男の人には、女の人には分からないけど、気にするべき事がある。
女の人がやたらとダイエットダイエットと言って、痩せたがるのは訳がわからない、という男の人がいるように、男の人が髪の毛の量をとても気にするのも、感覚としては分からない・・・・
我が家では、何年か前、相方のフケがひどく、皮膚科で薬をもらっていたという経緯がある・・・
当時の相方の頭皮は、穴あきチーズのようで、ところどころ角質層が剥がれていて、そこがピンク色で、痛々しかった。
実際に、沁みたり、痒かったりするのだからたまらなかっただろうと思う。
また、抜け落ちた髪の毛の毛根は力なく、髪の毛自体も細くてひょろひょろで、ひよこの羽毛のようだった。
内心、お互いに口には出さなかったけど、禿げる日は近い!・・・・と思っていた。
紆余曲折がありながら、今のナチュラルな方法に落ち着いたのだけど、頭皮は青白いまでに美しく、フケも止まり、抜け毛も止まり、年相応に少し薄くはなったかもしれないけど、ハゲにはなっていない。
ところで、身近に30代のある男性がいる。自分はイケている男だと思っていて、女性を愛称で呼んだり、いかにも女の喜びそうなセリフを吐くのだが(モチロンのんちゃんはそういうのが大嫌い!横で見ていて、喋ってるのを聞いていて、おぞ毛が立まする・・・・普通に接して欲しい・・・・^_^;)、それは、若い女性にのみ向けられ、年のいった女性には向けられない。
のんちゃんは微妙な年齢らしく、どっちに入れるべきかその人は苦慮している・・・・
日本の男性にありがちな、女性の価値を「若さ」でしか量れない悲しくも心狭い人たち、なのである。
なので、自分の見た目もとても気にしているらしい。
以前にも「着るものだけは妥協したくはないのです!」と言ってて、確かに高くてよさげな生地のスーツを着ていた。
でも、その人の前髪前線は、(そんなにしょっちゅう会う人でもないので・・・)見る都度後退しているのが分かるのである。
本人の自覚がいかほどのものかは分かりかねるけれど、明らかな後退と、髪の質の変化は、数年後の不幸な頭部を予感させるに充分なのである。
既に相当来ている40代も、その人のすぐ傍にいるけれど・・・・頭部だけで言えば、のんちゃんの目から見れば、もう、数年後には並ぶであろう・・・・どっこいな2人なのである。
自分も相方も、そんなにお高い服をばんばん買えるほどお金持ちではないので、ごくごく普通のものを着ていますが、どんなにいいものを着ても、頭のさびしいイケメンは、イケメンではいられないんじゃないかと思います。
プライド的には「男は中身!男は仕事!」と、言ってしまえるほど、確立されたものはないらしく、まだまだ外側をかなり気にしているご様子・・・・
まあ、せいぜい、残された資源を大切にしてください・・・・
合成石油系シャンプーとリンスやコンディショナーで頭皮を痛めつけ、ひ弱な髪を生やし、それがカッコイイと信じて・・・・
我が家は、泥遊びのように、ヘナを塗りっこして、白髪部分にはインデイゴを乗せ、日々ハーブで頭皮をケアし、地球の恵みをいただきながら、感謝して毎日を過ごさせてもらいます。
「そのイケメンの人のこと嫌いなの?」と、聞かれそうなので・・・
人格が言いか悪いかは、会った人によりけりでしょう・・・・でも、一般常識のないところが、多分ワタシにはかなり我慢を要する人です。
そして、商品価値のある(芸能人のような)イケメンとは、30過ぎてもやっぱりカッコイイと思うような容姿の人です。
30くらいで禿げるようでは(禿げた事によってバランスが崩れるようなことでは)、イケメンではないと思うのでした・・・本人はそうとは思っていないので、言えませんけど・・・・^_^;
相当気にしているのではないか、と想像できるので・・・イタズラに傷付けぬよう私なりに気をつけて接しています・・・・