母の容態は残された機能はそれなりに、悪いところは悪いなりに安定をしてきた。
その中で、問題なのがむくみ。
いわゆる、「エコノミー症候群」と呼ばれるもので、あまり動けないものだから、足がむくみがちになる。
無論、リハビリやマッサージを行うけれど、それでも、むくみのスピードにはかなわない。
ましてや母は脳梗塞を起こす体質なのだから、また再度起こしたら、脳は本当に助からないわけだ・・・。
で、登場したのが、ハイソックス丈の、指先の開いたストッキング。
ホースの口を握ると水が勢いよく飛ぶのと、物理的には同じなのだけれど、かなりサポート力の強いものだ。
履かせるのはけっこう大変だけど、なんと、息子達も手伝ってくれて、母はそれを履かされた・・・・。
むくみ具合がかなり違うようで、これで、予防にはなる。嫌がらないので助かる。
血糖値の依然高いままの母は、当分糖尿病食を余儀なくさせられるわけだけど・・・・。
それの栄養指導教室もあって、出席しなくてはならない。
あまり、気乗りはしないけれど(カロリーとビタミンなどの話が主なのだろうから・・・)出席することに同意する。
母は、甘いものや炭水化物が好きだった。
殊に、パンは大好きなもののひとつだったけれど、それらを含めて、制限が設けられる。
ボーダーラインが出来てしまうのだ。
緩衝地帯はない・・・。
そういうものを極力摂取しない料理を私は作ることが出来るけれど、美味しくはないのだろうな。
さて、どういう教室だろう。
母が倒れたから、学ぶことも増えた。