東京案内の一日。
浅草をゆっくり見たことがないというので、
雷門から仲見世を歩き、浅草寺にお参りする。
ご本尊が観音様だということを初めて知った。
もんじゃ焼きというものを、
一度食べてみたいというリクエスト。
さて私も知らないのだ。
どういう形状かは見たことあるけど。
そこで店の人が焼き方を教えてくれるところに入る。
鉄板に油を薄く引き、カップの中の具だけを出す。
具で土手を作ってそこに小麦粉の汁を流し込む。
軽く混ぜてキャベツがしんなりしたら、
もんじゃのせんべいを作りましょう。
え?
おせんべい?
店の人はいとも簡単に、
ぱりぱりのせんべいを作ってくれる。
でも、同じようにやっても同じにできないよ。
油のひき方が悪いんじゃなかとか、
引くタイミングがよくないとか、いや力加減だ、とか、
せんべい出来ない同士であれこれ原因の検討会。
この手遊び感覚も,
もんじゃの魅力なんだなあ。やっとわかった。
こんなもんじゃ。されどけっこう、楽しいもんじゃ。