PHって何?(イオン編)

・・・そもそも、PHとは?

なんだか難しそうなので避けて通ろうとしましたが、
そうもいかないようなので調べてみました。

PH : 水素イオン濃度指数 → 水素のイオンの濃度の指数。

落ちついて順番に攻めていきたいと思います。

まず、・・・「イオン」とは。

話せば長くなりますが、そもそも原子のまわりには
決まった数の電子が回っています。

例えば、Na=ナトリウムだったら11個
    Cl=塩素だったら17個

簡単に絵で描くと、こうなってます。

ナトリウム原子と塩素原子%></p>
<p>惑星が太陽のまわりを回るように、電子にも決まった軌道があります。<br />軌道に入る電子の数は、一番内側が2個、その次からは8個ずつ、がお約束です。</p>
<p>ここで、・・・原子というのはいつも、</p>
<p>「一番外側の軌道をいっぱいにしたい」</p>
<p>と思ってます。</p>
<p>もう一度ナトリウムと塩素の一番外側の軌道に電子がいくつあるか見てみましょう。</p>
<p> Na=ナトリウムは 1個<br /> Cl=塩素は 7個</p>
<p>このふたつの原子が出会うと、ナトリウム君は塩素ちゃんとくっついて、<br />自分の電子をひとつプレゼントしてしまいます。<br />すると、一番外側の軌道の電子はふたりともそれぞれ8個ずつ。<br />・・・めでたし、めでたし。<br />これが塩化ナトリウム=塩ですね。</p>
<p><%image(20080709-otaku0202.JPG|260|144|塩化ナトリウム(イメージ)%></p>
<p>しかし、破局は突然訪れます。<br />ある日、水の中に放りこまれた塩化ナトリウムは、あえなく真っ二つに分かれてしまいます。<br />水の中では一緒になれない・・・それが塩化ナトリウムの定めなのです。</p>
<p>そのとき、塩素ちゃんはナトリウム君からもらった電子をひとつ持ったまま<br />どこかへ行ってしまいます。</p>
<p>電子は -(マイナス)、原子核は +(プラス)の電気を持っているので、<br />(電荷と言います)</p>
<p>電子をひとつ背負った 塩素=Cl は 塩素イオン=Cl- として、<br />電子がひとつなくなった分 +(プラス)になったナトリウム=Na は<br />ナトリウムイオン=Na+ として、<br />新しい道を歩んでいくことになるのです。</p>
<p><%image(20080709-otaku0203.JPG|319|145|ナトリウムイオンと塩素イオン(イメージ)%></p>
<p>・・・でも、一番外側の電子は8個だから幸せ♪</p>
<p><%image(20080709-otaku0204.JPG|295|132|ナトリウムイオンと塩素イオン%></p>
<p>えー、この状態が 「イオン」 ですね。</p>
<p>・・・少し脱線しているような気もしますが、<br />次回は、水のイオンとその濃度について。</p>
<p>お楽しみに。</p>
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