3月25日(土)始めに光あり

物事の扉を開く、ということは、
なかなか無理矢理手でこじあけてできることではない。
開くときは勝手に開く。それも、ものすごい勢いで。

そんな話をスタッフのみなさんとした。
今ちょうどそういう潮目にいますね、と。
ふだんはあれこれルーティンに取り囲まれて、
なかなかそういうオシャベリができていないこともあって、
話し出すと、そういえば、そういえばで、
アッという間に時が流れた。

コミュニケーションできることのありがたさ。
心開き合うことの偉大さ。
志を重ねることの底知れぬパワー。

そういったものを手にしているのだから、きっとできるはず。
潮目は、流れが変わる分、目印山の位置をしっかり確かめ、
進む方向を見失わぬよう、みなで力強く舵を取っていきましょう。

夜、野菜の美味しいフレンチの店に行く。
ひとつひとつの素材の味が際立ち、
とても濃厚で一皿ごとに堪能した。

今日一日のすべての出会いに、
再び、かけがえのない元気をいただいて、
今ここにある。ありがとうございます。またがんばりますね。

結局、一番救われているのは「希望」だ。
希望こそ、仮に世界が今すぐ滅びても残る、
最も原初の思念、光なのかもしれない。