重曹ケーキ 

たまには重曹の話題を!

イタリアではヨーグルトのカップで計量する、ヨーグルトを使ったTorta di Yogurtというお菓子があります。
イタリアでは朝ご飯は甘いものとカフェラッテが一般的です。
マンマが毎日せっせとトルタを焼きます。

お姑さんが日本に来た時に、「なんで日本にはヨーグルトのカップがないんだ?」ととても不思議そうに、かなりしつこく質問されて返答に困った覚えがあります。
言いたかったことは、、、。「ないからないんです~!!」

しかしながら、ここに来てこのしっかりしたヨーグルトカップを見るとマンマが固執した理由もわからなくはありません。
カップは125ccの容量なので、確かに計量しやすいですね。

先日、ベーキングパウダーを使ってトルタを作ったのですが、舌になんだかケミカルな味が残り、気持ち悪かったので、今回は重曹を使ってみました。
重曹をお菓子等に使う場合には重曹の色(アルカリの黄色い色)と味(苦味)を消すために酸を加えることがあります。

今回はリンゴを使ったので、りんご酢を加えてみました!!

うまく炭酸ガスを発生させるのには、重曹1gにつき17ccの酢が必要なのですが、生地があんまり水っぽくなっても困るので少なめにしました。
ヨーグルトも入っているのでこれも炭酸ガス発生に一役買ってくれるかな?

(レシピ)

A(よく混ぜる)
卵         3個
アガベシロップ   ヨーグルトカップ 1杯 (お砂糖に替えても大丈夫)
オリーズオイル   ヨーグルトカップ 1杯
ヨーグルト     ヨーグルトカップ 1杯
りんご酢      ヨーグルトカップ 1/2杯

B (すべてふるっておく)
小麦粉       ヨーグルトカップ 5杯(375g)       
重曹        小さじ1
塩         ひとつまみ
シナモン、ナツメグ 各小さじ1

C
りんご       2個(適当に切る)
くるみ、干しぶどう ヨーグルトカップ 1/2杯

A+B+C 180℃で30~40分でできあがりです。
材料を合わせたらすぐに焼いて下さい。炭酸ガスが逃げないうちに!!

ヨーグルトカップで計量が簡単

結構きれいに膨らみます。

モンタルチーノの風景とともにBUONAPPETITO!