CSだと気付いた頃の状況を振り返って、
「随分良くなったなー」ってのんきに思っていた時期もあったけど・・
最近は・・そうじゃない。
6年前、娘は2歳。2~4歳って外でうーんと遊ばせてあげたい時期。
その時期に、私は倒れて「普通の家庭」とは全く違った生活をしていた。
洗剤の臭いで強烈な頭痛を起こすから、、毎日狂ったように同じ服を何度も何度も
重曹・純石けん・お酢で洗い、干して、、、
防虫剤を入れていた衣類は、ぜーんぶ大きなビニール袋に入れて、口をぎゅっと縛ってベランダに!
大好きだった香水も、、使っていた化粧品もぜーんぶ泣きながら捨てた。
他にも色んな事をやった。
この時期、生活環境を整える事が何よりも優先だった。
娘の為にも主人の為にも「生活」というものを
壊さないために・・
環境が少しずつ整っていっても、、簡単に外に出る事なんか出来なかった。
公園へ行きたくても、そこには合成洗剤の臭いがプンプンする人たちがいる。
ママ友を家へ招いて遊びたくても、、化粧・整髪料を付けてない人なんかいない。
ずっと家にいた。娘と二人きりで。
娘には、出来るだけの事をしてきたつもりだけど・・
出来る事が少なすぎたと、、今頃になって後悔してる。
ボールを使った運動、、ジャンプ、、走ったり、登ったり、、
当たり前の運動を「外遊び」でさせてあげられなかった。
ボールを投げる時、投げる手と同じ足が前に出る。ぎこちない・・
腕の力が足りず、登り棒に登れない。
体育の時間に辛い思いをする。
外で遊ばせてあげられていたら、こんな思いをさせずにすんだのに。
時間が許す限り、外へでようと決めた。体調は二の次・・
そうやって決めた矢先・・
無風状態で、隣は「ただの黒蟻」を殺すために薬を撒いた。
娘と外でボール遊びをする約束をしていたのに、一歩も外にでられない。
一呼吸で眩暈がして、舌が痺れて、肩の筋肉がひきつってくる。
いい加減腹が立つ!
不確実な安全基準と企業倫理と無知な人たち。
虫を殺して人間だけの綺麗な世界ができるって思ってるの?
水を汚して、地球を汚して、人間だけ綺麗な生活ができると思ってるの?
私も無知だった。病気が分からせてくれた。
けど・・もうほっといて欲しい。
娘と一緒にボールで遊びたいだけなのに、どうして叶わない・・