生産者の吉松さんのFacebookより
「今年のイセヒカリ順調に育っています。
有機の田んぼではタイコウチの幼生、ミズカマキリも見られます。
昨年の水害のせいか、有機栽培の田んぼでも、生き物が少なくなっています。
特に、ゲンゴウロウの仲間の甲虫がすっかり少なくなっています。
周辺の田んぼでネオニコチノイドの農薬が使われるようになって、影響を受けているのかもしれません。」
ちょうど朝日新聞(7月23日夕刊)にこんなコラムが掲載されていました。
「ニネオコチノイドは、害が少ない農薬として最も使われている種類だが、
世界各地で昆虫の激減との関連が指摘されている。
ネオニコチノイドの効果は、土壌中で数年間も持続し、環境中の濃度は年々増加。
その影響は、ミミズ、ミツバチ、チョウ、淡水貝、鳥、魚など様々な生物に及んでいるという分析結果がでている。
日本はミツバチの減少との関連を認めないばかりか、食品中のクロチアニジン(ネオニコチノイド系殺虫剤)の
残留基準緩和に動いた。」
現実に生き物が少なくなっているというのに・・・