なかなかゆっくりとは・・・

この2・3日、病院に行っても、母の横でゆっくりしている暇がない。
子供の学校の行事だったり、頼まれていたことだったり・・・・時間に追われる。
本当にごめん。

今日、病院について調べていると、「リハビリ」って、入院の理由には半年しか使えないことが分かる・・・。
この4月からそうなのだそうだ・・・。

脳梗塞患者は、8割は半年で大体おうちに戻れるそうだが、2割はそうではない・・・。
母は、この2割にどうやら当てはまりそうなのだ。

お役所って、どうして何でもこう、フラットにしちゃうんでしょうね・・・。
個人差や例外を決して認めない・・・ずるいことする人がいるから・・・という理由で・・・。
それを取り締まったり、適正に判断するのが仕事なのに・・・。

学校もそうだった、現場の声を聞かずに勝手に「ゆとり教育」なんてものを始めて、すっかり子供達の学力を低下させてしまった。
「格差」というものが好きな閣下のせいでしょうか?この間少しお話した、若いご夫婦の奥様が転院されることが決まって、家族がその支度を始めていた。

自宅がここの病院ではあまりに遠いので、地域連携で見つけてくれた、同じくらい設備の整った病院で治療を続けられるそう。
6人部屋が4人になってしまって、なんだか広くなってしまった。

患者さんの姉妹と思われる人が、てきぱきと荷物を作っていく。
彼女に顔がよく似ている。
最後に彼女は車椅子に乗せられ、下に用意された車に連れて行ってもらう。
ご主人に姉妹と思われる方に、お子さん2人に、お母さん・・・。
彼女は、恵まれた人なのだと思った。

孤独に一人で亡くなる方も、実は近所でも何件か話を聞いた。
高齢者の一人暮らしというやつだ・・・。

私も母も、彼女も、家族に囲まれている。
私たちも恵まれている。

GW、もう少しゆっくりと母の側にいよう。

でもね、ひとつだけ、威張れることがある。
どんなに時間がなくても、マッサージの時間が取れなくても、アロマだけは欠かしていない。
肩やリンパに塗るだけでも、ちゃんとやって帰る!
血糖値に効くという、ラベンダーをたっぷりと首と後頭部にすり込んで帰ってきた。

私が帰った後も、母の体をきっといたわって、守ってくれているはずだから・・・。
今も・・・・。