お帰りなさい。
時差で大変でしょう。
そう言って迎えてくれた人に、
いや、実はあまり差を感じないと答える。
相手は目をまん丸くする。
いえあの、
もともと体内時計、壊れ気味で、
時差より不規則のほうが勝っておりまして。
丸くなった目が、今度は点になる。
でもそれらしきリズムは感じるんですよ。
一番変化を感じるのはお腹のすくタイミング。
だんだん新しい時間帯に順応するのがわかります。
その他のことはどうにでもなるのに、
保守的ですね、消化器官って。
おもしろいものだなと思います。
雲上から机上へ。ずっと起きていて、
ときどき墜落するように数秒間眠る。
とりあえず、このヤマが終わったら、
きっと苦もなく眠れることだろう。
たまにはカオスも役に立つ。
と、いうことにしておこう!