お仕事が始まったその2・・・(2010.9.10)

で、まあ、研修生であるのんちゃんは、病院の中のイロイロを勉強し、理解していくことのほかに・・・・・
(クラークの一番のお仕事と言っていいでしょう・・・)
診断書などを書きます。
とにかく、種類が多いのです。
保険会社の数の多さもさることながら、オプションも違うし、当然書式も・・・
入院・通院どちらがメインかとか・・・・事細かく違うのですけど、それを何とか理解しつつ、必死でこなします。
過去、幾度か病院にお世話になった際、書いてもらったけど、自分が書くとじゃ大違い!
完全電子カルテなので、かなり作業としてはラクなのかもしれませんが、それでも、どっこい、冷や汗ものです。
ライター時代に書いてたのとは、要領が違います!
また、診療科やドクターによっても大幅に違います。
一緒に3人で入ったけれど、既に、仕事の内容はそれぞれ・・・まったく違ってきています。
最初は、3人で色々な科をローテーションという話もあったのですが、とてもしばらくはそんな事、無理です。
例えば、のんちゃんは整形外科なのですが・・・
外来診察にくっついて、テンプレート入力も仕事のうちですし、のんちゃんのついているドクターの計らいで、病棟回診もちょくちょくお供します。
これは、すごく正しくて・・・・
外来や、病棟で、直接患者さんと相対するので、電子カルテだけ見てるのとは違って、何と言うのか・・・感じが分かるというか・・・・
また、典型的な病傷の流れが、何となく分かるのです。
最近では、毎日、ドクターの担当している入院患者さんのチェックもしていますが、リハビリメニューや、入院して何週間か・・・とかで、大体このあたりまで治癒しているはず、って分かるものも出てきたくらいです。
もう一息だな、この患者さん、とか、最初は辛いけど、あと1週間がんばってね、とか、心の中で思いながら、電子カルテを見つめています。
病棟に行った時、それがあの患者さんだ!と分かると、ついつい「がんばってくださいね」とか、「もう少しですね」とか、声をかけてしまうこともしばしばです。
「お大事に」の、声のトーンも違ってきます。
私は、人と触れ合うことがとても好きなんだ、と再認識しました。
この仕事は、確かに厳しい部分がありますが、心底、楽しいのです。