これをはじめてプレゼントした時にある友人が
「あなたの石けんって、デザートソープね」
って言ってくれました。
そんなシャープな名前は照れくさくって、結局、お蔵入りなんだけど・・・。
今では、「マツモト堂の●●石けん」って呼んでもらっています。
CPP内では「のんちゃん石けん」ですね。家族のためにこそこそと作っていた私は、子供のアトピーに悩み、自分の肌荒れにも悩んでいた友人にプレゼントしてみた。
人への、手作り品(しかも生もの?)のプレゼントは大人になってからは初めてだったかもしれない・・・・。
使ってみた友人が言ってくれたのが上の言葉。
それ以来、彼女は私の石けんの愛好者。
コスメフリークで、とっても化粧品全般に厳しい彼女のお墨付きが出たことに、私がびっくり。
自分でも作れるよ、って言うのだけれど、それはどうしても嫌らしく、数ヶ月に1度、こんな感じの石けんを作って、送ってと頼まれるようになった。
彼女のおかげで、腕が上がったといっても過言ではない。
作るのは大して難しくないけれど・・・・問題なのは、マーブル模様をきれいに出すこと。
トレースがゆるすぎるとにじんでぼやけた感じになるし、固すぎると気泡が入ってしまう確率が高い。
この石けんを仕込む時だけは、コールドプロセスには珍しく、「タイミングとスピード」を心がけなくっちゃ!と思ってしまう。
幸いにも、コツをつかむのはそう難しいと「私は」思わなかったので、最初1本、ぼやけただけで、これまで失敗はない。
後は香り・・・どうしても甘い香りがイメージされてしまうので、なんだかお菓子気分で作ってしまう。
マーブルがきれいに出たときは本当にうれしい。
平たい丸い型でケーキっぽく作るのもいいし、縦長の丸い容器で、ロールケーキみたいに作ってもいい・・・・。
マーブルも、大まかな模様のこともあるし、細く細かな模様の時もある・・・今回はどうしようかと、石けんのタネを相手に話しかけてたりする・・・そんな怪しいそぶりにも家族はだいぶ慣れたようです。
効能重視で、見栄えは二の次の私も、こればっかりは、とにかく一生懸命に作ります。
サンプルを使ってくれたみんなの感想を早く聞きたいなあって思います。
ちなみに、粉ものが入っているので、髪に使うより、体や顔など、お肌に直接が一番おすすめな使い方です。