2009.7.26 地大豆湯治@鳴子温泉郷 草取り

東鳴子温泉は、地域内すべての旅館でそれぞれ成分の異なる重曹泉がわいていて、2007年4月1日に「重曹泉の郷宣言」を行いました。その時にCPPで基調講演をさせていただき、重曹が取り持つ縁で、その後も農業を通じて農作業を体験し、温泉入浴を楽しむという新しい現代版の湯治「田んぼ湯治」で収穫された「湯治米」をプラネットショップで扱わせていただいたりしました。

「田んぼ湯治」に替わり、今年から地大豆湯治@鳴子温泉郷がスタート。宮城の在来種の大豆「くるみ豆」と「じゃこう豆」を育て、収穫した大豆で味噌づくりもします。

CPPでも地大豆湯治に参加することになり、種まきと第1回草取りには行くことができなかったのですが、第2回草取りにスタッフ4人で行ってきました。

null

6月にまかれた大豆は30cmくらいに成長していましたが、雑草もほぼ同じように成長し、畑は一面緑。天気予報では曇りのはずがすごい良いお天気!こんなに汗をかくのは久しぶりというくらい汗だくになって、ひたすら草を取りました。蛙やバッタ、すごい立派なミミズなど、たくさんの生き物もこの畑なら安心して生活できますね。

null

約20名で午前中頑張った結果、大豆が並ぶ列がわかるようになり、これでまたぐ~んと成長してくれることでしょう。

さあ、草取りの後は地大豆湯治のお楽しみタイム。
作業後に配布される温泉入浴券で東鳴子温泉の宿の温泉に入浴できるのです。

早速「旅館大沼」の純重曹泉へ。赤湯とよばれる紅茶色の温泉は、肌をつるつるにしてくれて、ゆっくりお湯につかっているといつの間にか畑仕事の疲れもとれていました。自然の恵みの温泉パワーは驚くばかりです。

都会に住んでいると、清々しい空気と見渡す限りの緑だけでも十分癒されますが、土に触れ、汗をながし、温泉にはいるという地大豆湯治はリフレッシュ効果抜群でした(^^)