3月17日(金)ドリフトしている

東京に戻る新幹線の中。
たまっている書き物や資料整理を行おうと、
この移動中たくさん持ち歩いたにもかかわらず、
眠い。パソコンのキーの上に手を置いたまま寝ている。

諦めて眠ると早いのだろうが、
今週中に連絡を取らなくてはいけないものを数え、
ときどき眠りの地平に墜落しながら端末をいじり続ける。

駅ビルの電気屋さんに寄り、小さな携帯音楽プレイヤーを買う。
実は旅行直前にいつも使っているプレイヤーが突然壊れ、
ずっと禁断症状を呈していたのだ。
帰宅後、壊れたほうを修理に出そうとオンにしてあきれる。
直っている。どういうことだろう。
あーあ、買っちゃったよ、つなぎのプレイヤー。

仕事場でブラウザを開き、しばし資料検索。
終わったので画面を閉じようとすると、
なぜか瞬時に新しいウインドウが数十個開く。
ひとつ消したと思ったら、その数倍のウインドウが開く。
なんだこれ。どこか変なキーを押しているのかと思ったが、
特にボードに異常はない。
仕方ないので、いきなりシャットダウンをかける。

なんだかオンオフに過剰なドライブがかかっている感じ。
結果として制御効いてない感じ。
たとえていうなら、土の上を歩くのではなく、
ツルツルの氷の上をすべっているような感じ。

最後はプロコフィエフを聞きながら、
落ち着いて温かいお茶を飲むことにする。
でもそこでプロコフィエフを選んでいることが、
すでに本日の不安定な感じ、リミッターのはずれた感じと、
シンクロしていると思い当たり、どうにも止まらない流れに苦笑する。

この際、頭から飛び込んで泳ぎますか。
なんの流れにせよ、
止められないならなおのこと。