母の未来を考える

何日も、何回も、家族で話し合う。
母をどうするか・・・・。
随分、リハビリで良くなりつつある母を、もう一息、よくしてあげたい。
まったく元通りが無理でも、そのラインに近づけたい。

一番最初に聞いた、最悪の状態を考えれば、随分良くなったことがうれしい。
今は嫌なことや好きなことくらいは分かるし、私や家族の判別が出来て、名前をたどたどしいけれど、危ういけれど、なんとか口に出来る。
普通食も食べられるし、とうとう、コップから(少しトロミをつければ)お茶を直接飲むことも出来る。
一人で長時間座っていられるし、手すりを持って立ったり座ったり、何度も出来る。
目は両方視力が回復したし(少し視力は落ちてるみたいだけど・・・)糖尿も、お薬と食事でコントロールでき始めた。

そんな母だけを主体にして考えると、みんなが大変になる。
でも、母を不在で考えれば、まったくもって、血の通っていないような結果になる・・・・。
極端すぎるのは良くない。
このバランスというのは、実に難しくて、どうすればいいのか迷いっぱなしだ。
すべての事情をお話して、先生と総士長さん(昔で言う婦長さんね・・・・)に相談をした。
こうできるのか、あれは可能なのか、たくさんの質問と、どうすればいいか教えてもらう。

もう、母が倒れて、気がつけば1ヶ月が過ぎていた。
早かったような、長かったような・・・・本当にへんな感覚だ・・・。
でも、最良の結果を出せそうなことになった。
http://www.osaka-nhp.jp/
ここが、母の入院している病院。

http://www.osaka-nhp.jp/rehabilitation/index.html
こっちがこれから入院するだろう病院。

というわけで、リハビリ専門の病院のベッドが空き次第、母は、そちらに入院することになった。
3ヶ月・・・・私は夜、母の付き添いをすることになった。
ちょうど、6月から・・・・だから、今年の夏は、ずっと母と一緒だ。
夜の付き添いのほかに、2日に一度お風呂に入れてくれるので、その時お手伝いをしなくてはならない。

勿論、一人でずっとは出来ないから、途中ヘルパーさんを頼む予定。
夏休みには、子供達を旅行に連れて行きたいし(上の息子は今年で小学校最後だし・・・)
色々不安はあるけれど、今やらなくて、あとで「あの時やっていてあげれば・・・・・」なんて考えたくないから・・・。

無理は承知で、やらなきゃならないこともあるのだから・・・。

そして、母をお願いしようと思っていた福祉施設からも、9月から空きがあるというお返事を頂いた。
なんて丁度なタイミング。

それから後は、そこから言語リハビリに通えばいい・・・。
3ヶ月が1クール・・・そう思って、とにかくそこをめがけて、やろうと思う。
そう、決めた今日という日を、記憶に記しておこう。