことはあらかた終わったよ。
あとは私は、ヘルパーさんでしかないんだよ。
お母さんのこれからの分岐点の重要事項はあなただ決めなくてはならないの・・・・あなたの未来の奥さんと。
決定に不服は言わないし、相談にも乗るけどね。

私もすっかり母で練習が出来た。
主人の両親に何かが起こっても、乗り切れると思う。
さあ、明日に進もうとがんばる。